ティガはこちら!
〇キャラクター解説・ウルトラマントリガー(マルチタイプ)
身長:53m 体重:4万4千t
火星の遺跡に眠っていた石像と、のちにGUTS-SELECT隊員となるマナカ・ケンゴがガッツスパークレンス(特別仕様)にガッツハイパーキーを装填、展開して変身する光の巨人。かつては闇の一族に属する巨人トリガー(トリガーダーク)だったが、光の勢力に寝返った経緯を持つ。
マルチタイプは能力バランスの取れた基本形態で、戦闘の際の起点となる。変身のフレーズは「未来を築く、希望の光」。必殺技はゼペリオン光線。
実はケンゴの正体は3000万年前、トリガーの中に芽生えた「光の心」が肉体から分離、転生したもの。カルミラの魔術によってケンゴが3000万年前に飛ばされた際に、その「光の心」の誕生にかかわったのがユザレではなくケンゴという歴史改変が行われた他、分離した肉体=トリガーダークがイグニスに宿る形で失われたにも関わらず、以降は現代に帰還したケンゴ単独で変身を可能にしている。
スタイリング
もはやプロポーションは言うことなし。
バストアップ
やはり額のクリスタルはクリアパーツ。
首の可動も申し分なし。
腕部は上腕付け根はもちろんのこと、肘関節上腕側でもロール回転する。
こちらも肩の引き出し幅は大きい。こちらはクリック関節ではない。
デザイン上ティガほど胸筋が張っていないこともあり、胸周りをたわませなくても伸ばした腕をクロスさせられる。
胴体可動は充分。軟質素材の外装をたわませる真骨彫ティガにはさすがに及ばない。
総じて可動範囲はニュージェネアーツ標準といったところ。
ハンドパーツ
自然な感じの平手は一種類付属。
こちらは指が開いた手首。
手刀は飛行用、光線用で二種付属。肩の引き出し関節を使えばマルチ・スペシウム光線も余裕で可能。
カラータイマーももちろん交換できる。
価格を抑えるためか、光線エフェクトやサークルアームズは付属しない。
というわけで戦闘開始! ウルトラマン、トリガァーッ!
不意にゼットン参戦。
(例のBGM)
やっぱりこういう並びは期待してしまうところがある。
というわけでティガ&トリガーでした!
まずは堅実な出来のトリガー。いつも通りのクオリティの高いウルトラアーツです。シリーズ初回商品ということもあって、価格を抑えるべくオプションも控えめ、というのも恒例になってきました。一話から使っているサークルアームズは欲しかったところですが、この辺は後続タイプに期待ですね。
おもあれ、充分出来のいい一品です。
そして真骨彫ティガ。こちらは軟質素材の使い方が意欲的でより大きく動かせ、なおかつ自然に見せることができるのが特徴なのですが、その分だけ素材の劣化が怖いところ。特に胸元・肩口は先述した通りゼペリオン光線のチャージポーズを取らせようとすると色映りや塗装剥げが頻発してしまいかねないため、大胆なポーズを取らせたままの長時間展示は危険ですね。
真骨彫はフィギュアーツ以上に「ポーズを選択できるスタチュー」の性格が出ている感があり扱いに一層の慎重さが求められるので、もうちょっと通常ウルトラアーツ寄りのティガも欲しくなってしまうかも……