〇キャラクター解説
「ふむ、肩こり治った」
オプティマス同様にG1メガトロン本人(から分岐した存在?)とされている元・ディセプティコン破壊大帝。かつての戦いでドロシー”ドット”・マルトと出会い考えを改めてディセプティコンを脱退。現在はオプティマス同様にGHOSTで働いており、オプティマスのことを強く信頼している。
ドットとはしばらくサイバーストライクというチームを組んでいたらしく、「空に恐怖を 地上に誇りを」が二人の合言葉。
経緯が経緯だけにディセプティコン残党からは畏怖されたり恨まれたりしており、当人も現状に思うところがないでもないが、居場所がある事には安らぎを覚えているようでドットへの接し方は割と好々爺っぽくなっている他、バンブルビーから部下の教育について相談されるなどGHOST内では溶け込んでいる模様。
ところで2話の説明から推測するとアーススパークの年代設定ってG1映像化作品としては空白期にあたる1999~2000年前後っぽいんだけど、やりようによってはメガトロンがディセプティコンに復帰して2005年のユニクロン戦争に繋げられなくもないな……なんて思ってしまったりも。
CVは千葉繁氏。ビーストメガトロンでお馴染みだが、本作では現在の所比較的真面目。
ビークルモード
ティルトローター機にトランスフォーム! プロペラは回転するが基部を上向きにすることはできない。
機体の真下には3mm穴がないのでクリップで支えるか、ローター後部のユニットの3mm穴を使って空中展示しよう。
トランスフォーム!
ローター後部のユニットを左右とも外し、腰のパネルを開く。
脚部を展開。
脇腹のロックを外してサイドアーマーに。
主翼ブームのロックを外して腕を伸ばし、上腕を肩ブロックに再接続。
肩を開いて腰を押し込むと頭部が出現。ここ、ビークルモードにするときは首を真っ直ぐにしておかないと引っかかって難儀するので(購入個体がそれだったので指を突っ込んで数分間格闘した)注意。
左右のユニットを組み立てた融合カノンを装着して変形完了!
ロボットモード
ティルトローター機から変身こそするし肩はゴツめだが、一方で脚部デザインにはワルサーから変形していたG1メガトロンの面影を残している。
バストアップ
どことなく朗らか。
そう言えばデラックスクラスもスパっとチェンジも胸のキャノピーがダミーパーツなんだよな、と思ったら劇中でもキャノピーが背中に引っ込んでお腹から同形状のパーツせり出す謎変形をしていた。
襟がある分オプティマスよりは首可動に制限がかかる。
腕の可動も肩の上下スイングの先に前後回転軸がある、肩の入ったアクションはさせやすいが癖のある構造。肘がボールジョイントなので曲げるのとロール可動を両立させている。手首の可動はなし。
足首の接地性は控えめ。
それ以外の可動は優秀なのでこちらも片膝を付ける。
融合カノン砲
G1メガトロンの融合カノン砲がワルサーのスコープパーツだったことを意識してか、後端部が円柱形状なのが特徴。
腰後ろに3mm穴があるのでこちらも空中展示可能。
融合カノン砲で薙ぎ払え!
肩に乗せられるドットさんが欲しい。
アクション!
今回のオプティマスとメガトロンは協力して戦うぞ!
というわけでオプティマス&メガトロンでした!
ジェネレーションズ系に比べるとシンプルな作りなので悪く言えば可動もギミックも「それなり」なのですが、その分扱いやすく初心者にも勧めやすいアイテムになっていますね。
サイズも手ごろなのですがオプティマス・メガトロンはヴォイジャークラス以上であることが多く、他キャラと並べると劇中の対比にならない……というのがしいて言えば難点でしょうか。日本独自の大型商品なんかも期待したいところです。