今日のといず・くろすおーばーは!
令和初のウルトラマンにしてタロウの息子、そしてトライスクワッドの自称リーダー(?)S.H.Figuartsウルトラマンタイガをご紹介!
「俺はお前で、お前は俺だ! その手で俺をつかむんだ! 叫べヒロユキ! バディゴー!」
〇キャラクター解説
身長:50m 体重:4万t 飛行速度:マッハ10 走行速度:マッハ2.4 水中速度:150kt/h 地中速度:マッハ1.5 ジャンプ力:800m 腕力:6万t 握力:4万5000t 年齢:4,800歳
M78星雲光の国出身の若きウルトラ戦士。通称「光の勇者」。ウルトラマンタロウの実子であり、ウルトラの父・ウルトラの母を祖父母に持つ(さらにウルトラマンゼロが又従兄)。それゆえに周囲から「タロウの子」としてしか扱われない時期があったり自分の力を認めさせたい欲求が強かったりもして突っ走り気味なところもあるが、基本的には陽性な熱血漢。お坊ちゃん育ちらしく目上には礼儀正しい、やや素直過ぎるお調子者でもある。
宇宙での修行中に出会いトライスクワッドを組んだタイタス・フーマや父タロウ、およびニュージェネレーションズとともにトレギアに立ち向かうも粒子化されてしまい、漂着した地球で友達になった怪獣チビスケ(ゲスラ幼体)を助けようとした少年工藤ヒロユキと一体化。12年後、成長したヒロユキが警備会社E.G.I.S.の一員として奮闘している中で覚醒し、ともに戦うバディを組むこととなった。
身軽な格闘戦と光線技を得意とするバランス型。前半は自分の力を過信したり怪獣リングの力も積極的に使ったりする傾向があり、やや精神的に危なっかしいところも見せたが、トレギアの罠に嵌まり闇に染まったところをヒロユキに鉄拳で助けられたことで改善された模様。
必殺技は父譲りのストリウムブラスター。オーブ、ロッソ、ブルからブレスレットを授かっており、スプリームブラスター・フレイムブラスター・アクアブラスターと言ったバリエーションで放つことも多い。
CVは「機動戦士ガンダムAGE」のデシル・ガレット(第2部)、「アトム・ザ・ビギニング」のお茶の水博志を演じた寺島拓篤氏。
〇玩具解説
2019年12月14日発売。同ブランドの同時発売物は特にないが2週間前の11月30日にS.H.Figuartsウルトラマンタロウが発売されている。
価格を抑えるためかエフェクトパーツ類は付属しない。
スタイリング
ウルトラアーツはオーブの途中から円谷プロダクション造形部門LSSの監修が入るようになっており、実質真骨彫製法に近い自然なプロポーションを実現している。
頭部アップ
童顔な面持ちをしっかり再現。写真だとやや丸顔に見えるがアーツの実物もうちょっとシャープ。
胴体だけの前後屈幅はさほど大きくない。背びれのうなじ部分は上を向くと引っ込むようになっている。
アクション性能
何室素材のプロテクターは相応に可動を妨げるのだが、両腕をまっすぐ上げることが少ない(飛行ポーズも腕を広げるスタイル)のであまり問題ではなさそう。
肩関節を引き出せるのでむしろ表現幅は広い。
膝立ちも開脚時の接地性も良好。
手首
タイガスパークは右手首に装着するものが一つ付属し、手首交換のたびに付け替える必要がある。真骨彫ウィザードシリーズに近い感覚だが比較するとパーツが大きい分扱いやすくはある。
手刀二種類。親指を軽く曲げたもの(下)は格闘時の構えに用いる。
ぐわっと開いた手。怪獣を取り押さえたりしよう。
パー。巨大化ポーズやバリアの時に。いずれの手首も両手分付属している。
カラータイマー
赤に交換可能。固定具合は強すぎず弱すぎずちょうどいい。
タイガスパーク
トライスクワッド共通装備。ヒロユキにとっては変身アイテムでもあり、インナースペースで各ブレスレットやリング、キーホルダーをリードする発動アイテムでもある。
フィギュアーツでは前述のとおり手の甲のジョイントに接続するため、手首を回転させるだけでスパークの向きを変えられる。またヒンジ関節が一ヶ所設けられているため手首のスイングにもある程度追従する。
以下色々と
ギャラクシーファイトでも結局ギンガとの出会いは描かれなかったけれど「父の懐刀」みたいな感じで認識しているんだろうか。
又従兄(はとこ)のゼロと。セブンの息子だと知ったのが最近なので親戚づきあいが長いわけではなさそうだけれどまあまあ親しげ。
力をくれた先輩方。なぜかO-50系に偏る。一応タロウの力を使ってはいるけれど。
父譲りのアクロバットから急襲キック!
連続ボディブローもタロウ譲りっぽい。ファイティングポーズといい、かなり教育が行き届いている感。
牽制のスワローバレット。出が早い。
そして力をチャージして……
ストリウムブラスター! 作品の都合上オーブレットとかを併用することが多いが、単独でもよく使っている。
というわけでタイガでした!
造形の再現度が高く、さらにプロテクターが干渉する割には不自由なく動けるという絶妙な塩梅になっています。「タロウの息子」ではない一ウルトラマンとして歩み始めた彼ですが、近い時期に出たタロウと絡めると遊びがはかどるのがなんとも……
価格を抑えるためかエフェクト類が付属しないのが唯一の不満点でしょうか。それ以外は実に遊びやすく格好よくまとめられています。
強化2形態のみならずタイタスとフーマの発売も待たれますね。