今日のといず・くろすおーばーは!
CYBERTRONユニバースよりの使者! トランスフォーマーレガシーよりTL-14メトロプレックスをご紹介!
「安全第一、三唱!!」
○解説
キャラクター解説はこちらを参照。
2022年12月29日発売。WFCトリロジーの続きである「レガシー」はキングダムから引き続いてクラシックス系、ビースト系のリメイクを行う他、プライムやアルマダ(マイクロン伝説)など他ユニバースのキャラのリメイクも進めていく方針となっており、本商品もその一つ。「CYBERTRON UNIVERSE」からやってきたメトロプレックス、ということでメガロコンボイその人ということになる(TRANSFORMERS CYBERTRONとギャラクシーフォースは厳密には微妙に違うと言えば違うのだが)。
年末恒例のタイタンクラスで、Hasbloクラウドファンディング・ビクトリーセイバーの到着もほぼ同日(28日発送開始)となっている。
ビークルモード
バケットホイールエクスカベータ―搭載の複合重機にトランスフォーム!
転がし走行が可能。塊感がすごい。
比較
当時品のGC-23巨神司令官メガロコンボイや、手近にあったデラックスクラスのガードシェルと。
こうして見るとGC-23と違ってコックピット(頭部)が上部にないのと、前腕クローラーの向きが180度違うのが目立つ差異か。
脚部をロックする胸部パーツやバケットホイールエクスカベータ中心部などのスペースにマイクロンを置いておける。逆に、GC-23にあったホリブル専用ジョイントは存在しない。
後部のディスクホイールが回転し、前部のショベルアームは二ヶ所の可動軸でスイングする他、付け根でも左右にある程度スイング可能。
ただディスクホイール基部のスイングはせず、肩が干渉してバケットホイールを振る角度も限られている。
前部のドーザーバケットは上にスイングし、開いて土砂を下ろすギミックを搭載。
トランスフォーム!
ショベルアームとバケットホイールの前後を外す。
ロックパーツを外し、スタンドアップ!
足裏のクローラーをたたんで。
肩基部を前方に反転することで、肩軸の位置を調整。
ロックパーツを下ろす。
頭部・胸部パーツを起こし、180度回転で前方に向ける。
腕にアームを装着!
ワークモード
なぜか説明書の表紙になっている中間形態。
GC-23の場合は中型ロボットモードという扱いだったが、TL-14では人型から外れた形状になっている。
比較すると大型ロボットモードに比べて下半身のみ前後逆になっているGC-23と異なり、TL-14は上半身も反転している(腕の左右が反転している)のが分かる。
腕の保持力は高いが、アームが重くて両腕を前に出すと転びがち。
肩上にはマイクロンジョイントらしきものが。砲塔もそれっぽいがこちらはマイクロン接続不可。
基本的な可動はこの形態でも充分可能。
まだこれでもタイタンクラスと伍する背丈ではない。
そしてさらなるトランスフォーム!
アームを外して。
足をぐいっと伸ばす。
ロックパーツを外して肩軸の位置を再調整。
胸パーツから鳩尾部分を出して、下ろして収める。
前腕を開いてハンド部を展開。
頭部のカバーを開いて後ろに回し、頭部そのものも反転。
アームを繋いでメガロアックスを形成、背中にセットして完成!
ロボットモード
でかい!
GC-23の時点で充分出来がいいので無理にリメイクしなくても……と思わなくもないが、あちこちのバランスが改善されている感はある。
タイタンクラスらしい巨大さ! 全高約55cm。
改めてアックスを外した背中。
バストアップ
優し気な顔立ち。
口が開閉する他、首が多重関節でやや伸ばせる。
これによってアオリで撮影した時も頭部が胸に隠れないような映し方が可能になる。
肩関節。真横よりワンクリック上に挙げたり、真下よりワンクリック内に寄せたりできる。
変形用の関節を使うと肩アーマーを持ち上げられるのでより自然なポーズが可能に。
上腕のみならず前腕にもロール軸がある。指は親指が独立、残りの四指がまとめて動く仕組み。
変形ギミックの恩恵で胴の前後屈が可能。
股間部前面のパーツは上下にスライド可能。しかも上下ともカチッと位置が決まるストッパーが仕込まれている。
脚を上げる時にはこれで干渉を逃がせる……ここまでして形状再現する必要あった……?
大腿部にロール軸あり。膝は90度曲がる。
足首は接地できる内向きスイング、変形のための前後スイングの他、TFでは珍しく左右回転軸も設けられている。
そしてなぜか脛の中段辺りのハッチが開閉。シージ以降で用いられているAIRロック規格になっているので他の基地やらトレーラーやらと接続が可能。
メトロプレックスの名にふさわしくオリジナルで基地形態を作れ、ということか。
メガロアックス
バケットホイールが回転可能。
両手持ちもできるが、メイングリップをしっかり握らせるのにコツがいる。
グリップの逆手持ちもできる。自由自在に振り回せ!
あえてブーム部分もわしづかみにしてみる。
チップスロット?
GC-23だと基部スライドと連動してイグニッションスロットが開き、バケットホイールを固定してギミック発動に繋げることが出来たのだが、TL-14では外形のみの再現となっており非可動。
振りかぶって叩きつけたりぶん投げたりしろ!
というわけでメトロプレックス(メガロコンボイ)でした!
とりあえずひたすらでかくて、その分各部の関節のクリックが硬く、しかし一方でクリック幅自体は意外と細かいのでポーズの融通が利く……のはいいんですが、変形の際に曲げ伸ばししていく箇所が多いので、遊ぶのに結構体力を使います(苦笑)
何はともあれ迫力満点で、イグニッションやマイクロン系のギミックが削減されている一方、各部に5mmジョイントがあるので武装方面の拡張性も高水準ですね。
しかし他ユニバースに手を広げたこのシリーズ、来年のタイタンクラスは何になるんでしょう……スーパーリンク版オメガコンボイとか?