(2)はこちら!
合体!
ポジション自体は変化していないのだが、ゼノン時の爪先になるフロントカバーの保持力などは向上している。
ボラーのドリル基部に挟まれたユニットを起こして。
マックス後部のハッチを開けて。
合体! この時ドリル表面の凸部とマックス側の凹部が一致するようドリルの向きを調整しよう。
ヴィッター合体。抜く時に力というかコツが必要だったりする。
ボラーのグリップにヴィッターの中間部と機首、マックスのメットを装着。
ボラーメットを首に乗せて。
フェイスオープン!
アックスモードにしたキャリバーを持たせて。
合体戦人パワードナイトゼノン
新世紀中学生四体が合体したアシストウェポン。力を使い果たして墜落するグリッドナイトを助けるためにフォーメーションを変更する形で登場した。
スタイリング
体形的にはあまり言うところというか変わるところはない、かな。
こちらもスタンド用のアダプターが付属する。
今回はボラー中央で蝶番が互い違いに噛み合う形状のジョイントが内蔵されているため、パワードナイトゼノンの首回転、及び変形機構を活かした前後スイングが可能になっている。
ガトリング砲門がカチカチと小刻みに回転する。一方で合体後の爪先パーツと接続されている都合上、拳は回転しない。
グリッドナイトを労うフォーメーション。
比較するとやっぱりでかいよね、ゼノン。
そして本命の合体!
まずはヴィッター脚部。ぐっと大腿部を伸ばそう。
マックス合体。
そしてボラー合体。
バックパックにマックスとフィットのメットを装着し、ボラーのシャフトを伸ばしつつクローラーを背面に。
本体根元のシャフトを縮めるとパーツが噛み合い、角度を固定できるように。
DXフルパワーグリッドマンだとヴィッター機銃で下からシャフトを支えるように固定していたが、今回はだいぶ手間が省ける形に。
同時に両肩ドリルの保持シャフトも二重関節で本体に密着させよう。
メットオン。
胸のジョイントを起こしてアックスブレードを装着展開。
左手にグリッドナイトキャリバー本体を持たせて完成!
超合体騎士フルパワーグリッドナイト
全高:62m 重量:19万t
ローグカイゼルグリッドマンをサポートすべく、グリッドナイトと新世紀中学生が即興で編み出した「新しい手段」。グリッドマンやその合体形態を模倣してきたアンチ=グリッドナイトはその戦力を知悉しているため、使いこなすことが可能となった。
グリッドナイトに合体した際に適応反応によって全体が変色し一部形状が変化している(小説版ではゴルドバーンがローグカイゼルグリッドマンを誕生させた際に用いた光の余波で三大合体形態を披露した後の〆として合体した)。
全エネルギーをグリッドナイトキャリバーに集中して放つ光線にダイナレックスのレックスロアーを重ねたフルパワーグリッドレックスロアーで、サウンドギラスのメロディックブラスター、グリッドマンUFのグリッドハイパーフィクサービームと共にマッドオリジン撃破に貢献した。
スタイリング
力強く安定したプロポーション。
グリッドナイトキャリバーは使わない時は背中のボラーグリップに通しておける。
バストアップ
ちょっとフラッシュが効きすぎた。
頭部ヘルメットの形状が臥薪嘗胆怪獣アンチのそれを意識した形状なのが心憎い。
ドリル根元のアームを調整して首を左右に回転。
腕部可動についてはマックスグリッドナイトの項にて。今回になってなんかようやくマックスのアールでボラーのクローラーを回避できるデザインの恩恵を素直に受けられるようになった気がする。
開脚。さすがに上体が重いので、つるつるした床面等だとある程度開脚したらそのまま股裂き状態になってしまう。
今回は完成品玩具として恐らく初めてヴィッターレッグの膝が曲がる仕様に。
先述した通り、可動ハンドは掌のピンをキャリバーの柄に差し込めるので保持が楽になっている。指そのものの保持力もDXよりかなり上がってるんだけどね。
遠近両面で敵を砕け!
比較
今回は全長が210mmから240mmにサイズアップしており、THE合体ダイナゼノンやそれをベースとしたローグカイゼルグリッドマンと並び立てるようになっている。
中の人のサイズが違うので互換性はない。
というわけでダイナゼノン。頭頂高で見るならまだダイナゼノンの方がわずかに大きい。
フルパワーグリッドレックスロアー! 乗せられる足場とかないしこの時多分ナイトくんたちが縮んでたよね。
その他比較
感覚的に近いのはこの辺かなと思ったんだけど、設定上フルパワーグリッドナイトが62m、キングオージャーZEROは48mなんだよな……
アクション用ボディ
グリッドナイトの代わりに合体に組み込めるフレームボディが付属。
フルパワーグリッドナイト(アクション用ボディ)
脚の付け根とかの色数がちょっと減ったかな、くらいのフルパワー。
ガシガシ動かせるうえに腰の回転もわずかながら可能、というのが利点。
そしてグリッドナイトとフルパワーグリッドナイトの並び立ちも可能になる。分身はこうやるんだ!
さらなるコンビネーション
来い、ゴルドバーン!
というわけでTHE合体グリッドナイトの相方であるビッグじゃない方のゴルドバーンを連れてきて。
アックスブレードを外した胸部装甲を左右にスライドオープンするとコネクタが露出する。
そこにグリッドバーンナイトの要領でゴルドバーンの胴体を装着し、ヘルメットを交換して……
フルパワーグリッドナイト ゴルドコンバイン
おまけギミックとして用意されたゴルドバーンとの合体形態。
グリッドナイトキャリバーはアックスブレードを戻したものを保持する。
あくまでおまけ仕様だからかボラーのメットは潔く余るのだが、勿体ないのでドリルの基部からパワード(ナイト)ゼノン用のジョイントを引っ張り出してくっつけておく。
二軸あるジョイントの一軸しか使っていないので何かの衝撃で破損する可能性もあるから自己責任でね!
ゴルドバーンの羽が稼動するので干渉を避けることが可能。
さらに装備
可動ハンドはダイナミックキャノンを保持可能。これ自体は映画で見せたTHE合体フルパワーグリッドマンとカイゼルグリッドナイトの武器交換シーン再現ギミックの副産物。
……となると、THE合体フルパワーグリッドマンもゴルドコンバイン出来るだろうか。
というわけでフルパワーグリッドナイトでした!
フルパワーグリッドマンのリニューアル、に先駆けて出てしまったバリエーション商品ですが、映画での合体はファンとしては嬉しいものがありましたし商品化も期待されていたので、順当と言えば順当なリリースだったと思います。
商品としても、DXフルパワーグリッドマンの時点では「フィギュア屋さんが古き良きロボット玩具を頑張って目指した」という意義はさておき動かしにくかったり繊細だったりする側面もあったんですが、今回はそのほとんど全てを解消しており、これまでのTHE合体シリーズで培ってきたノウハウの集大成と言っていいほどに扱いやすいです。
贅沢を言うならパワードゼノンのアクション性能辺りは改善の余地がまだありそうですが元々の形状が形状ですし……
何はともあれこのクオリティならTHE合体版フルパワーグリッドマンも安心して遊べそうです。
ちなみにオフィシャルで互換性はないと注意書きもされているグリッドナイトですが、一応物理的にダイナゼノンと合体させられなくはないです。
ただ「ダイナダイバーの固定用スプリングシャフトに常に負荷がかかる」「グリッドナイトの腕をやや広げないとダイナストライカーに収まらないしそれでもギリギリなので、ダイナミックキャノンの二点保持が出来ない」などの問題があるので本当に「互換性はない(破損の恐れがある)」と捉えておくのが吉ですね。
今回のグリッドナイトに対応しつつサイズは据え置きで指と股関節が良く動くダイナゼノンが出るのが一番いいのかな……などと思ったりもして。