今日のといず・くろすおーばーは!
東日本司令室・大宮支部の3.5人目、月山シノブの愛機DXS04シンカリオンE3つばさ、DXS12シンカリオンE3つばさアイアンウイングをご紹介!
月山流手裏剣術、フミキリシュリケン!
〇玩具解説
DXS04は2018年3月8日発売。同シリーズの同時発売物はないが一週間前の3月1日に「超進化マスコン シンカギア」が発売されている。
DXS12は2018年12月27日発売。同日より2月2日発売予定のブラックシンカリオン紅に合わせた紅武器キャンペーンが行われており、対象店舗で紅武器セットAが配布されている。
ともにShincaが一枚付属。
シンカリオンE3つばさ シンカンセンモード
まずはDXS04から。旧玩具では「E3つばさフレアウイング」名義で発売されたカラーリングだった。
両サイドの装飾シールが異なるのがE3の特徴。
Shinca
超進化マスコンシンカギアにセット可能なShincaが一枚付属。必殺技はフミキリシュリケン。
変形ミュージックはギターと拍子木を組み合わせた和風ロック調となっている。
チェンジ! シンカリオン!
変形ギミックはいつも通り。
頭部はカバーの前方スライドがなく、うなじのスイッチを押してポップアップさせた後にカバーを後ろに折りたたむE7スタイル。
フミキリシュリケンクナイモードを装着して変形完了!
シンカリオンE3つばさ
全長:25m 重量:95t
新幹線超進化研究所東日本司令室・山形支部(山形分室)が建造した、フル規格の新幹線では立ち入れないミニ新幹線区画をカバーする山形局地戦用シンカリオン。多彩な塗装や編成パターンを誇る新幹線E3系を参考に変幻自在の忍者戦法を得意とする身軽な機体に仕上がっている。
運転士は忍者の末裔である月山シノブ。ハヤトたちより一学年下と言うこともあってか大宮への転校はしていないが週一で大宮に通っているらしく、第2クール辺りから当然のように大宮支部にいることが多い。山に親しむ東北出身組ということもあってアキタと仲が良く、戦闘時もE6とのコンビネーションを得意とする。
必殺技は月山流手裏剣術・フミキリシュリケン。
スタイリング
……実物はもうちょい紫紺な感じなんだけどな……
さすがに手首からのウィンチ機能は再現されず。
フェイス
シンカリオンは全体的にマスクフェイスなのだが、忍者ロボということで鉢金も装備。
フミキリシュリケン
通常は前腕に装着するクナイ的装備。
コア部分は装着用の5mm凸ジョイント(裏面)と、エッジ部セット用の5mm凸ジョイント×4、中央部の5mm凹ジョイント×1で構成されている。
エッジ部は凹ジョイントの他に裏面に凸ジョイントを設けているので、単独で装着可能。
片方のコアにエッジを四枚装着することもエッジだけ四つ重ねることも可能。
そして必殺!
二つのフミキリシュリケンをこんな形にして。
上下に重ねて大手裏剣に!
月山流手裏剣術――
――踏・切・手・裏・剣!
実質大宮支部
大体この四体で事に当たってる場合が多いのだが、他支部への出向だとシノブ君抜きのことも。
東北踏切組。
そしてまさかのリンク合体!
シンカリオンE6+(リンク)E3
E6こまちとE3つばさがリンク合体した姿。本来リンク合体は基礎スペックの高いE5を中心として各機体の特徴的な能力を追加するものだが、東北出身の高機動型ミニ新幹線コンビという相性の良さからか、ハヤトの知らないところでアキタとシノブがフォーメーションを編み出していた。
基本的には分身や手裏剣術といったE3の高機動忍術戦をメインとしつつフミキリキャノンの砲撃を織り交ぜる戦い方となる。
必殺技は超フミキリシュリケン、超フミキリキャノン。
バイザーはE3つばさ中間車に搭載されているものを装着。
なかなかバランスの取れたフォーメーション?
まあシンカギア音声だと「超」はつかないんだけど。
E5+E7とともに戦え!
続いてシンカリオンE3アイアンウイング(シンカンセンモード)
やっぱり特定の世代には強いよね、「銀のつばさ」は。
こちらは車体側面の装飾は一種類。
Shinca
制作的には急遽追加されたと思しき機体なので、Shincaのピン配列はE3つばさと同じもの。真フミキリシュリケンは不可能だったりする。
チェンジ! シンカリオン!
変形ギミックも何ら変わりなく。
シンカリオンE3つばさ・アイアンウイング
全長:25m 重量:95t
右腕を分解されてしまいメンテナンス送りになってしまったE3つばさに代わり、出水指令長がシノブへのクリスマスプレゼントを兼ねて用意していた新たなるE3。高い機動性能を活かした忍術戦を得意とするのは先代と変わらないが、フミキリシュリケンはシンフミキリシュリケンへと強化され、必殺技も合体したシンフミキリシュリケンを巨大化させて投擲するより豪快なものに変化している。
スタイリング
シルバー+グリーンのカラーリングなのでかなり印象が変化している。
比較
形状が変化しているのは頭部とフミキリシュリケン・エッジ部。
何となく画像加工で目を光らせてみたけれど、それはそれとしてアクション性能は何ら変わりなし。
シンフミキリシュリケン
エッジの片側がノコギリ状になることで破壊力をアップさせている。
十字に重ねて……
真・踏切手裏剣!
さすがに巨大化はしない。
シンカリオンE3+E3
アイアンウイングのリンク合体ヘッドギアはまた独自の形状になっている。
ただしDXシンカギアでは同車両同士のリンク合体はできない……
四つのパーツを重ねて大フミキリシュリケン!
銀のつばさにのぞみを乗せて
N700Aのぞみは今後出番あるんだろうか。
というわけでE3つばさでした!
E3は発売間もない頃に購入したのですが機会を逸していたので、アイアンウイング発売に乗じて一緒にレビューです。
アニメ化に伴い玩具をリニューアルするにあたって、旧玩具では2体一組だったE3をフレアウイング一体に減らすのはまあ当然の処置かなと思っていたら、放映延長によってアイアンウイングまさかの復活(でもこのカラーリングのE3は現実には運行終了……)!
旧シリーズからリニューアルされていない機体を持ってきた、と言うのが事情としては大きいでしょうけれど、シノブ君は各支部の助っ人シンカリオン運転士の走りでありながら事実上のレギュラーと化すおいしい立ち位置なので、強化措置が取られたのは嬉しいところ。
単体のプレイバリュー自体はどちらもそう飛び抜けた物はないのですが、フミキリシュリケンが二組に増えたことでオリジナル武装の余地も増えており、総合するとなかなか遊べるトイになっていると思います。