今日のといず・くろすおーばーは!
新たな映画で描かれるかつての姿、映画「バンブルビー」よりbb-01パワーチャージバンブルビーをご紹介!
THE BUMBLEBEE!
〇玩具解説
2018年10月27日発売。同時発売物は「bb-02レジェンダリーオプティマスプライム」、スタジオシリーズ「SS-16バンブルビー」「SS-17ケイエスアイセントリー」「SS-18スタースクリーム」、パワーオブザプライム「PP-32アルファトライオン」「PP-33スクラップネル」「PP-34オートボットテイルゲイト」「PP-35オートボットノヴァスター」「PP-36オートボットインフェルノ」、マスターピース「MPM-7バンブルビー」等。
2019年公開予定の映画「バンブルビー」に登場する1987年当時のバンブルビーの姿を再現したもの。単三電池(別売り)一本を使用し、胸部のパワーホイールを操作することで様々なサウンドが鳴り響くギミックを持つ。
スタイリング
フォルクスワーゲンタイプ1、通称"ビートル"にトランスフォーム!
ボンネットやホイールカバーにはフォルクスワーゲン社を表すVWのエンブレムが刻印されている。
ロボットモードの腕がちょっとはみ出しているのはご愛敬。
前後のバンパーや左側だけのドアミラーなどは軟質素材性。
ビークルモードで転がし走行するとエンジン音と電子音が鳴り響く。
前進させると発進音、前進させてからすぐに後ろに引くとブレーキ音が発動する……とのことだが、ブレーキ音と言うよりスクラッチ音が鳴っているような。
トランスフォーム!
車体を裏返すとバンブルビーの顔がこんにちは。
前輪基部を展開して腕を出す。
ルーフとドア周りを分解して。
車体サイド部分を90度前方へ回転。左右のドアをたたんで羽に。
ルーフをたたんで折りたたむ。
裏返すとこんな感じ。
リアのウィンドウ周りとタイヤ周辺をそれぞれ回転させていって。
足首を形成しつつ外装をまとめていく。
脛のカバーを閉じて固定。
ルーフを背中に密着させるとビークルモード/ロボットモードの認識スイッチが切り替わり、ギゴガゴ音が鳴って変形完了!
なお腰後ろにあるのが電池ボックスと電源スイッチ。ビークルモードではON/OFF操作できなかったりする。
ロボットモード
PVに比べるとちょっとがっしりしてるかな? ドアの四枚羽をしっかり再現しているのが高ポイント。
フェイスアップ
額にはオートボットインシグニアが刻印されている。
頬のパーツを引くと角が一旦たたまれスプリングギミックでバトルマスク装着! 頬のパーツと角は手を離すと元に位置に戻る。
腕部可動
若干肉抜きが気になるものの肩を回転させたり水平に上げたり、肘を曲げたり上腕ロールで回転させたりと基本的な可動はこなしてくれる。ぜいたくを言えば手首回転も欲しかったかも。
拳の5mm穴には別売りの各種TF武器等を持たせられる。
股関節は180度開脚が可能。
足を前後に上げられる他、膝が80度ほど曲がり大腿ロールも備えているため、やはりこちらも基本的な可動をこなしてくれる。
足首は固定なので接地性はやや厳しいが、変形の際に脛のカバーの固定を外しておくと足首の前後スイングが可能になる。
左腕からはスティンガーソードも展開。
総合すると標準的なTFトイとして求められる可動性能はだいたい満たしていると言ってもいいだろう。
パワーチャージホイールをスピンアップ(上方向へ回転)、スピンダウン(下方向へ回転)させるとヘッドライトを光らせながらサウンドを鳴らす。バンブルビーはかつての戦いで発声機能を失っているのでラジオ音声で人間と会話する……という設定。
サウンドが鳴っている間にホイールを逆回転させるとスクラッチ音の後に逆再生してくれる。
スピンアップからすぐにスピンダウンさせるとスペシャルサウンドが!
当然ながらオール英語!
さて、ここからがある意味本番。
店頭でパッケージをご覧になった方はお気付きだろうが、このパワーチャージバンブルビー。
でかい。(手前はS.H.Figuartsキュアロゼッタ。装飾まで含めた全高が約14cm)
S.H.Figuartsトライドロンとも並べてみる。かなり自然な並びになっているような……
bb-01ビークルモードは全長:約26.5cm、全幅:約10cm 全高い:約10.5cmというサイズ。
実際のフォルクスワーゲンビートルが全長:4070mm、全幅:1540mm、全高:1500mmなので大まかなスケールは1/15となる。
フィギュアーツやfigmaと並べるには多少小さいのだが、むしろ実車のビートルが丸くてコロコロしたイメージと比べて案外大きいので、これはこれでアリなんじゃないかなーなんて思ってしまったりして。
放映当時バンブルビー似と言われたDXパワーダイザーと。
今回のバンブルビーは頭頂高が約25cm、ドア含めた全高が約27cm。約23cmのパワーダイザーよりも巨大!
アクション
逆にロボットモードで絡める相手がいない……
ありすお嬢様は嬉々として飼いたがるよね、多分。
というわけでパワーチャージバンブルビーでした!
SS-18を買いに行った店頭で実物を見かけてこれはもしやフィギュアーツと相性がいいのではと思い、決断的に購入。実車サイズで考えるとフィギュアーツ相手はやや小さめですが並べても違和感のないサイズだったので大満足です。ミクロマンやRKFシリーズ辺りだとさらに合うかも知れませんね。
サイバーストンピンバンブルビーみたいな「ダイナミックに遊べる電飾トイ」かと思いきやアクション性能は高く、変形ギミックも足回りが意外と凝っていていい意味で予想を裏切られました。系譜としてはバトルコマンドオプティマス辺りに近い物があるかも。
サイズに比べると下半身の関節がクリック感皆無なのと肉抜きや塗装省略が目立つ点は気になりますが、ポップなパッケージと併せて低年齢層向けの入門編トイとして最適な一品だと思います。