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Channel: といず・くろすおーばー!
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ウルトラアクションシリーズ ウルトラマンZ

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 今日のといず・くろすおーばーは!

 ウルトラアクションシリーズ「ウルトラマンゼット アルファエッジ」「同 ベータスマッシュ」「同 ガンマフューチャー」、そして「ウルトラマンジード ギャラクシーライジング」をご紹介!

アクションシリーズ

 ご唱和ください、我の名を!

 

 

〇玩具解説

玩具解説

アルファエッジ:2020年6月20日発売

ベータスマッシュ:2020年7月4日発売

ガンマフューチャー&ジードギャラクシーライジング:2020年8月8日発売

「ウルトラマンジード(2017)」から展開している(シリーズ第一弾発売は2018年2月)低年齢層向けのアクションフィギュアシリーズ。全身17ヶ所が可動する全高約15㎝のフィギュア(トサカ含む)ということで、感覚としてはBCRシリーズまでのボーイズトイ系ライダーアクションフィギュアに近いものとなっている。

 共通して指は可動するものの武器は付属しない。

 

 

〇キャラクター解説

「ゼロ師匠、セブン師匠、レオ師匠のウルトラメダルだ。スリットにセットしちゃいなさい。師匠たちの力が使えるはずだ」

「……師匠いっぱいいるな」

ウルトラマンゼット アルファエッジ

アルファエッジ

身長:52m 体重:3万5千t

 ナツカワハルキと一体化したウルトラマンゼットが(ほぼ一方的に)師と仰ぐウルトラマンゼロ、その父親であるウルトラセブン、ゼロの師でありセブンの弟子と言えるウルトラマンレオのウルトラメダルの力を借りて変身する、スピード格闘形態。ゼット本来の姿「オリジナル」がポテンシャルこそあれど未熟でゼロ曰く1/3人前であることや、ハルキが空手の達人であることなどが合わさり、事実上のゼットの基本戦闘形態となっている。

 キャッチフレーズの「宇宙拳法、秘伝の神業!」の通り、ゼロやレオが用いる宇宙拳法を巧みに用いつつ、ゼットスラッガーをウルトラ念力で連結してヌンチャク状にして振るうといった三人の特性をミックスした芸当を見せることもある。

 固有技は額のヘッドギアに設けられたビームランプから放つゼスティウムメーザーや、足に炎をまとって蹴りつけるアルファバーンキック等。全形態共通のゼスティウム光線をメイン必殺技としている。

 

 

スタイリング

前後ろ

 背面のみならず、正面も前腕や脛の塗り分け、肩アーマーの赤い部分などが省略されている。

 プロポーションは良好。

 

サイズ

 前述のとおりフィギュアーツと近い(ほんのり大きいくらい?)サイズ感。このシリーズでゼロも出ているんだけど所持してなくって。

 

 

ディテール

 タイガのウルトラアクションシリーズ版と。このシリーズ、多くの場合は大腿部が共通パーツとなっていてラインやディテールは塗り分けで再現しているのだが、今回はアルファエッジのために専用造形となっている。

 

フェイスアップ首

 首はシリーズ共通して横回転こそフリーだが、あまり上下に動かない。飛行ポーズが決まらないのが残念。

 

肘指

 肩は90度開き上腕ロールと手首ロールが存在。指は二本ずつ可動する。

 

肩

 それまでのフィギュアに比べると肘が深めに曲がり、腕を前に出した時やや内よりにできるのが特徴。

 

股間膝

 膝も90度より深く曲がる。足首はボールジョイント接続。

 

 

「よし! こういう時は気合とボディランゲージだ!」

「押忍! ヨウコ先輩! そのメダル!」

「丸? ないないない。えっ。えっ? ……ひょっとしてこのメダルが必要なのゼット様?」

ウルトラマンゼット ベータスマッシュ

ベータスマッシュ

身長:52m 体重:4万2千t

 ウルトラマン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウのメダルでウルトラフュージョンすることで変身する、ゼットのパワー格闘形態。キャッチフレーズは「真っ赤に燃える、勇気の力」。

 パワフルな格闘技で真正面からの肉弾戦を挑むプロレス系ファイターだが、エース譲りの切断光線ベータクレセントスラッシュで遠距離戦にも対応する。

 必殺技は鉄拳を真下から突き上げるゼスティウムアッパー

 

 

スタイリング

前後ろ

 手足や脇腹などの塗り分けが省略されているが、筋肉質なボディーラインはしっかり再現されている。

 前作では大腿部造形の都合からかタイタス(そして巻き添えでフーマも)が発売されなかったが、今回はアルファエッジともども新造すると決めたからか無事に商品化されてくれた。

 

ちょっと狭まる

 大腿部のボリュームの分だけやや可動範囲は狭まっているが、パワフルアクションは決まる。

 

赤い

 赤い仮面がどうしても「赤いあいつ」を彷彿とさせる……ジャック兄さん買っておけばよかった(?)

 

 

「まあこんなとこでやられても困るからな……戦士の戦い方って奴を見せてくれよな?」

ウルトラマンゼット ガンマフューチャー

ガンマフューチャー

身長:52m 体重:3万2千t

 第一話でヘビクラ隊長=ジャグラス ジャグラーが拾得していた別次元のウルトラマン、ティガ、ダイナ、ガイアのメダルでウルトラフュージョンする超能力戦士。キャッチフレーズは「変幻自在、神秘の光」。またこの形態の時はゼット、ハルキともに物静かなテンションになる。

 ティガ、ダイナ、ガイアの幻影を召喚して一斉攻撃させるガンマイリュージョンや敵内部に入り込むガンマスルー、敵を光輪で拘束するガンマミラクルホールドといった強力な技を持つ。必殺技は頭部に集中したゼスティウムエネルギーを光鞭に変えて両手から放つゼスティウムドライブ、と設定されているが初陣ではガンマスルーからのゼスティウム光線でトドメを刺した。

 

 

スタイリング

前後ろ

 背面や細かいところが省略されているがスタイリングはやはり上々。大腿部はもっともプレーンな造形となっている。

 

可動範囲

 肩のプロテクターが非可動なので腕を前に出す動きは制限される。ギリギリ水平までは行けるがそれ以上は上がらない。

 

 

ご唱和ください、我の名を! ウルトラマンゼーット!

サイズアルファバーンキック!

 中の人がジャグラスジャグラーでしかもヘビクラ隊長だということを、ハルキはまだ知らない。

 

 

――見えるものだけ信じるな――

心眼

 翻弄されても心眼で対応せよ!

 

 

ゼスティウム光線!

チャージから振りかぶってゼスティウム光線!

 右腕を振りかぶって水平にした左腕に叩きつけるモーションがデスシウム光線とかゼットシウム光線とかを思い出させるんだけど単なる流行りか何かだろうか。

 

 

さらにゼスティウムアッパー!

 そしてゼスティウムアッパー!

 

溜めて振りかぶってゼスティウムドライブ!

 切り裂け、ゼスティウムドライブ!

 

 

ライブ! ユナイト! アップ!

ウルトラマンギンガ! ウルトラマンエックス! ウルトラマンオーブ!

集うぜ、キラ星! ジィィィィィドッ!

ウルトラマンジード ギャラクシーライジング

ギャラクシーライジング

身長:51m 体重:4万6千t

 ウルトラマンジード=朝倉リクが、ウルティメイトファイナルへシフトする隙を突かれギルバリスの攻撃で破損してしまったジードライザーの代わりに、ペガ経由でウルトラマンヒカリからもたらされたゼットライザーとウルトラマンギンガ、エックス、オーブのウルトラメダルで変身した新たな姿。プリミティブにニュージェネレーションウルトラマン三人の力を上乗せして全体的に強化するというコンセプトのため、ヒカリがゼットライザーを調整したためか変身シーンでは初代ウルトラマンとウルトラマンベリアルの幻影も登場する。

 荒々しくも洗練されたスピーディーな戦いを得意とし、巨大化したゼットライザーや両腕のエッジにエネルギーを集めて敵を滅多切りにするギャラクシーカッティング、エネルギー刃を飛ばすレッキングリッパー、頭上にリング状の光刃を生成して次々に投げるプラズマ光輪といった豊富な攻撃手段を備える。

 必殺技はゼットライザーから大型光刃を放つギャラクシーバーストと、強化必殺光線レッキングフェニックス

 

 

スタイリング

前後ろ

 腹部のシルバーを中心に色々と塗装省略はされているのだが、全身の細かな隆起がしっかり再現されている。

 

可動

アクション

 肩回りに癖があり、腕を前方に上げてから真横に開こうとすると胴体と肩アーマーが干渉して上手く行かない。

 先に腕を真横に振り上げてから回転させて位置を調整しよう。

 

 

比較

比較

 頭部はプリミティブだしカラータイマーも同じなので、ジャグラーも初見でリクだと気付いた。

 

比較比較

 構成素材がギンガ・エックス・オーブなのでライトニングアタッカーにどことなく通じる色合い(立体物不所持)なのだが、細かなモールドは父ベリアルが変身したアトロシアスを思わせるものがある。またアーマーを着込んでいるという点や背面の脊柱状の造形などはモンスアーマーにも近いかもしれない。

 

 

懐でギャラクシーカッティング!

 敵の懐に飛び込んでザクザク切り刻め、ギャラクシーカッティング!

 

レッキング

 レッキングバーストの溜めアクションから……(背面にエネルギーが集中してフェニックスの翼になるのがストルム器官を意識しているようにも)

 

オリジウムザナディウム

 オリジウム光線とザナディウム光線のアクションを挟んで。

 

クロスシュートフェニックス

 最後にギンガクロスシュートのモーションで決める! これがレッキングフェニックスだ!

 相変わらずの禍々しいエフェクトにオーブのオーブ現象とかエックスの幾何学エフェクトとかが入って第6話で出てくる絵面じゃなくなってる……

 

 

みなぎる勇気! 正義! 愛が! 重なり合う時!

そしてゼロが登場

 ゼロ師匠と兄弟子ジード先輩と力を合わせ、ベリアル融合獣をぶっ飛ばせ!

 

ワイドゼロショット!

レッキングフェニックス!

ゼスティウム光線! チェストォーッ!!

チェストォー!

 超えられない壁はないから!

 

 

と言うわけでウルトラアクションシリーズでした!

まとめ

 ボーイズトイらしい堅実な作りと、今回は紹介していませんが現役にこだわらないラインナップが特徴のシリーズです。一方タイプチェンジについては消極的なのか、これまではオーブ二形態(+オーブダーク)とゼロ(ストロングコロナ、ルナミラクル、ビヨンド)くらいしか出ていなかったところ、今期はゼットの三形態に加えジードギャラクシーライジングまでリリースされており、質・量ともに例年より気合が入っている印象です。後はゼットランスアローとゼットライザーさえあれば大満足だったんですが、そこだけが惜しいポイントですね。


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