今日のといず・くろすおーばーは!
今なお信奉者がいるという蒼き炎のライダー、仮面ライダーエターナル(真骨彫製法)をご紹介!
さあ……地獄を楽しみな!
〇キャラクター解説
身長:205cm 体重:92㎏ パンチ力:7t キック力:12t ジャンプ力:ひと跳び150m 走力:100mを3秒
劇場版「仮面ライダーW FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ」及びVシネマ「仮面ライダーエターナル」に登場する仮面ライダー。こちらも参照。
不死の傭兵NEVERである大道克己が「永遠の記憶」を宿したエターナルメモリとロストドライバーを用いて変身した姿で、克己とエターナルメモリが運命的に惹かれ合った結果ブルーフレアと呼ばれる潜在能力が解放された形態をとっている(通常の使用者は手足のファイアパターンが赤く胸部コンバットベルトやエターナルローブがないレッドフレア止まりとなる)。
映画の前日譚となるVシネマではT1ガイアメモリ(2G仕様)、映画ではT2ガイアメモリを用いて変身する。マキシマムドライブ「エターナルレクイエム」は、T1版では眼前のガイアメモリ一本を、T2版では2Gガイアメモリやドーパントメモリ全てを永遠に機能停止させるというもの。さらに無防備な敵に対して強力なキックを見舞うこともできる。
演じるのはSOPHIAのボーカルであり後に仮面ライダードライブの主題歌や仮面ライダー4号も担当する松岡 充氏。
「仮面ライダージオウ」ではアナザーディケイドことスウォルツの手で召喚され、仮面ライダーアクアやジオウたちと激闘を繰り広げた。劇中の説明では「失われた可能性の世界」から召喚された「勝利したエターナル」のはずだが、敗北を指摘され「ただ風が吹いただけだ」と返すなど、地獄から舞い戻ってきたかのような言動も見せ、最後はソウゴを認めて消えていった。
〇玩具解説
2017年8月18日~9月20日受注、2018年1月26日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物は「仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99」「ジャグラスジャグラー(ウルトラマンオーブ)」など。
同シリーズの仮面ライダーWに準拠した可動性能やプロポーションの他、パーツ差し替えによりエターナルローブや最強形態などを再現している。
プロポーション
特徴の一つであるエターナルローブは今回布製となっている。端に針金を添わせており、アクションに追従させるだけでなく、ローブ自体に能動的に動きを付けられる……が針金の保持力がそこまで高くないのであまり極端な角度付けには向かない。
本商品は真骨彫ウィザードのためのプロトタイプという側面も持つ。
オプション
ロストドライバー。エターナルメモリは着脱可能でメモリスロットも可動。
いつもの開ききっていない平手。
特に使い道のない汎用持ち手。サクラハリケーンにでも乗せるか。
サムズアップorダウン手
今回はどのタイプの手首も左右とも揃っているので、クライマックスシーンも再現できる。
メモリ持ち手
とりあえずベルトから抜いたエターナルメモリを持たせる。
エターナルエッジと持ち手
旧版ではPVC製だったがこちらはかっちりしたABS製。
旧版最大の欠点だった「なぜかシャフト系持ち手を採用したためトリガーに指が届かない」という点は今回完璧に解消されており、順手はもちろん逆手持ち(小指をトリガーにかける)手首も付属している。
エターナルメモリはエッジに突っ込むのが克己のこだわり。
その他オプション
映画で用いたユニコーンメモリ・ゾーンメモリが付属。なお、いずれのメモリも端子が青いT2ガイアメモリとなっている。
いずれのメモリも各メモリスロットに挿入できる。取り出すのにピンセットが必須。
いったん首を外してエターナルローブを取り外したのち、胸部コンバットベルトの一番上の一対を取り付けてローブなし状態に。
逆に言えば、コンバットベルト最上部一対を外して現れた突起にエターナルローブ首回りの凹みをひっかけて装着する形となっている。
エターナルローブ撤去状態
大体のプロポーションやアクションギミックはWと同等。
ただしラング部分は非可動。もともとそんなに可動の助けになっていた部位でもないが。
そして
Zone! マキシマムドライブ!
Accel! マキシマムドライブ! Gene!マキシマムドライブ!
Bird! マキシマムドライブ! Heat! マキシマムドライブ!
Cyclone! マキシマムドライブ! Iceage! マキシマムドライブ!
Dummy! マキシマムドライブ! Joker! マキシマムドライブ!
Fang! マキシマムドライブ! Key! マキシマムドライブ!
Luna! マキシマムドライブ! Metal! マキシマムドライブ! Nasca! マキシマムドライブ! Ocean! マキシマムドライブ!
Puppeteer! マキシマムドライブ! Rocket! マキシマムドライブ!
Queen! マキシマムドライブ! Skull! マキシマムドライブ!
Trigger! マキシマムドライブ! Unicorn! マキシマムドライブ! Violence! マキシマムドライブ! Weather! マキシマムドライブ! Xtreme! マキシマムドライブ! Yesterday! マキシマムドライブ!
仮面ライダーエターナルブルーフレア最強形態
さすがに26本のメモリをいちいちマキシマムスロットに突っ込むのは無理があるため、胸部・背部・大腿部のスロットを装填済のものとごっそり入れ替える。
右上腕は右腕を上腕ロール部から引っこ抜き、上腕パーツそのものを交換することで再現している。
全メモリの色やイニシャルが確認できるクオリティはさすがの一言。
Eternal! マキシマムドライブ!
最後の一本はエターナルエッジに。風都の住民を全てNEVERにしてしまえ!
おまけギミック
実は装填前も装填済も、一部マキシマムスロットは着脱可能。そのため、「最強状態からユニコーンメモリだけ抜く」という本編では行わなかったアクションも表現可能。
装填済胸部スロットの上一対も着脱可能なので、外した上からエターナルローブを装着できる。
エターナルローブはあらゆる攻撃を遮断するが、26連マキシマムドライブの際は邪魔になるからか事前に脱ぎ捨てるのが常なので、この姿も真骨彫オリジナルとなる。
旧版と比較
さすがにエターナルローブが大違い。旧版もレッドフレアのボーナスパーツだと角度固定ながら悪くない雰囲気にはなるのだが……
真骨彫は関節パーツもホワイトとブルーの組み合わせにすることで腕のファイアパターンが途切れないよう工夫されているのが嬉しい。
アクション
ユニコーンメモリのマキシマムドライブは螺旋エネルギーを込めたコークスクリューパンチだ!
映画では仮面ライダージョーカーのロストドライバーを破壊した。
エターナルマキシマムドライブ
上述の通り、本来の効果は「敵ガイアメモリの無力化」なのだが、マキシマムドライブ自体がガイアメモリの稼働効率を最大化させるものなのでエターナルエッジから光刃を飛ばしたり足にエネルギーをまとわせてキックしたりも可能。
Vシネマでのアイズ・ドーパント戦では敵が変身解除しかかっているところに必殺キックを入れていた。
「さあ、お前の罪を数えろ!」
「今さら数え切れるか!」
克己ちゃんまさかのマジレス。
一度細胞分解酵素を打たれたものの細胞維持酵素を打って持ち直したこともあってか、サイクロンジョーカーとの蹴り合いではまだ優勢だった。
しかしこの後、特性を次々と切り替えるハーフチェンジラッシュに翻弄されることとなる。
「メモリの数が違う……終わりだ!」
風都タワーに収束したエターナルウェーブを用いて光刃や光弾を放つ。しかし……
ジオウ登場時は26連マキシマムドライブからのライダーキックを披露。世界の一つや二つ、永遠に破壊してしまえるというポテンシャルは、しかしソウゴたちの作戦に利用されることとなった。
というわけで真骨彫エターナルでした!
何となくレビューしそびれていましたが、来週の風都探偵で改めて触れられるということで撮ってみた次第。
旧版アーツの際に感じたオプション面での不安が解消され、さらにオリジナルギミックまで仕込んでくるという行き届いた一品となっています。ただロストドライバーならともかくエターナルエッジにメモリを差し込むと角度によっては抜けやすかったりするので、やはり取り扱いには注意が必要ではありますね。