今日のといず・くろすおーばーは!
現状玩具オリジナル、最新のシンカリオンZ! Z合体シンカリオンZアルファエックスをご紹介!
果たしてこいつは未来から来るのか。
玩具解説
2022年4月30日発売。単独でモードシンカンセンからモードシンカリオンへの変形を行い、別売りのザイライナーやシンカリオンZとの合体機構を備える。
専属ザイライナーや単独でのモードチェンジ機能は備えていないので、玩具としては3両編成シンカリオンZ単体の構成になっている。
車両解説 新幹線試験車両E956(ALFA-X)
Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation、略してALFA-X。
「最先端の実験を行うための先進的な試験室(車)」の名を関する新幹線試験車両で、2019年にJR東日本で運用が開始された。最高運転速度は360km/h、一時的には400km/hで走行が可能となっている。
本車両は10年に及ぶデータ収集を計画されており、その成果は直近では2030年の札幌新幹線延伸時に投入される次世代新幹線に反映される予定。
モードシンカンセン
先頭車と後尾者でノーズ形状が異なるのがALFA-Xの特徴。今回は武器庫となる中間車にはヘッドギアしか収納できず、装備のほとんどは中間車の窓にジョイントする。
あれこれパーツを外してすっきり。今回はDXS版と異なりミサイルハッチを設けていないので、空力抵抗板の開閉ギミックも再現されていない。
チェンジ! シンカリオン!!
本体の組み上げはいつも通りに。
背面にバックパック装着。
後尾車のノーズをウイングとして装着。
両腕の凸ジョイントにエックススピアを装着。
アルファブラスターを手に持たせ、その上にエックスキャノンを重ねる。
グレートエックスソードを持たせて完成!
シンカリオンZ アルファエックス
全長:26.5m 重量:115t
最先端の技術を搭載した次世代型シンカリオンZ。アルファウイングで飛行し、アルファエックスキャノン、グレートエックスソード、エックススピアで武装。合体したシンカリオンZやザイライナーを強化する「アルファエックスシステム」が搭載されている。
運転士は現状不明。
スタイリング
緑のフレームが近未来感を醸し出す? 大きく張り出したバックパックも特徴的。
アクション
首はシンカリオンZとしてはよく回る方。ウイングは単純な一軸接続なので、角度を変えることが可能。そのほかのアクション性能は他シンカリオンZに準じる。
比較
これまでとはウイングの生え方が異なるのも特徴。むしろ前作の800つばめに近い形になっていたりして。
アルファエックスキャノン
4連のアルファブラスターの上に2連のエックスキャノンを乗せた手持ち砲。エックスキャノン砲口のX字ディテールがかっこいい。
グレートエックスソード
鍔の5㎜ジョイントを除けばこれと言ってギミックはないが、クリアグリーンの刃が特徴。エックススピアともども、クリアグリーン部分は軟質素材となっている。
実はこの時点でやや背中が重い……
そしてザイライナーとZ合体だ!
というわけでヤマノテとネックス召喚。
まずはこれまでのZ合体と同様手足を換装。
ネックスキャノンは前腕のジョイントにくっつけておく。肩ジョイントはウイングと干渉するしね。
バックパックの上にアルファキャノン、下部のジョイントに畳んだアルファエックス前腕を拳で握らせる形でジョイント。
エックスブラスターには畳んだアルファエックス脚部を乗せる。
グレートエックスソードにエックススピアを装着。
中間車のルーフ裏から取り外したエックスマスクを頭部に装着してZ合体完了!
シンカリオンZ アルファエックスヤマノテネックス
シンカリオンZアルファエックスにザイライナーE235ヤマノテ、ザイライナーE259ネックスを合体させた形態。
アルファエックスシステムにより両ザイライナーの性能は増幅されている。
スタイリング
ヘッドギアとバックパックを除けば、過去のレビューでもやってきた多重Z合体とさほど変わりないのだが、X字ウイングと両腕の武器が目を引く。
これまでのZ合体と異なりノーマルの両手足が余剰パーツにならないのは好印象。武器とバックパックにまとめているだけではあるし、特にエックスブラスターは重くて腕が上がらなくなってしまいがちだが。
もちろん他のZ合体も可能。アルファエックスアズサホクト。
説明書にはヤマノテネックスしか掲載されていないので、その他の合体の時に武器をどう組み上げるかはユーザーの発想に委ねられている。
アルファエックスオオサカカンジョウソニック。エックススピアの凹ジョイントが深めなので、グレートエックスソードとオオサカカンジョウブレードを連結するのに使ってみる。
アルファエックスヒダ。あえてノーマルの脚部をバックパックに移してみる。
そして
E5ともZ合体!
E5の下半身は丸ごと余剰。アルファエックスのコアをE5と交換する。
バックパックを装着。下部ジョイントに今度はE5の腕部を装着する。過去の超Z合体と異なり、E5の先頭車両は(車輪パーツを除き)丸ごと使う仕様になった。
アルファエックスのコア部分を前後ひっくり返してバックパックに乗せ、エックスキャノンを差し込む。
アルファブラスターの上にエックススピアを乗せたものを左手に持たせ、右手にはエキスカリバーを装着したグレートエックスソードを装備。
頭部にエックスマスクを装着して合体完了!
シンカリオンZ E5アルファエックス
シンカリオンZ E5とアルファエックスがZ合体したシンカリオン。
両手の武器に加え、背部からせり出したアルファキャノン、そしてグランクロスで巨大怪物体に立ち向かう……はず。
スタイリング
バックパックにシンカリオンZの上半身が丸ごとくっついているに等しい構成なので、かなりトップヘビー。油断すると股関節から後方にぶっ倒れてしまうので注意が必要になる。
グレートエックスソード(エキスカリバー付き)もアルファブラスター(エックススピア付き)も微妙に扱いにくそう。
エックスグランクロス!(仮)
比較
コアを交換して先頭車両をバックパックに背負って砲を生やす、という合体コンセプトはドクターイエローとの超Z合体と共通する。というかE5アルファエックスは超Z合体じゃないのね。
手足がノーマルシンカリオンZのままなので、相対的にE5アルファエックスが細く見える。
未知の領域
というわけでヤマノテ・ネックスとZ合体! シンカリオンZ E5アルファエックスヤマノテネックス!
……とは言え上半身の重量が増えることに変わりはないので後方への転倒リスクはあまり変わってなかったりする。
アルファエックスの手足が余剰にならないようアルファブラスターに集約してみた。
そして持てるエネルギーをぶつけろ、XZグランクロス!!(仮)
というわけでアルファエックスでした!
コンセプトとしてはE5ドクターイエローの超Z合体とTV最終回のZZ合体を両立した機体、と言ったところだとは思いますが、玩具的にはZホセンモードのないドクターイエローといった趣で、単体でのプレイバリューは少々拍子抜けかも知れません。
前作劇場版のALFA-Xが単体モードチェンジギミックやE5MkⅡとの最強合体機能を備えた大ボリューム商品だったことを考えると食い足りなさは否めないでしょう。
一方他商品とのZ合体の時は、やや強引とは言えこれまで余剰になっていたノーマルの手足も合体に組み込めるようになっており、「最新型のシンカリオンZ」らしさは感じられるようになっていますね。