今日のといず・くろすおーばーは!
リュウソウジョイントminiを遊びつくせ! 騎士竜戦隊リュウソウジャーよりミニプラ騎士竜合体シリーズ01キシリュウオースリーナイツをご紹介!
竜装合体!
解説
2019年4月1日発売。「1.ティラミーゴA」「2.同・B」「3.同・C」「4.トリケーン+合体パーツ」「5.アンキローゼ+合体パーツ」の全五種、各350円(+税)。
1~3を集めることで騎士竜ティラミーゴ/キシリュウオーが暫定的に完成し、4・5を加えることで本格完成するとともにキシリュウオースリーナイツへの合体が可能となる。
近年恒例となっているセットBOXでも販売されている。また4月1日~5月13日の期間中「俺合体フォトコンテスト」が開催される。
解説・騎士竜
リュウソウ族がドルイドン、マイナソーに対抗すべく恐竜をベースに作り上げた兵器。しかしドルイドン族が6500万年前に宇宙に逃れたため、騎士竜たちも各地の施設(後の遺跡)に封印されることとなった。これらの騎士竜やそのベースとなった恐竜のデータは現代でも風変わりな恐竜として伝わっており、龍井尚久は学会で異端視されながらもこれらの資料を収集していたため、結果的にリュウソウジャーが騎士竜を見つけ出す助けにもなっている。
竜装ジョイントを用いたパーツの組み換えで機能を変更・拡張できる特徴がある。
ティラミーゴ
全高:44.0m 全幅:34.5m 全長:68.0m 重量:2,350t スピード:250㎞/h 出力:1175万馬力
リュウソウレッド・コウのパートナーとなる騎士竜。鋭い牙による噛み付きやたくましい尾・テイルウィップを用いた打撃で戦う他、両肩のナイトキャノン、ドリルやミニガンといった竜装ウェポンを駆使する。
人語を明確に理解しコミュニケーションを取れるため、他の騎士竜とリュウソウジャーのコミュニケーションを仲介することもある。巨体ゆえに狭い遺跡だと出入りできないが、リュウソウジャーがチイサソウルを使うことで縮小されることも。
CVはてらそままさき氏。
ティラミーゴ単体だとドリルとミニガンは簡易なダミーパーツとなっている。
完成版
というわけでトリケーン付属のミニガン、アンキローゼ付属のドリルを装着した完全版。以降は基本的にこちらを紹介する。
ミニガンパーツは砲を上下に可動させられる。
アダプタージョイント
直接合体には関わらないアダプターパーツが付属。
DXの竜装ジョイントをミニプラサイズに縮小したリュウソウジョイントminiに3mm穴が追加されている。
ティラミーゴ単独だと下顎を開くことしかできないが……
首にアダプターを噛ませることでパーツの干渉から解放され頭を上に向けることが可能になる。
レッドリュウソウル
リュウソウジャーの力の根幹となるキーアイテム。本編やDXでは騎士竜の頭部を模したソウルモードから騎士型のナイトモードに変形するのだが、ミニプラではロボの頭部になることに特化したワンパーツ造形。
合体前では余剰パーツになるのだが、裏面がリュウソウジョイントminiになっているため適当なジョイントにくっつけておけば紛失防止になる。
アクション?
キシリュウオーの可動ギミックの影響で、膝関節が逆向きになってしまっている。
直近の先輩と
近年の研究ではティラノサウルスはドリルやキャノン砲を装備していた可能性がある……わけではない。
リュウソウジョイントminiは2×2で並んだ3mm軸なのだが、ダミーを含めたミニガンパーツの砲身も同間隔で配置されているので、リュウソウジョイントminiの半分を埋める形で応用可能だったりする。
変形!
まず武装パーツを外して。
リュウソウジョイントminiで接続されていたテイルウィップも外す。
股関節で起き上がらせつつ腹部の斜め軸で上半身を回転。
腕を下ろして背中のリュウソウジョイントminiにテイルウィップを装着。
ヘッドオン!
股関節の位置を差し替えることでプロポーションを調整して。
ドリルとミニガンを装備! 行くぞ、キシリュウオー!
キシリュウオー
全高:50.0m(肩上まで・54.5m) 全幅:33.0m 胸厚:37.5m 重量:2,400t スピード:300㎞/h 出力:1200万馬力
ティラミーゴがレッドリュウソウルの力を受けて単独変形した巨大ロボ。搭乗するリュウソウレッドの動きに合わせ、両腕のミニガンを用いた射撃戦からスピーディーな格闘戦まで幅広くこなす。
ジョイントチェンジによりテイルウィップを腕に装備して叩き付けることも可能。必殺技は右腕にパーツを集中させてカミツキアームを形成し敵を粉砕するティラダイナバイト。
スタイリング
戦隊ロボとしては珍しいマッシブかつスマートでメリハリのついたプロポーション。今回は竜装ジョイントを用いた拡張合体を素直に踏襲する方針なのでミニプラアレンジは控えめ。
頭部のレッドリュウソウルはボールジョイント接続。フレキシブルに動く。
大振りな腕部だが肩を真横以上まで開くことが可能。上腕ロール・肘可動に加えて手首も回転する。
脚部可動も優秀で爪先を伸ばす動きも見せる。カカトのティラミーゴ爪が左右にスイングするので自立性を高めてくれるが、足首の内側スイングはやや狭い。
先述のアダプターパーツを腰や背中に装着することで……
市販の3mm軸スタンドを使った空中展示に対応する。
全身のリュウソウジョイントminiに竜装ウェポンを装着して戦え!
単品版
見栄えの都合でドリルは本編と異なる向きで装着するよう説明書では指示されている。
ダミーのドリル・ミニガンもリュウソウジョイントmini規格なので、パーツ形状が干渉しなければアダプターとしても使える。
足裏はともかく肘裏の二連ジョイントは使いどころがあるのだろうか……
テイルウィップ!
ティラダイノバイト!
そして仲間の騎士竜と。
トリケーン
全高:8.5m 全幅:8.5m 全長:44.0m 重量:100t スピード:200㎞/h 出力:50万馬力
リュウソウブルー・メルトのパートナーとなるトリケラトプスの騎士竜。出会った当初は自分を兵器扱いしようとするメルトに拗ねて協力を拒む場面もあったが、メルトの友達(うい)を救いたい叫びに答えて絆を結んだ。
頭部のナイトソードはアスファルトの道路をたやすく切り抜く。
劇中ではアスナが最初に明確に名前を呼んだが、命名はメルトによるもの。
アンキローゼ
全高:8.5m 全幅:8.5m 全長:28.5m 重量:100t スピード:150㎞/h 出力:50万馬力
リュウソウピンク・アスナのパートナーとなるアンキロサウルスの騎士竜。こちらはアスナが素直に協力を求めたのでスムーズにパートナーシップを結んでいる。
尻尾のナイトハンマーを叩き付けることでトリケーンが切り抜いた道路を粉砕できる。
DXだと二体セットで発売された。過去の恐竜メカに比べても「恐竜型の強化ブロック」という性格が強く、単体のギミックはほとんどない。
上面のみならず底面やナイトハンマーにもリュウソウジョイントminiを備えている他、本体両側面にも二連ジョイントが設けられている。
ブルーリュウソウルとピンクリュウソウル。仕様はレッドと同じでそれぞれの騎士竜に同梱。
竜装合体!
まずキシリュウオーからドリルとミニガンを外す。
右腕にトリケーン。肩に後半身、前腕に前半身を接続し、前半身にはミニガンを追加装着。
これにより肩前面・前腕の前面と背面にリュウソウジョイント(mini)が形成される。
左腕にアンキローゼを同じ要領で合体。
両肩上にドリルを付け直して完成!
キシリュウオースリーナイツ
全高:50.0m(肩上まで・61・5m) 全幅:50.0m 胸厚:37.5m 重量:2,600t スピード:1300万馬力
ティラミーゴ(キシリュウオー)、トリケーン、アンキローゼが竜装合体したナイトロボ。第一話ではこの状態で遺跡から復活しリュウソウレッド・コウ単独で操縦したが、第三話からはメルト・アスナを交えた三人乗りとなる。コクピットは鏡に囲われた空間で独立型。
後続のタイガランスたちとの合体もこの状態を基本として行われるため、本作の1号ロボに相当するものと思われる。
キシリュウオーの身軽な戦闘スタイルやジョイントチェンジ能力に加えてナイトソードとナイトハンマーを装備し、テクニックとパワーが追加される。
必殺技はナイトソードを振り上げて剣戟衝撃波を放つキシリュウオーファイナルブレイク。
スタイリング
武装強化したキシリュウオー……ってまんまだな。
多少ドリルが頭にぶつかりやすくはなっているが、アクション性能はキシリュウオー単独とほぼ同等。
大獣神やブイレックスは当時品もリメイク品も所持していないしアバレンオーはプテラのピンが折れてしまったので、健在な恐竜ロボを引っ張り出してみる。
合体バリエーション
スリーナイツから頭部、右肩のドリルとトリケーン後半身、右腕のミニガン、胸部ティラノヘッドを外す。
右腕前面にドリル、右肩にミニガンを前向きに接続。
トリケーン後半身を胸部にセットし、ブルーリュウソウルをヘッドオン!
キシリュウオートリケーン
2019年4月上旬現在劇中未登場の合体バリエーション。おそらくメルトがメインで操縦するテクニカル形態と思われる。
トリケーン尾部に二本の角があってパッと見トリケラヘッドっぽくなっているのが面白い。
レッドリュウソウルの他にドリル一基とティラノヘッドが余剰となるので背面に逃がしてみる。
さらにバリエーション
両腕の装備を外し、左肩はドリルを外向きに。
右腕にテイルウィップ、左腕にナイトハンマー装備。
さらにハンマーの前後にドリルとミニガンを追加。
胸部にアンキローゼ前半身を張り付かせ、ピンクリュウソウルをヘッドオン!
キシリュウオーアンキローゼ
きっとアスナがメインで操縦するパワー形態。右腕のウィップと左腕のハンマーがなかなかに物騒な造形。
でも何となく使いづらそうに見えなくもない。
ティラミーゴ頭部とミニガン一基、トリケーン前半分が余剰となるので全身に散らしてみる。
ティラミーゴから
お座りさせて後ろ向きにして。
大腿部にドリル装着。
トリケーンとアンキローゼを接続した後にミニガンもつけて。
キシリュウオーフォートレス
なんとなく劇中未登場に終わりそうな戦車形態……? まあこういうのも行けますよ、みたいな。
オリジナル合体に挑戦だ!
とはいえ実はこういう自由合体系って苦手だったりするので(TFのスクランブル合体も劇中登場パターンで固定してしまいがち)少しだけ。
テイルウィップをカウンターウェイト、ドリルを手元の防御用、ミニガンを噴射装置にしたキシリュウオービッグハンマー、とか。
なんとなく先代っぽくしてみるとか。
キシリュウオーアンキローゼ・ヘヴィーナックル。
アクション!
割と珍しい、思い切りスライディングをかます戦隊ロボ。
ナイトソードで突いて切り払って。
回し蹴りソード!
膝ドリルでスピニングニー! ガオガイガーのドリルニーがメジャーだけど、意外と膝ドリルロボって少なかったりする。
円を描いてパワーチャージ。
キシリュウオーファイナルブレイク!
というわけでキシリュウオースリーナイツでした!
あえて難点を挙げるとするとリュウソウルが非変形なことくらいでしょうか。変形ギミックは不要としても3~4パーツ構成で腰が回るナイトモードが成立するようにして騎士竜の背中に乗せられるようにしてもらえればよかったな……と。
ただ余剰対策を取ってくれていることは好印象ですし、DXの堅実性と自由度を引き継ぎつつアクション性を確保し、さらにアダプターパーツでプレイバリューを増幅するという、なかなかに隙のない出来となっています。公式でも余剰パーツの出るフォーメーションが紹介されていますが、あちこちにジョイントがあるので完全合体のハードルが低いのもうれしいところですね。