今日のといず・くろすおーばーは!
レガシーにて復活! トランスフォーマーレガシーよりTL-19スタースクリーム(アルマダユニバース)をご紹介!
マイ伝スタスク二度目のリメイク!
○玩具解説
キャラクター解説はこちらから。
2023年2月25日発売。同時発売物は「TL-17クランクケース」「TL-18スカルグリン」「TL-20プレダコンインフェルノ」等。
今回はボイジャークラスとなっており、クリア成型ではなくウイングブレードと簡易版スターセイバーが付属する。
ビークルモード
腕部以外のレイアウトはジェネレーションズ型との共通点が多い。
そもそも地球製ビークルをスキャンした設定の割に変形ありきのデザインをしたオリジナルの戦闘機になっているので、あまり変えようがない……
機体底面には3mm穴があるため空中展示が可能だが、ジェネレーションズ型にはあったランディングギアは今回省略されてしまった。
ビークルモードでナル光線キャノン展開。
ウイングブレードとスターセイバーを主翼に懸架。こういう武器じゃなかっただろウイングブレード。
トランスフォーム!
起こした腕を内側に寄せる。
機体後部は左右エンジンを上下互い違いのパーツで接合して固定しており、このパーツはロボットモードではふくらはぎカバーとなる。
後はもう見たまま。
ロボットモード
まずはマイクロン伝説劇中準拠版。背中の赤い板パーツはこの状態でジョイント固定されるようになっている。
ナル光線キャノンブロックを後ろに倒して首回りをスッキリさせた状態。ロボットモードで箱に仕舞う時はこっちの方が便利。
比較
開閉するカバーパーツが設けられたことにより手足のスカスカ感が解消されている。
フェイスアップ
かなり首を上に向けられる。
ジェネレーションズ型と異なり肩の上下スイング軸が腕側にあるので、肩の入ったポーズにはさせづらいが癖のない可動となっている。
変形時の上腕のスライド・90度回転部分のロックが弱くてグラつきがち。
腰には回転軸があるのだが、機首が邪魔なのであまり回せない。
股関節は180度開脚も可能だが、接地性はこの程度。
片膝立ちは綺麗に決まる。
なお、変形用を兼ねる大腿ロール関節は固定が甘くて回している内にとれてしまうことも多い……
腰後ろにはビークルモードとは違う3mm穴があり、市販スタンドで空中展示可能。
二刀流!
ウイングブレード
原典では左主翼が分離、展開して片刃剣になっていたのだが、レガシー版では非変形のブレードが付属。
……せめてこれがもう一振り付属して、主翼に横向きに付けられれば……
スターセイバー
マッハ・ジェッター・シャトラーのマイクロン三体が合体することで完成する宇宙最強の剣……を簡易造形でひと振りの剣にしたもの。ワンパーツ構成で、ディテールも思ったよりしっかりしているのだが……ボーナスアイテムの域を出ない感じが。
グリッドを取り付けられるマイクロンジョイントはないがエボリューション!
ナル光線キャノン!
砲口は5mm穴となっているので、やっとシージ系エフェクトの出番!
エアディフェンスマイクロン
当時品のスターセイバーを装備。ジェネレーションズ型だとややオーバースケールで、あれもあれで味はあったがこっちもバランスは申し分ない。
手首の回転がないのが惜しまれるが、上腕の保持力が弱めなので角度によっては何にせよ腕が下がってしまったりも……
やっぱりグリッドが欲しい。
というわけでアルマダスタースクリームでした!
ブレードの仕様については承知していましたし、当時品のスターセイバーがあるのでそこまで気には……うーん。原典通りのウイングブレードをアップグレードさせたものが欲しかったのですが、意外とそこはオミットされがちですね。
ジェネレーションズ型にあったマイクロンジョイントも廃止されていたり、品質面では上腕と大腿が緩かったり外れやすかったりと、目立った不満点が少なくないというのはちょっと残念です。
一方でシンプルに「かっこいい」という点では申し分なく、サイズ・価格帯の上昇もあってジェネレーションズ型の不満が解消されている点も見逃せません。
今後アルマダ系TFのリメイクが進んでいくことへの期待が持てる一品だと思います。