今日のといず・くろすおーばーは!
シンケンレッドのもう一つの強化体、ハイパーシンケンレッドをご紹介!
正しく相応しき者、いずれ“力”を目にする……
かつて初代シンケンレッドに封印されたクサレ外道衆の首魁、脂目マンプク(CV:大和田伸也氏)が復活し、一万の軍勢を率いて現世に侵攻してきた。
水切れの制約のため攻めに制限はあるもののその物量は凄まじく、一ヶ月に及ぶ戦いでシンケンジャー6人の疲労はピークに達しつつあった。
そんな折、初代シンケンレッド=志葉烈堂(演:合田“オーブルー”雅吏氏)がマンプク封印のために用いた初代秘伝ディスクの在り処が判明、シンケンジャーはディスクが隠されている幻竜神社へと赴く。しかしディスクに残されていたのは烈堂の「正しく相応しき者、いずれ力を目にする」というメッセージだけだった。
打ちひしがれるシンケンジャーだったが、危険を冒して神社に訪れた幼い姉弟の願いを耳にしたことで自分たちのやるべきことを再確認し、決戦へと赴く。シンケンジャーの疲労が頂点に達した勝負所で出てくるであろうマンプクを討ち取り、クサレ外道衆を瓦解させるために。
そして家臣の援護を受けて敵陣中枢のマンプクと斬り結ぶに至った丈瑠だったが、圧倒的なマンプクの力を前に窮地に陥る。そこで烈堂のメッセージを思い出した丈瑠は、マンプクの左肩にある「力」と読める文様に着目し、初代秘伝ディスクをセットしたシンケンマルを突き立てる――瞬間、マンプクの体内に封じられていたモヂカラがシンケンマルに流入し、丈瑠は秘剣キョウリュウマルを携えた新たなる姿、ハイパーシンケンレッドとなった!
初代秘伝ディスク(恐竜ディスク)の力でシンケンレッドが強化変身した姿。初出は夏の劇場版「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦い」で、その後本編にも一部エピソードで登場した他、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕」 でも活躍。また「海賊戦隊ゴーカイジャー」最終回 にてゴーカイレッドが豪快チェンジした姿の一つとして登場した。
シンケンマルが変化したキョウリュウマルの刀身を自在に伸縮させてセミオートで攻撃させることにより、その場を動かずして中距離範囲の敵を殲滅する。一方で(劇場版限定アイテムのため)本編での出番は少ない。もしかするとチーム戦術向きではないのかも知れない。
シンケンオー(あるいはサムライハオー)内で秘伝再生を行うことでダイシンケンを恐竜折神に変化させ、キョウリュウシンケンオー(キョウリュウサムライハオー)へと侍武装させることが可能。
シンケンレッド以外でも発動可能で、シンケンジャー終盤ではシンケングリーンが、特別DVDではシンケンゴールドがハイパー化した他、「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」
では恐竜ディスクをマンタンガンにセットすることでゴーオンレッドがハイパーゴーオンレッドへとパワーアップし、伸縮自在のロッドを駆使して戦った。
「劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える(2001年)」以降、夏に上映される劇場版では既存ロボをリデコした劇場版限定メカが登場するのがお約束になっている(例外もあり)。その中でシンケンジャー劇場版限定トイの「恐竜折神」は「秘伝再生刀シンケンマル」のリデコで、折神(シンケンジャーにおけるロボ構成マシン)でありながらなりきりTOYとしての側面も持つ。
そのため、ハイパーシンケンジャーは2012年現在、スーパー戦隊シリーズ唯一の「劇場版限定フォーム」となっている。
(過去には「爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!」にてなりきりTOY「アバレイザー」をリデコした「バクレイザー」が発売されたが、アバレンジャーを強化したりロボ合体に直接関わったりはしなかった)
2012年3月9日~5月7日受注、同年7月27日発送の魂web商店限定品。同時発送物に「仮面ライダーガイ(仮面ライダー龍騎)」「劉鳳最終形態(スクライド)」がある。
本体はスーパーシンケンレッド のリペイント。過去のアーツシンケンレッドと比較するとモウギュウバズーカや獅子折神とその対応手首、および烈火大斬刀が付属しないため最もシンプルな商品内容となっている。
キョウリュウマル装備状態がデフォルトなので。ちゃんと両方とも握り拳は付属する。
キョウリュウマルはシンケンマルのリデコなのでディスクの取り外しとシンケンマルへのセットが可能。
ショドウフォンと専用右持ち手も付属。
キョウリュウマル
直角に持つ持ち手が左右と、角度のついた右持ち手が付属。シンケンマルとは逆向きに持たせよう。
装飾が追加されているためモウギュウバズーカへのセットは不可能。
また残念ながら「伸びたキョウリュウマル」は付属しない。
キョウリュウマル・天地一閃!
メタルシャフトと違って、キョウリュウマルは自作が難しいからなぁ……
シンケンレッズ
「大丈夫かシンケンレッド!」
「ああ、すまない。心配をかけてしまったな、シンケンレッド」
「よし、行くぞシンケンレッド!」
「……誰だお前たち。母上も何をしておいでですか」
あとは外道シンケンレッドが来ればコンプリートか(笑)
というわけでハイパーシンケンレッドでした!
最大の特徴である伸びたキョウリュウマルが付属しないのは、しょうがないところがあるだろうなぁ……見た目のカッコよさはともかく、プレイバリューは今のところ全シンケンレッド中で一番低かったりします。
また可動範囲の都合上、かっこよくキョウリュウマルを両手持ちさせるのも難しかったりと、おもちゃ的には結構な難物だったりして。正しくコレクター向きと言っていいでしょうね。