今日のといず・くろすおーばーは!
本作では早めの登場、空を翔けるシンカリオン! 新幹線変形ロボシンカリオンZより、Z合体シンカリオンZ800ソニックセットをご紹介!
「800つばめの強さを証明しよう……!」
〇玩具解説
2021年6月5日発売。同時発売の「シンカリオンZ 800つばめ」「ザイライナー883ソニック」のセット品。他には「シンカリオンZを格納! ビッグ基地ボックスZ」も同時発売となっている。
〇機体解説 シンカリオンZ 800つばめ
全長:26.5m 重量:105t
九州新幹線・新800系つばめをベースとした、新幹線超進化研究所門司支部所属のシンカリオン。前型機同様に、スワローウイング(劇中ではZスワローウイングと呼称)単独のシンカリオンとしては唯一の飛行能力を持つ空戦タイプ。
理論肌の運転士、中洲ヤマカサ(小学6年生)が搭乗し、遠近両面をパンタグラフクナイで的確にカバーする戦闘を得意とする。
モードシンカンセン
基本仕様はこれまでと同様。
チェンジ! シンカリオン!
とりあえずいつものように分割して。
上半身の変形はこれまで同様に。
下半身となる後尾車はノーズ部分を残して。
上半身と接合。
中間車のカバーを外すと、中にはパンタグラフクナイの他に見慣れぬユニットが……
このユニット=バックパックを、先頭車背面のジョイントにセット。
そして後尾車ノーズ=Zスワローウイングを装着!
説明書ではこの状態で一旦完成となっているが……
飛行モードへ
Zスワローウイングを展開。脚部のカバーも展開して完成!
改めてスタイリング
やはりウイングが目を引く800つばめのシンカリオンモード。
実は劇中だとスワローウイングをたたんだ状態でも足のカバーは開いていたりする。
あと、スワローウイングの接続位置はもうちょっと上だったりも……
比較
過去の800つばめは他シンカリオンが脚部外側に展開していた外装を丸ごとウイングにしていたので脚がやたらスマートだったが、Z版では一部を脚部に残している(劇中のディテールを見た感じだとサブスラスター?)ため、よりバランスの取れたシルエットになっているのが特徴。
アクション性能はこれまで通り。
Zスワローウイングはさすがに劇中ほど細かく分割されていない。というか劇中でも前型と違って巨大スラスターユニットという趣が強い。
パンタグラフクナイ
変形と同時に手中に現れるクナイ。基本的に逆手に持って構えて接近戦を行うが、投擲も可能。
必殺技は架線状の拘束エネルギーで敵の動きを阻み、敵をX字に斬り裂く「パンタグラフクナイ」。
グリップの他に5mm凸ジョイントが各2ヶ所設けられている。
そしてザイライナー登場!
ザイライナー883ソニック
振り子式の制御装置を搭載したJR九州のアーバンライナー、883系ソニック(リニューアル後の3・4次車?)をベースとしたザイライナー。
Z合体の際にはソニックボウガンとソニックジェットを供給する。
合体時のソニックジェット(ユーザーシール)が後方に露出しているので無駄に速そう。
ソニックソードは内部に収容できないので外にくっつけておく。
Z合体! シンカリオン!
というわけで早速台車を外して分割。
車体前半部のパネルを開き、足首を変形。
車体後部からスタビライザーを伸ばし、側面に装着。二連5mmジョイントで固定するため、劇中変形シーンとは異なり回転はできない。
800つばめと脚部を交換!
ソニックソードのパーツの接続位置をずらし、パンタグラフクナイで上下を挟んで完成!
シンカリオンZ 800ソニック
全長:27.5m 重量:118t
800つばめと883ソニックがZ合体したシンカリオン。800つばめ本体のスワローウイングに加え、脚部のソニックジェットの推進力で空中での機動性がさらに向上した。
武装はソニックボウガンとパンタグラフクナイを連結したソニックパンタグラフボウガンで、クナイ部分から貫通力の高い光矢を連射できる。
スタイリング
脚部がブルー基調になるので、いい意味で後付け感が強い。というか、大まかなイメージカラーすら一致しない組み合わせはこれが初か。
膝の曲がりはやや浅くなるがそれでも90度以上。足首の内側スイングも備えており、全体的には同じ脚部換装型のネックスと同じ感覚。
ソニックソード
何となく天狗の扇みたいに見えてくるが特に関係はない。ソニックボウガン単独だとソードとしても使える。
ソニックパンタグラフボウガン
初陣だと敵の自滅を誘っていたので必殺技としての発動は次回待ちかな。
比較
設定上の全長はE6ネックスと同じ 。
しかし実は脚部(足裏~膝ジョイントまで)の長さはネックスの方がやや長く、脚部の左右混成装備をするとまっすぐ立てなかったりする。
バリエーション
10話に登場するっぽいE5ソニック。ソニックジェットの推進力で無理矢理飛んで800つばめについていくのかな。
800ネックス
安定して高火力を運用するためのネックスだと相性は悪いかも知れない。
800ヤマノテソニック
E5ソニックとともにパッケージ裏に描かれている合体例。右腕の装備はヤマノテパンタグラフソード……かな?
800アズサソニック
元々飛べる800つばめに大推力のソニックを加えたのが800ソニックなので、パワー系の両腕を装着してもあまり動きは鈍くならないかも知れない。強そう。
というわけで800ソニックセットでした!
シンカリオンZ合体セットも4組目となりすっかりお馴染みの構成ですが、巨大ウイングを持つ空戦型の800つばめを前作比前倒しで投入したことで明確に変化を付けてきた感がありますね。武器もクナイなのでE3のニンジャ枠も受け継いでいるのかも……
800つばめに比べると883ソニックはやや地味に見えますが、二両目の脚用ザイライナーですし、濃いメタリックブルーや直線的なラインが鮮烈でどのシンカリオンと合体してもいい意味で違和感を覚えさせるのが高ポイント。ブースターレッグはロマンですから、自分だけの最強シンカリオンを組むという点でも需要は大きそうです。