今日のといず・くろすおーばーは!
名古屋支部の新たなエース、Z合体シンカリオンZ N700Sヒダをご紹介!
「名付けて、デュアル・グランパス・システムだ!」
〇玩具解説
2021年7月10日発売。シンカリオンZ N700SのぞみとザイライナーHC85ヒダのセットとなっており、2021年7月現在それぞれの単品売りはされていない。
これまでのZ合体セット同様にモードシンカンセンとモードシンカリオンの変形、およびZ合体が可能となる。
モードシンカンセン
東海道新幹線N700Sのぞみ。N700系としては13年ぶりのフルモデルチェンジとなり、安全性、安定性、快適性、環境性能などすべての面で最高の性能を備えた”Supreme”な車両をプラレール規格で再現。
実はDXSシリーズの玩具オリジナル展開でもN700Sを出しているので今回は二度目のシンカリオン化となる。
単品売りがないのってそれも原因?
バックビュー。これまで同様、ライトが赤いのが後尾車。前作のN700Aのポジションではあるが、こちらのN700Sは中間車を巻き込むアドバンスドモードが存在しないので、単体ではE5らと同一の仕様となっている。
チェンジ、シンカリオン!
変形ギミックはいつも通りに。
中間車両のカバーを外して、中からイヌクギクローを取り出す。
手に持たせれば完成!
シンカリオンZ N700Sのぞみ
全長:26.5m 重量:110t
新幹線超進化研究所名古屋支部所属のシンカリオンZ。最新のN700Sをベースとしているだけあり最高レベルの運動性能を誇り、近接格闘戦を得意とする。
運転士を務める安城兄弟の弟、ナガラのフルコンタクト空手により徒手の戦闘でも巨大怪物体を粉砕可能だが、兄、シマカゼが”車掌”として同乗して助言を行う「デュアル・グランパス・システム」の導入により適合率が上昇、イヌクギクローが解禁された。
スタイリング
プロポーションやアクション性能についてはこれまでのシンカリオンZと同様。
強力な飛び蹴り、スプリームキックで粉砕だ!
イヌクギクロー
適合率95%以上で解禁される専用武器。犬釘とはレールと枕木を固定するための釘のこと。
劇中だと鉤爪部分が金色だったが、玩具だとガンメタ成形色の1パーツ構成。
グリップのほか、手甲部に凹ジョイント、親指側と手掌部に凸ジョイントを備える。
必殺技準備で遠吠えが響く!
貫け! イヌクギクロー!!
そしてザイライナー発車!
ザイライナーHC85ヒダ
技術革新したハイブリッド方式の車両、HC85系ヒダをベースとしたザイライナー。
HC85系は国内初の最高速度120km/hでの営業運転を目指す最新鋭車両で、2022年から順次特急「ひだ」「南紀」と置き換えられていく予定……なので、2021年7月現在ではまだ営業運転をしていなかったりする。
スタイリング
ザイライナー初の2両編成。そのため、ガンメタ成形の後尾車用連結器付き台車が初めて付属することに。
Z合体!
というわけで台車から外して分割。
こちらは先頭車。側面からヒダハイブリッドソードを剥がす。
車体のカバーを跳ね上げて前後に分割。
後部は踵と爪先を引き出し、膝アーマーを立てる。
前方部分から腕部を引き出し、肩接続軸をスライドさせて角度をつけて固定。
先頭車は左腕・左脚となる。
同様に後尾車は右腕・右足となる。
N700Sのぞみからは両手足をパージ。
両手足を接続。
両手にハイブリッドソードを持たせ、肩当てにイヌクギクローを合体させて完成!
シンカリオンZ N700Sヒダ
全長:27.5m 重量:131t
腕脚強化型ザイライナー、HC85ヒダと合体したN700S。脚の高出力スラスターと肩のアーマーにより機動性と防御力を高めており、近接格闘戦能力がさらに向上している。
ヒダハイブリッドソード二振りと、これを連結したヒダハイブリッドナギナタで近接戦闘を行うほか、肩アーマー内部のヒダブラスターで遠距離にも対応するなど、全体的なバランスに優れている。
スタイリング
従来のシンカリオンと比べて脚の基幹部の太さが単純に倍になっているため、見た目の安定感が高い。
この辺りはDXSのドクターイエローやALFA-X(エックスモード)からのフィードバックが感じられるポイント。
アクション
必要充分に可動してくれるのだが、実はヒダアームには手首の回転可動がなかったりする。
拳を内側にスイングして収納する都合上だが、ちょっと惜しい。
脚部の可動性能、接地性はこれまでのシンカリオンZに引けを取らない。ボリュームアップしているのに片膝立ちを決められる。
ヒダハイブリッドソード
5mm穴が3ヶ所にあるので武装拡張は効きそうだが、単体だと割と板。とはいえ、車両のラインをエッジに見立てているデザインは見事。
ヒダハイブリッドナギナタ
拳の上下に差し込んで保持することでツインブレード化。
できれば手放しても連結が維持されるスタイルでいてほしかった……
並み居る敵を斬り倒せ!
ヒダブラスター
肩アーマー内部の砲門からビームを撃て!
比較
N700S、結構肩アーマーがギザギザしている。
Z合体
二両のザイライナーとZ合体しているため、脚部強化型ザイライナーと合体した時と同じく身長アップ。
やっぱり脚左右の混成合体は想定されていないようで、わずかに長さは異なっている。
E5ヒダ
パッケージに記載されているバリエーション。エキスカリバーナギナタ(仮)を二振り装備。
ブラスターグランクロスで敵を撃つ!
N700Sヤマノテ
イヌクギクローの装着位置はそこでいいのか。
N700Sネックス
イヌクギクローとネックスキャノンは組み合わせづらかった。
N700Sアズサ
アックスとイヌクギクローも相性が良くない。肩の上にセットした方がよかったかな。
N700Sソニック
多分鉤爪状のエネルギー矢を放つ。青系のザイライナーがやはり似合う。
というわけでN700Sヒダでした!
前作のN700Aに相当するポジションで、新幹線の王道・東海道新幹線のぞみベースということもあり、他と一線を画す仕様となっています。
格闘特化ののぞみとアクション性の高いシンカリオンZの相性はもちろん抜群で、劇中の活躍の再現が実にはかどります。
二両編成のザイライナーを用いたZ合体はこれまでと異なり手足をバランスよくボリュームアップさせてくれるので、ちょっとしたスーパー合体感を味わえるものになっているのがポイントですね。
惜しい点があるとすればヒダアームの手首が回転しないことと、ハイブリッドナギナタがソードだけで連結できないということでしょうか。
記事を書いている時点ではZ合体は未登場ですが、活躍が楽しみです。