今日のといず・くろすおーばーは!
ヘッドマスターになって復活したパワードマスター! トランスフォーマーレジェンズよりLG-EXビッグパワードをご紹介!
Z(ゾーン)モードにトランスフォームだ!
〇玩具解説
2018年10月10日~10月29日受注、2019年3月30日発送のタカラトミーモール限定品。ダイアトラス・ソニックボンバー・ロードファイヤーの三体セット。
いずれもトランスフォーマーレジェンズ(海外展開におけるタイタンズリターン期)商品の仕様変更品となっており、ヘッドマスターへとリメイクしつつも当時の三大パワードマスターに近づけている。
また「LG65ターゲットマスターツインツイスト」「LG66ターゲットマスタートップスピン」とさらに合体することも可能。
付属の取扱説明書収録のコミックにより、彼ら三人が元デストロンの「パワードロン」であり宇宙開拓を主任務としていたが、そこで見つけた惑星がメガトロンの野望のために資源を搾取されたことに反発し、サイバトロンへと寝返ったという過去が描かれている。
また、元々のボディはバイオレンジャイガー(トランスフォーマーZにおける新破壊大帝)に奪われてしまっており、今回の姿はヘッドマスターとして新たなボディで復活した設定となっている。
〇キャラクター解説・ダイアトラス
児童誌及びOVAで展開していた「トランスフォーマーZ」におけるサイバトロン軍総司令官。デストロン九大魔将軍に襲撃されたフェミニア星の爆発に巻き込まれたビクトリーセイバーから後任を託された「大地の英雄」であり、パワードエンジンを備えたパワードマスターの一人。
弱者を守り抜く真面目な性格だが、一方でデストロンに対しては一切の情け容赦のない猛攻を加えることで有名になっている。この理由については上記の通り、説明書収録のコミックにて理由付けがなされた。
ジェットモード・タンクモード・ゾーンモードに変形。今回の玩具には付属しないが、マイクロTFのスピーダーを息子に持つ。
OVA版のCVは屋良有作氏。
ヘッドマスター
タイタンマスター規格のヘッドマスター。本商品ではこちらがダイアトラス本人という設定。
トランステクター・シャトルモード
ドリル付きのスペースシャトル。実はオーバーロードの仕様変更品で、流用元が元だけに、元玩具に比べると上下の一体感は薄い。
コックピットにヘッドマスターをライドオン!
そしてトランスフォーム
主翼は一旦外した方が早い。
タンクモード
主翼と尾翼を畳み、アームキャノン(?)を前方に突き出した陸戦形態。
ドリルは押し込むと引っ込み、スプリングで戻ってくる仕組み。
主翼上面にはタイタンマスターを立たせられるピンがある。ゾーンモードで活用しよう。
トランスフォーム!
そして人型へ。武器の他に主翼も一度外す。
変形機構は基本的に流用元のオーバーロードのそれを踏襲しているのだが、機体の上下を繋ぐためにチェーン状のフレームが設けられているのが独特。
フレームを上半身に押し込んでロック。
腕を伸ばし、主翼をバックパックに再接続。そしてヘッドオン!
ヘッドギアを閉じて完成!
ロボットモード
雰囲気は掴んでいるが、脹脛がスカスカなのがちょっと気になるロボットモード。
さらに言えばチェーン背骨フレームのおかげで腰のあたりが何だかぐらつく……
こうして見ると膝や爪先などはそのままだが上半身はかなり別物。
首は土台から回転する。
上腕にロール軸あり。肘は90度曲がる。手首は回転しない。
肩は腕側・胴側それぞれに開く関節がある。
変形の都合で膝は正座できるくらい深く曲がるが、脚そのものを90度上げることが出来なかったりする。足首は内側スイングが可能。
マグナショット
主武装であるレーダー付きビームライフル。轟く龍のごとき一撃で貫け!
リフレックシールド/ゾーンパワードカッター
主翼を組み合わせれば必殺のカッターとなるが、手に持たせることが出来ないので前腕のピンに差し込んで保持することになる。
ゾーンモード
流用元がオーバーロードなので基地形態も三体の中では最もしっかり決まる。
とは言え主翼タラップにはこれといった連結ギミックはなかったりする。
ソニックボンバー
ダイアトラスの相棒たる「風の戦士」。ジェット機に変形し、異名の通りのスピーディーな空中戦を得意とする。OVAではダイアトラスを上に乗せて飛ぶだけの馬力を見せた。
自惚れが強い性格。OVAでのCVは塩沢兼人氏。
ヘッドマスター
どのヘッドマスターも背中のフェイス以外は流用元TFに付属しているヘッドマスターの流用なので、この状態だとキャラクターイメージと必ずしも一致していない感じ。
トランステクター
特徴的なカーブを描いた主翼やカナード翼付きの機首など、特徴を捉えているジェットモード。LG52ターゲットマスターミスファイアーの仕様変更品だが新規パーツの割合がかなり大きい。
ライドオン。この角度だと映っていないがヘッドマスターは膝を曲げて下腿を下ろすように着座するスタイルで、コンソールの造形が凝っていたりする。
後部の3mm穴はロボットモードと共用で空中展示が可能。
機首には収納式のランディングギアを備えているが、後部が狭い板状のパーツで接地しているのであまり安定しなかったり。
トランスフォーム!
武器を外してヘッドマスターを下ろそう。
旧玩具では機首が真っ二つに割れて両腕になるのだが、レジェンズ版は機体両サイドからクランク関節を起こして肩の位置を変更する。
主翼が爪先になる仕組みも全く異なる。
主翼を起こした後部パーツを左右それぞれ180度反転し、腰フレームを畳んで拳を出して。
ヘッドオン!
ロボットモード
エアーボットのような背中の機首こそ異なるが、後は結構イメージを掴んでいるプロポーション。
こちらはデラックスクラスなので首の可動はヘッドマスターの頭部ボールジョイントに依存する。
上腕ロールから下は標準的な可動だが、肩関節は胴体側に上下スイング、腕側に軸回転可動が仕込まれているタイプなので動きに癖がある。
腰は回転。
脚部の可動も標準的だが、足首の内側スイング機構はあまり動かなかったりする。
バルカンショット
外観は何の変哲もないビーム銃。多分連射性能に優れる。
ゾーンモード
元々基地モード変形機能を持たないミスファイアーを設計母体としているのでかなり強引な見立てを行っている……が、元々がうつ伏せになって手足をタワーに見立てて背中のスロープからマイクロTFを発進させる、みたいな強引な形態だったので、割と似たり寄ったりかも知れない。