今日のといず・くろすおーばーは!
ダ・ガーンXと合体だ! グッドスマイルカンパニー「THE合体」シリーズより、ガ・オーンをご紹介!
「ガッ! ゥオオオオオオオオンッ!!」
〇キャラクター解説
ライオン時全長:14.5m ライオン時全高:8.0m ライオン時最高速度:380km/h
ロボット時身長:21.0m 重量:58.0t 走力:200.6km/h ジャンプ力:350.6m 最大出力:550,000HP
知力:4 防御力:13 攻撃力:14 器用さ:6 素早さ:13 総合点:50
キリマンジャロの洞窟に眠っていた巨大なライオンの氷像から復活した10番目の勇者。ホークセイバーと対をなす「大地を駆ける者たちの代表」だが、ホークセイバーとの直接の面識はなかった模様。
従順で朴訥とした性格で星史のことは「酋長」と呼ぶ。ライオンモードでは大地を駆けまわり、バックパックから放つミサイルガ・オーンバリスタでの砲撃も行う。ただしその変形体と巨体から他のメンバーのようなパトロールが出来ないため普段は星史たちの住む緑ヶ浜の海中に潜んでいる。
ロボットモードではガ・オーントマホーク、Gバルカン&Gキャノンを装備しており遠近ともに隙がないが、飛行能力はない。
CVはダ・ガーンと兼役の速水奨氏。
〇玩具解説
2022年7月12日メーカー出荷。ライオンモードからロボットモードに完全変形し、先行する「ダ・ガーンX」と合体してグレートダ・ガーンGXとなるギミックを有している。
タカラの当時品と異なり電動ギミックはない。
〇ライオンモード
巨大なバックパックが目を引く黄金のライオン。バックパックは劇中では星史を保護するコクピットへの入り口にもなっていた。
THE合体版はガ・オーンの口を開いてもロボットモードのフェイスが露出しない二重構造となっている。
(当時品ではサイズの制約もあってか、ガ・オーンの顔が出てしまっていた)
尻尾が上下に可動。四肢も付け根で回転、中間で曲げ伸ばし、末端部はボールジョイント可動を備える。
とりあえずギャレオンと。
ぼとり
胸の下からユニットを取り外して。
主翼を開き、尾翼を伸ばしてバードヘッドを展開。
Gバード
ガ・オーンの支援メカ。偵察などが出来るようだが劇中では変形バンクや後のGXバスターのシーンくらいでしか出番がなかったりする。
ガ・オーン! 変形だ!
Gバードがいるからか旧玩具の商品名は「DX獣王合体ガ・オーン」だったりする。
四肢をたたんで尻尾ともども一度取り外す。
バックパック後部の赤いパーツを中央からスライドさせて二つに分割。
四肢を接続していた胴体のパネルを開いてロックを外す。
バックパックを後方に展開し、ハッチを閉じる。
本体を立てて爪先を展開。
外して置いた四肢パーツを両サイドに装着。
バックパックの残った部分は両サイドに持ってきて腕に変形。
事前に取り外していた尻尾は腰の後ろに装着。これはTHE合体版オリジナル工程で、当時品は尻尾は余剰パーツとなっていた。嬉しい計らい。
胸部にGバードを装着して主翼をV字に曲げる。
実はGバードを装着したままでも変形可能。
上顎の内側からフェイスを引っ張り出して変形完了!
ガッ! ゥオォォォォォォォンッ!!
ロボットモード
末端肥大の力強いプロポーション!
背中にちょっとこう、チラ見えしているもののことは深く追求しないように。思ったよりガッツリ後頭部だ。
首はフレキシブルに動くが、上にあげすぎると喉のラインが途切れるので加減が必要。
腕も問題なく動く。ダ・ガーンXに比べると肩の前後スイングがないくらい。
腰は回らないが脚部は変形の制約がなく、むしろ変形の都合でよく動く。開脚に関してはボールジョイント接続されているサイドアーマーの分だけ限界はある。
手首類
基本的にダ・ガーンXのものと同型のものがセットされているため互換性があり、ダ・ガーンX付属の台座に着けておくことも可能。
一番下は本商品のみのGバルカン・Gキャノン用持ち手。
交換用手首が4組8個あるのにダ・ガーンX台座のブランク穴が6つしかないので必然的に一組持て余す……
ガ・オーントマホーク
何気に今回初立体化らしいガ・オーンの近接武器。投擲しても良し。
収納ギミックはないが迫力のある造形となっている。
ダ・ガーンブレードとグリップは同規格。
Gバルカン・Gキャノン
両脚から取り出す二挺銃。基本的に右手に持つGバルカンは速射性に優れ、左手に持つGキャノンは一撃あたりの威力に優れる。
こちらも収納ギミックは再現されていないが、その分迫力ある造形になっている。
Gバルカンの砲身は回転可能。
デフォルトの可動指だと人差し指がトリガーにかからないが、専用の銃持ち手ならしっかり指を掛けられる。
連結
星史の命令を受けてアドリブ合体させた状態。シャトルセイバーに乗っての空中戦で発射したが反動が大きすぎて使いこなせなかった。
Gバルカン・Gキャノンともグリップに前後スライドギミックがあり、両手持ちの際にポジションを調整できる。
というわけで
「ダ・ガーン! ガ・オーン! 合体だ!」
星史の命令を受けて、今こそ合体!
まずはダ・ガーンX側の準備
アースキャノンのパーツを外す。こちらは余剰パーツとなる。
ダ・ガーンXうなじのカバーパーツを背中に折りたたみ、頭部を収納。
胸部カバーをV字に開き、裏側のプレートをせり上げてボリュームアップ。
続いてガ・オーン
まずはフェイスを収納。
尻尾パーツは余剰となる……が(後述)
両脚からライオン四肢パーツを外す。
大腿部裏側のカバーを開いて脚部をスライドアウト。
脹脛に大腿部を収納。
足首も畳んでブロック状にして横倒し。
側面(ガ・オーン脛正面のプレート)を起こし、ガ・オーン膝アーマーを幅増しして接地させる。
ダ・ガーンXに履かせて固定。両脚側面にライオン四肢パーツを合体!
ガ・オーン上半身の変形。腕部のヒンジをスライドさせてロックを掛ける。
股間部のジョイントを軸にボディを前方に開き、GX頭部を外に放り出す。
ダ・ガーンX側は胴体天面とバックパックにジョイントがあるため……
ガ・オーン上半身を被せて、ライオンヘッド内側のジョイントをダ・ガーンX胸部アーマー内側に引っ掛けて固定。
ガ・オーンの肘をたたんでコンパクト化し、GX頭部の首を固定して完成!
「グレートダ・ガァァァン! GィィィィXッ!!」
グレートダ・ガーンGX
身長:27.2m 重量:124.3t 最大飛行速度:M10.5
走力:180.6km/h ジャンプ力:300.0m 最大出力:1,200,000HP
知力:12 防御力:34 攻撃力:35 器用さ:10 素早さ:9 総合点:100
ダ・ガーンXとガ・オーンが地球の力の導きで合体をした、伝説合体ロボ。地球に眠る「伝説の力」の片鱗によるもので、本来は想定された形態ではない。
拳から放つ衝撃波グレートボンバーや肩のミサイルグレートバリスタ、合体前に引き続いてのダ・ガーンブレード、Gバルカン、Gキャノンなどを武装とする。
必殺武器はGバルカンとGキャノンを連結しGバードをさらに上乗せしたGXバスター。連結パターンを変更したGXバスターバルカンという派生形態も有する。
スタイリング
本体でボリュームアップされているのは脚部くらいで後は胸ライオン、肩ミサイル、バックパックが追加された状態だがバランスよくまとまっている。
前2作に比べると「どこに強化パーツがくっ付いたか」が分かりやすくなるようデザインされており、以降の勇者シリーズにおけるグレート合体もこの方針を踏襲している。
バストアップ
ライオンヘッドの口を開いてもガ・オーンの顔が出てこない。良し!
旧玩具だとライオンモード以外では余剰パーツとなっていた尻尾だが、バックパックのガ・オーンロボットモード時のジョイントが生きているのでグレートでもくっつけておくことが可能。偶然かもしれないが嬉しい心遣い。やっぱり躯体の一部が余るのは抵抗があるし……
アクション性能はダ・ガーンXに準じる。胸アーマーも角度を変えることである程度腕(というか肩アーマー)の干渉を逃すことが可能。
とは言えいっそライオンヘッドのジョイントを外して上にスライドさせちゃった方が早い時もある。
グレートボンバー!
GバルカンとGキャノンを保持。
Gバード分離! 劇中のバンクだとGバード分離の方が先だったりするけど。
GXバスター
GバルカンとGキャノンを連結し、Gバードをバルカン側にセットした連結巨砲。
10万度のプラズマ光弾で敵を焼き尽くす! 反動でグレートダ・ガーンGXも後方に押し流されかけるが、それでも狙いを外すことはない。
さすがに胸にライオンの頭があると両手持ちは厳しいが、ライオンヘッドを逃がしてしまえば案外楽だったりする。
残心。
プロポーション重視版
ダ・ガーンXの腹部と脚部、拳をプロポーション重視版に交換してもグレート合体は可能。より劇中のイメージに近づくし安定性も増す。
GXバスターバルカン
前後の連結を入れ替えて、一撃の威力を抑えつつ速射を可能にしたバリエーション。
GバードをつけたGバルカンが前方になるのでGXバスターより再現しやすかったり。
勇者集結
スターガオガイガーにするとウルテクエンジンポッドの占有率があまりにもあまりなので……ともあれ胸ライオンの勇者が三体もいるので、グレートゴルドランのリメイクも待たれる。
みんなで必殺技! だからでかいんだよガオガイガーもゴルディーも!
監督とCV繋がりのツーショットに限定してみる。
というわけでガ・オーンでした!
現代に蘇るガ・オーンのリメイク玩具としては理想形そのものと言えるでしょう。
元々タカラの獣王合体ガ・オーンは勇者シリーズ初の電動ギミック搭載ロボットTOYだったためガ・オーンの変形・合体ギミックが比較的シンプルだったのもいい方向に働いたのかな、と思います。
全体的に軽量なのが物足りないと見るか、扱いやすいと見るかはその人の好み次第ですね。
THE合体シリーズは今後もセブンチェンジャーやマイトガインが企画されているようで今後が楽しみ……なんですが、何気にエヴォリューショントイからも変形合体するファイバード・グランバードの発売が発表されていたりして、なんだかすんごいことになってきちゃったかも……!?