今日のといず・くろすおーばーは!
E5とクロス合体だ! 新幹線変形ロボシンカリオンThe AnimationよりDXS09 シンカリオン500こだまをご紹介!
「行こう、お父さん!」「ああ!」
『クロス! シンカリオン!!』
〇機体解説
全長:27m 重量:120t(シンカリオンモード)
超進化研究所・西日本司令室所属のシンカリオン。運転士はハヤトの父であり東日本司令室から出向中の速杉ホクト指導長(CV:杉田智和氏)が務める。
ハヤトたち子供だけに戦わせることなく適合率の低い大人でも扱えるように、大人と子供が力を合わせて未来を守るというコンセプトの元、全動力車の500こだまをベースにした上でシンカリオン初の四両合体で担保されたハイパワーと、適合率に左右されない実体武装ミサイルシールドを振るって戦う。
さらにハヤトが駆るE5はやぶさとクロス合体することで最強の新幹線変形ロボ、E5×500となり、むしろ合体用2号ロボポジションでの活躍が目立っている。
〇玩具解説
2018年8月2日発売。同時発売物は特にないが、店頭から品切れになっていたシンカリオン各機の再販が行われた模様。
翌々日の8月4日から行われるタカラトミーの「3大変形ロボットキャンペーン」の対象商品に該当する。
なお、スタイリング重視で新規造形されてきた従来のDXSシリーズとは異なり、旧シンカリオンシリーズからのリデコ品となっているが、クロス合体の強度が向上するよう細かな改良も施されている。
シンカンセンモード
先頭から1・2・7・8号車。
E5と比較
三両と四両だから当然500こだまの方が長いのだが、実は中間車一両の長さはDXS版E5他の方が別売りの動力車を仕込む都合もあってちょっと長い。
天面に5㎜穴が一ヶ所あるのでシンゴウスピア(ライフルモード)を乗せてみる。
Shinca
シンカギアの1番スロットにセットすることでシンカリオンモードへの変形音声、並びに必殺「ミサイルシールド」の音声を発動可能。
2番スロットに他シンカリオンを迎えてのリンク合体はできない仕様だが、代わりにDXシンカギアでは本Shincaを2番スロットに装填することでブラックシンカリオンを含む現行各機とのリンク合体が可能。その際の必殺技音声は「超・〇〇」となる。
E5なら「超グランクロス」、H5なら「超カイサツソード」、N700Aなら「超エアロダブルスマッシュ」、ブラックシンカリオンなら「超デスグランクロス」……と言った具合。
チェンジ! シンカリオン!!
と言うわけで連結を外して変形開始!
まずは二号車を展開。内部を伸長して下半身にする。がに股っぷりが劇中イメージから乖離しているが、仕様上しかたがない面もあったりして(後述)。
さらに8号車からミサイルポッドを外して両ふくらはぎに装着し、自立の助けとする。
1号車から腹部を引っ張り出して接続!
7号車を真っ二つに割る。
上半身両サイドに接続!
腕部を展開。腹部のボタンを押すとスプリングギミックで頭部が起き上がる。
後頭部のカバーを折りたたんで。
8号車を伸ばして展開すれば……
シンカリオン 500こだま!
スタイリング
肩アーマーのおかげで横幅がすごい。
関節可動
今回首の可動はない。肩が付け根から360度回転(ちょっと硬めのクリック関節)で、変形の都合もあって上腕や肘はまあまあ自由に動く。
シンゴウスピア
適合率の低いホクトでも出てきた専用ウェポン。玩具的には中核部に柄とエッジ×2の4パーツ構成。
パーツ組み換えでメイスモード、ライフルモードにもなる。
ミサイルシールド
8号車の9割くらいで構成されるミサイル満載のシールド。脚部等も含めて弾頭は全てシール処理。
ミサイルシールドとシンゴウスピアでフル装備だ!
カイサツソード(ブルー)
刃がブルークリアとなったカイサツソードとウイング。クロス合体の際は劇中の色彩を再現するためにこちらを使用する。
そしてリンク! シンカリオン!!
四両でE5を囲んで空へ!
まずは2号車から。500脚部への変形と基本的に同じだが脚を伸ばさず、側面カバーを90度倒しておく。
腰のカバーを開く。
7号車は左右に分割。爪先と踵を展開する。
幅増ししたら裏側のスイッチを押し下げてロックをかけよう。
2号車と接続して下半身完成。
8号車から前輪(後輪?)を取り外す。説明書ではクロスパーツと書かれている。
E5の腕部を畳んでおく。
首後ろの2連5㎜ジョイントにクロスパーツを被せる。
さらに下からクロスアタッチメントを装着してしっかりと固定。なお、このクロスアタッチメントと後述するヘッドギアはクロス合体以外では完全な余剰パーツとなっている。
下半身と接続!
1号車、8号車をそれぞれ伸長。
クロスパーツを介して上半身と連結!
前腕を回転させ、拳も展開・回転。
ヘッドギア装着!
シンゴウスピアとカイサツソードを連結。カイサツトライデントを装備して合体完了!
シンカリオンE5×500(イーファイブ・クロス・ゴヒャク)
ハヤトのE5はやぶさとホクトの500こだまがリンク合体した五両編成シンカリオン。これまでのシンカリオンを超えるパワーと親子ならではの息の合った連携で戦う。
必殺技は超グランクロス。現状一回の出撃では一度しか撃てず、初戦闘では一射目をブラックシンカリオンに耐えられてしまったが、超進化研究所からの電力供給で二射目を放ち、撤退に追い込んでいる。
スタイリング
ちょっと脚が細いかな……しかし大ぶりな両肩新幹線にやはり太目の前腕と力強いプロポーションとなっている。
頭部
黄金のヘッドギアが力強い。先述したように本形態以外だと余剰パーツとなる。
アクション
E5の首可動は活きている。肩が付け根から回転可能な他、肘を曲げることが可能。上腕は軽く開いた角度で固定されているが、ロール軸が備わっているため意外と表情を付けられる。
変形の都合で拳が回転可能。
下半身は動かないが、長物のカイサツトライデントを振るうポーズが決まりやすい。
そして放て、必殺の超グランクロス!
……あ、ちょっと右肩カバーが開きかけてる(汗)
比較
通常シンカリオンや、三両合体と言ってもシャーシ自体はバックパックに回るN700Aと比べるとかなりの巨体。
マスターバックドラフト・レスキューコマンダーと。互角かちょいスマートといったところか。
もちろん玩具では他シンカリオンとのクロス合体も可能。主役っぽさが増すなN700A。
ブラックシンカリオン・バーサーカーモードと戦え! みんなの力を背に受けて!
余剰対策
カイサツソードを中間車から取り出して天面にセット、代わりにヘッドギアとクロスアタッチメントを放り込んでおけば余剰パーツなしでいけるな、と。
というわけで500こだまでした!
スタイリング重視で新造されていたこれまでのDXSシリーズと異なり旧シリーズのリデコ品で、合体・単体ともにがに股が目立つのがやや難点……ですが、500単体では8号車ほぼ丸ごと使うミサイルシールドで重心が偏りますし、E5×500も下から順に組み上げていく場合(合体バンクでは上半身を組み終えてから下半身と合体させていますが)、重ための両腕を左右順番に接続していく過程でバランスが崩れやすくなるので、対策を考えるなら新規造形でもあまり変わらない結果だったんじゃないかと思います。
各変形ギミックは実に楽しく小気味よく、トランスポーターガイア同様「同規格の機体となら何でもボリュームアップさせられる」という特性があるのでプレイバリューも実に高いです。アタッチメントのおかげでパーツの保持力も上がっていますし(余剰パーツになるものの対策は可能)、ボリュームに比して遊びやすいのが好印象ですね。