今日のといず・くろすおーばーは!
スタジオシリーズより実写TF第一作の陸戦班、SS-12ブロウルをご紹介!
自称デバステーター。
〇解説
キャラクター解説はこちらを参照。
2018年7月21日発売。同時発売物は「SS-09オートボットジャズ」「SS-10ロックダウン」「SS-11メガトロン」等。
劇場登場TFのロボットモードの比率を揃える、というスタジオシリーズのコンセプトに則り、当時品のデラックスクラスからボイジャークラスへとサイズアップしている。
ビークルモード
副砲&ミサイルランチャーが増設されたM1エイブラムス戦車マインプラウにトランスフォーム!
コロ走行が可能だが、主砲塔は回転したり仰角をつけたりはできない。
砲塔天面に5mm穴があるため、ロボットモードの装備をアームズアップ。
ロボットモードの空中展示に使うための3mm穴も砲塔天面にあったりする。
トランスフォーム!
クローラーカバーを後方へ折りたたむ。その途中で二つ折りにもする。
後部を分割。両足の裏を接続していた妙に存在感のあるジョイントを畳み、クローラー外装部を踵にセット。
脚部を90度ロールさせて爪先を下に向け、砲塔の本体部を左右に分割。装甲板を折りたたむ。
車体を立てて底面から頭部ユニットを起こし、マインプラウを下ろして残るフロントの装甲を折り込む。
砲塔を180度回転。角度をつけたクローラーに肩関節を差し込む。
副砲を180度回転、ミサイルポッドを基部ごと左右に展開して背中に密着させる。
頭部を起こし、両脇の装甲を開き、クローラーを軽くV字に角度をつけて接続。
マインプラウのバーを支える補助シャフトを起こして変形完了!
ロボットモード
肩こんなだったっけ……と思ったら劇中だと確かにこんな感じだった独特のプロポーションをしっかり再現。
一見華奢な肩だた手触りはかなりしっかりしている。
頭部アップ
首は左右に回転可能。
肩は上下スイング軸の先に前後回転軸がついているタイプ。肩の入ったポーズはできるが「YMCAのY」が出来ない。
二の腕ロールから先は標準的な可動構造、かと思ったら変形の都合で肘に前後だけじゃなく左右スイング関節も備えられていたりする。
一方で手首の回転はない。手は5mm穴となっているので各種TFの武器を持たせられる。
腰は回転せず足首のスイングもないが、足裏の面積が広めなのでキックポーズなんかは可能。
武器
前腕外側の5mm穴に装着! 右腕にはバルカン型。
左腕にはクローと小型ガトリングガンのついたものを装着。左右入れ替えも可能。
左腕用武器の小型ガトリングガンはさらにクローから分離可能。ここも5mm軸接続なので、手に持たせたりガトリングガンだけ前腕に装着したりできる。
比較
ビークルモードではそこまでサイズ差を感じないが、ロボットモードだと体格差というか体形解釈の違いが如実に出る。
’07年当時品のMD-03はまだ実写TFのスタイリングをどう再現するか手探りだった印象が強い一方、両腕の武器を取り外すことなく変形できたり主砲を持て余していなかったりと、玩具として見るならSS版より個人的には好み。
一方、クローラーや副砲、脚部のレイアウトなど似通った部分もあって、見比べるとそれだけで楽しかったりも。
背中の副砲天面の他、腰後ろに3mm穴があるのでロボットモードなら空中展示も可能。劇中では見せなかったブロウルキックだ!
腕はガワが重なったような構造なのだが、これはこれでシールドっぽい。
トイズキャビン1/64中古車販売店。四回回してもプレハブが出てこなかった……
というわけでSS版ブロウルでした!
当時品は体格ががっしりした解釈の玩具が多かった実写版ブロウルも、SS版ではしっかりと体形を再現してくれており、映画での活躍を強く想起させてくれます。
スタジオシリーズ初期のものなので足首可動など今の視点だと物足りない面もありますが、剛性の高い手触りなのでガシガシアクションさせ甲斐がありますね。