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まずはゴリラ・ラビットと特命合体!
手足をたたんで。
ゴリラブーツを合体!
後腰にゴリラとラビットのフロント周りを合体。
……そう言えばコクピットって移動しているんだろうかこの合体。
ゴーバスターオーのマスクはラビットのローターに付けたまま、腕部に。右手にはブーストバスターソード。
ライオーの顔面を引っぺがして股下に貼り付けて(ミニプラオリジナル工程)
ライオー背部にあったマスクを装着。
胸部にタテガミシールドを装着して完成!
全高:65.8m 全幅:49.6m 胸厚:46.6m 重量:4,800t 最高速度:500km/h 出力:1,800万馬力
LT-06を中核としてGT-02とRH-03が特命合体した大型メガゾード。基本的にはゴーバスターオーの発展型と言え、ブーストバスターソードや左腕電磁バリアなど共通した装備を持つ。
必殺技は胸部から放つ強力ビーム「イグニッショントルネード」。
比較
劇中ではブーストバスターソードを装備した姿がデフォルトなので、エースの武器がなくなってしまう(設定上バスターソードは量産されているが)。
代わりに余剰となるライオンサーガンをエースに持たせれば解決?
個人的感触ではライオー関連の各形態で最もバランスよく動いてくれる形態。肩の可動範囲が広く、接地性もしっかりしているのが嬉しい。
さらにバスターヘラクレス(BC-04+SJ-05)と追加合体!
二段下駄を履かせた脚部は、カカトにライオーのタイヤハウスのパーツを接続。DXでは接地を補助する役割を果たしていたが、ミニプラでは地面に届いていないため単なる飾りになっている。
ゴーバスターキング
全高:82.6m 全幅:50.1m 胸厚:56.3m 重量:7,200t 最高速度:650km/h 出力:2,700万馬力
LT-06、GT-02、RH-03、BC-04、SJ-05が特命合体した超巨大メガゾード。グレートゴーバスターの合体に、エースの代わりにライオーが参加した構成だが、こちらはグレートゴーバスターとは異なり作戦現場での合体が可能(終盤ではグレートゴーバスターも現場の合体を可能にしていたが)。
グレートゴーバスターから受け継いだバスターランス、スタッグランチャーの他、両腕のツインブレードを武器とする。パワー重視の反面機動性に欠けるため、エースとの連携が不可欠とされる。
クリスマスの対メサイア・リブート戦ではダメージを受けた04、05パーツを排除し、ゴーバスターライオーの状態で宿敵にトドメを刺した。
必殺技はバスターランスで敵を切り裂く「エミッションブレイク」。
武器を持たない状態でもスタッグの顎をツインブレードとして使えるのがキングの特徴。
この時Jってどういう状態なんだろう……基本的にあいつってスタッグランチャーに乗ってるよね。
武器装備
エースからバスターソードを分捕るのはライオーと共通。
接地面に凸ジョイントが来てしまうのとバックパックに重量が集中することによる安定性の低下はグレートゴーバスター譲り。
というわけでタテガミライオーでした!
全900円としては破格のボリューム(腰のくびれが目立ちますが)に安定の可動性能、そして合体ギミックと、ミニプラ・ゴーバスターズシリーズを締めくくるに相応しい出来でした。
元設定を見ると、情報が出回った当初は「ヒロムが後期主役ロボに乗り換えるのか」といった憶測が流れたりもしましたが、実際は自律稼働したり陣さんやリュウジが搭乗する機会も多く、むしろゴーバスターエースをそのまま温存しつつコアロボ交換で02~05の合体フォーメーションを強化し、かつエースの機能拡張も行うという代物。良くも悪くも「ヒロムとエースありき」の「特命戦隊ゴーバスターズ」という番組を象徴するような変化球メカになっています。
その結果としてクリスマス決戦こそ華を持たせてもらったものの、最終的にはエースより一歩下がるくらいの存在感をキープしていて、それを初志貫徹と見るか物足りないと見るかは微妙なラインだったでしょうか。
細かなギミックに目を向けると、エースと共通規格のジョイントを持たせることでエースの代替品として機能するよう設計されているのですが、ロボの特徴を司る胸部にライオンシールドを持ってきた結果、背面へのパーツの集中が著しく、特にゴーバスターキングの「尻にV字ウイングブースター」「合体に参加しないエースから主要パーツを強奪」という構成は何とかならなかったものかと思えてしまいます。この辺、急ごしらえ感というか練り込みが足りていない印象は否めません。
とはいえ、ライオー一体が入ることで合体バリエーションが増え、番組未登場のオリジナル合体を組み上げる余地も残されているので、プレイバリューという点では優秀な一品です。