今日のといず・くろすおーばーは!
GUTS-SELECTの頼もしき戦力! DXガッツファルコンと渦巻変形DXナースデッセイ号をご紹介!
Fooooo! 私のファルコンちゃぁぁぁぁぁんっ!
〇玩具解説
DXガッツファルコン:2021年7月10日発売。同時発売物は「DXガッツスパークレンス」「ガッツバックルセット」「DXガッツハイパーキー ウルトラマントリガー パワータイプキー」「ウルトラマントリガーDX最強なりきりセット」「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマントリガー マルチタイプ」「ウルトラ怪獣シリーズ147 ゴルバー」がある。
渦巻変形DXナースデッセイ号:2021年2021年10月30日発売。同時発売物は「DXナースデッセイ号対応ライブカメラヘッド」「ウルトラ怪獣シリーズ158 ナース(円盤形態)」「ウルトラ怪獣シリーズEX アブソリュートディアボロ」。一部店舗にて購入者には「ガッツハイパーキー ナースキー」が配布されるキャンペーンがある。
また同時発売物のうち「DXナースデッセイ号対応ライブカメラヘッド」は名の通りDXナースデッセイ号の艦橋部分と交換することが可能なオプションカメラとなっている。
〇機体解説・ガッツファルコン
全長:25m(フライトモード)/18m(ハイパーモード)
シズマ・ミツクニが会長を務めるシズマ財団が各国政府に働きかけて作り上げた国際組織・地球平和同盟TPUの実働部隊GUTS-SELECTに配備された無人戦闘機。
実はネオフロンティアスペースからの漂着者だったシズマ会長の乗機、ガッツウイング1号のテクノロジーを下地としており、デザインにも影響がみられる。
基本的にはナースデッセイ号内のシートからナナセ・ヒマリ隊員が遠隔操作する方式だが、非常用のコクピットも搭載されている。
武器はガンポッドアームやファルコンアンカーなど。
市街戦では低空・低速域での立体的戦闘が可能なハイパーモードへと変形し、怪獣を攪乱する。
スタイリング
後部ノズルとその間の部位にジョイントがあるけれど今のところ未使用。
ランディングギアは前方の物のみ収納可能。
ハイパーモードへチェンジ!
ガンポッドアームを前方に伸ばし、尾翼を下に下ろした上で機体後部を斜めに回転。機首を下ろして変形完了!
ハイパーモード
何となく折り紙っぽいような、ペンギンっぽいような、何とも言えない逆関節体形。
肩が前後に回る他肘が曲がるが、上腕ロールに相当するものがないのでポーズの幅は限られる。
脚は変形ギミックの都合上、ある程度横に開くことができる。
比較
トリガーの身長が53m、ガッツファルコンの全長がフライトモード25m、ハイパーモード18mということなのでウルトラアクションフィギュアとは縮尺が合わない……と思いきや、劇中でもこのくらいの対比だったことがあったような。
比較
左からDXキングジョーストレイジカスタム、ガッツファルコン、ウルトラ怪獣シリーズセブンガー、フィギュアーツセブンガー、DXセブンガー。
ガッツファルコンハイパーモードは大体怪獣の腰くらいの高さで描かれているので、厳密なサイズ差に目を瞑れば昨今の怪獣・ウルトラマンフィギュアと絡めやすい。
機体解説・ナースデッセイ号
全長:40m(ハンガーモード)/120m(バトルモード)
GUTS-SELECTが宇宙竜ナースを解析して建造した対怪獣戦闘艇で、各隊員の個室や研究室を備えた移動基地。ガッツファルコンの母艦としても機能し、普段は都心上空を周回しているが怪獣災害のあるところには即座に駆け付け、ファルコンの支援や怪獣へのトドメなどに活躍する。
当初はエネルギー不足のため機能に制限がかかっていたが、究極生命体アブソリューティアンの戦士アブソリュートディアボロからアブソリュート粒子を採取したことでエネルギー問題が解消され、バトルモードへの変形が解禁された。
通常のハンガーモードでの主砲は800ミリ径荷電粒子砲ナースキャノン。ハイパーモードでは全身からレーザーを放射するレーザーレインと、頭部から放つマキシマナースキャノンで怪獣を撃滅する。
ハンガーモード(ランディング形態)
地上で駐機する際の形態。出番は少ないが、アブソリュート粒子採取中などはこの形態だった。
足裏に設けられたタイヤでコロ走行可能。
この状態でも底面にガッツファルコンを懸架可能。床に接触しないよう充分な高さを備えている。
〇で囲んだ部分が音声ボタン。長押しすると「Hangar Mode!」「Battle Mode!」と音声が切り替わる。変形とは連動していない。
ハンガーモードでは
・エンジン点火音+発進音
・飛行音×2+警告音×4
・ガッツファルコン音+ガッツファルコン発進音
・飛行音×2
・通常砲撃音
・飛行音×2
・ナースキャノン攻撃音
……でループする。
フライング形態へ
左右の脚部ユニットを跳ね上げ、爪先を180度回転させて完成。
ハンガーモード(フライング形態)
劇中でお馴染みの形態。形状から見て分かる通りそのままだと接地とかまるで考えられていない形状なので、スタンドを調達するかランディング形態で置くかした方がよさげ。
ウルトラアクションフィギュアとの対比。ナースデッセイ、劇中でウルトラマンと並んで飛ぶこともないので全長40m(トリガー53mより短い)というのもピンと来ないモノがある。
艦橋部分は取り外しが可能で、先述の通りライブカメラと交換可能。劇中でもこの辺脱出艇になったりしないかな。
「航行システム、異常ナシ!」
「索敵システム、問題ないぜ!」
「火器管制システムオールグリーン!」
「よし……ナースデッセイ号、バトルモード!!」
というわけで変形開始。右舷の脚パーツをいったん外す。
そしてひたすら伸ばす!
そして先端部、艦橋の付け根を90度回転させて。
艦橋部を180度回転。ここのプロセスを除いて、逆変形するときは胴体を二周させることになる。
ジョイントに脚パーツを接続。
前脚・後ろ脚とも下ろして爪先を前方に向けて変形完了!
スタイリング
全長約900㎜。長い。
各節のクリックはかなりしっかりしているのだが、持ち上げ方によっては自重でパーツが下がってくる。
120mってことは設定上トリガーの2倍ちょっと。
なのでウルトラアクションフィギュアと比べるとかなりオーバースケールだったりする……んだけど、映像でもここまでではないとはいえトリガーの2倍強じゃ収まらない長さではあったんだよなぁ、と。
脚は付け根で45度ずつ回転するので、そちらに合わせて節を曲げて少しでも全長を短縮する。
ボタンを長押しすると「Battle Mode!」の音声の後
・移動音×2
・打撃攻撃音
・移動音×2
・レーザーレイン攻撃音
・移動音×2
・マキシマナースキャノン攻撃音
がループする。
頭部側面にエンブレム、胴体側面にロゴあり。
頭部は「顔」がやや上下し、下顎を開くことが可能。
変形ギミックのおかげで首の回転や傾げる動きが可能。一方で胴体は横方向にはしならせられない。
ナースキャノンだったテイル先端部は片方が洗濯ばさみみたいなバネの力で閉じるクローとなっており、ウルトラ怪獣シリーズくらいなら挟んで掴める。
セブンからの使者(?)
去年はキングジョー、今年はナース。ならば来年は……恐竜戦車?
僕の心が魔法に変わるのさ
さすがに劇中だとここまででかくはない……けれどトリガーが縮めば問題ないな!
というわけでGUTS-SELECTライドメカでした!
ガッツファルコンもナースデッセイもギミックが小気味よく、ついつい繰り返し遊んでしまう中毒性がありますね。スマホ連動には食指が動かなかったのでライブカメラは未購入ですが、ブンドド遊びのロボ視点をスマホに投影できるというのは面白い試みだと思います。
ウルトラシリーズでライドメカを売りづらい風潮に「Z」の特空機が風穴を開けて一年。ニュージェネレーションティガを謳う「トリガー」であるがゆえにその防衛隊ライドメカもGUTS調になる……かと思いきや、色々あって母艦の方はナースのイメージを受け継ぐものに。今後もこのシリーズでロボ怪獣的なメカを出していくことになるのか、来年以降も楽しみです。