今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダー第8号とその愛車、S.H.Figuartsスカイライダー&スカイターボセットをご紹介!
スカァイ! ……変身ッ!
〇キャラクター解説
城北大学のハングライダー部員である筑波洋は練習中にネオショッカーから脱走した志度敬太郎博士を救出するが、ネオショッカーに部員たちを殺害され自らも瀕死の重傷を負ってしまう。しかし彼を改造人間にすることを条件にネオショッカーに戻った志度博士の手で改造を施された。脳改造を施されていなかった洋は志度博士とともにネオショッカーを改めて脱出、志度ハングライダークラブを拠点にネオショッカーとの戦いに身を投じる。
その後ネオショッカー対策委員会に招聘された志度博士に代わり、大学の先輩でもあり志度博士とも面識のある谷源次郎という後見人を得た洋は、時に7人ライダーと助け合い、時に謎のヒーロー(自称)がんがんじいと交流を持ちながらネオショッカーと戦っていくのだった。
身長:180㎝ 体重:70㎏ ジャンプ力:ひと跳び200m
ネオショッカーで働かされていた生体改造工学の第一人者・志度敬太郎博士の手で改造された青年・筑波洋が変身したイナゴモチーフの改造人間。
変身ベルト・トルネードの左右に設置された重力低減装置を用いた飛行能力・セイリングジャンプが最大の特徴で、800㎞/hのスピードで飛び回ることができる。
当初は暗めの体色だったが、中盤にグランバザーミー率いる怪人Ⅱ世部隊との戦いに際して7人ライダーからの特訓とエネルギー注入を受けて明るい体色の強化スカイライダーとなった。
先二代の先輩に比べると爽やかなスポーツマンといった性格でやや特色が薄く見られがちだが、改造された肉体を早い段階で「正義を守る力を与えられた」と捉える前向きさも備えている。
主な必殺技は高空から蹴り込むスカイキック。強化後は(バンクフィルムが強化前の分しか作れなかったこともあり)あまり飛行しなくなったが能力自体は健在で、重力低減装置を使った華麗な空中殺法を炸裂させ、先輩ライダーと力を合わせた8人ライダーセイリングジャンプといった技も発動させた。
〇玩具解説
2017年2月24日~4月20日受注、7月25日発送開始の魂Web受注品。同時発送物は「スカイターボ(単品)」「仮面ライダーアマゾンシグマ(仮面ライダーアマゾンズ)」「我愛羅(NARUTO-ナルト-疾風伝)」「BEMULAR(ULTRAMAN)」「Undertaker(WWE)」「Kane(WWE)」「サトシ&ロケット団(Limited Edition/ポケットモンスター)」「桜庭ローラ(冬制服ver/アイカツスターズ!)」など。
2012年2月に発売された「スカイライダー」とスカイターボのセット品で、スカイライダー側は頭部が新造され、専用魂Stageも土台色が変更されている。
スタイリング
これまでの昭和ライダー系列と同等の、スタイリッシュさと野暮ったさを絶妙に両立させたプロポーション。
……というか元のSHFスカイライダーは1号、アマゾン、2号に続く4体目なので割と早い方の商品化だったりする。
頭部
触角の付き方や複眼の影など批判の集まっていた旧版から大きく完成度をあげたフェイス。
ただし側頭部のラインは一番上のものが何故か妙に細くなっていたりする。
マフラー
首に直接ボールジョイントで差し込む方式。途中の分割線がやや目立つ……これでも旧版よりは自然になったのだが。
肩当ては硬質素材で内側に引っ込めることが可能。
これによりある程度は干渉を逃がすことができる。
トルネード
重力低減装置のレバーは可動する。特にストッパーはなく、やろうと思えばさらに下まで持って行けたりする。
強化スカイライダーとなったことで撮影用スーツなどではさりげなく中央バックル部分が巨大化しているのだが、このサイズ差は強化前スカイライダー(2013年9月発送)では再現されていない。
アクション
上腕にロール分割線がないので腕を内転させにくい、足首がボールジョイント接続という昭和系おなじみの可動。
実は2012年発売の旧版では股関節の引き出し軸が経年劣化で割れていることが多く、壱伏所有のものも割れてしまっていた。
手首オプション
まずはデフォルトのグー。スカイドリルで壁を破れ!
平手。
手刀。できれば指差し手首も欲しかったところ。
セイリングジャンプのポーズ!
首交換
頭部を外し、首も土台から外して。
セイリングジャンプ専用のものに交換し改めて頭部を乗せる。
専用スタンドを用意して。
セイリングジャンプ
マフラーは硬質素材で角度は固定されているが、首パーツそのものは通常のものと同じく下部がボールジョイント、上部がスイング関節付きボールジョイントとなっており可動性能はそこまで低下していない。
トルネードに装着するアダプターを介することで、魂Stageを使った飛行ポーズ展示が可能となる。
スカイターボ
全長:2,200㎜ 全高:1,180㎜ 重量:300㎏ 最高出力:2,000馬力
動力:水素エンジン 最高速度:通常時300㎞/h ブースト加速時1,200㎞/h
スカイライダーの愛車で、通常時は洋の常用オートバイに擬態している。前輪近くに超振動発生装置(HVG)を内蔵しており、これを作動させて壁などをぶち破るライダーブレイクという技を持つ。
スタイリング
オプションとして毎度の後輪スタンドが付属。
メーター類
メーター類はシールで再現。一応ハンドルは着脱可能だが予備は付属しない。
エンジン周りはちょっとスカスカしてる気がする。
そう言えばHVGって具体的にどの辺に詰まってるんだろう。
付属のハンドル持ち手首を装着して。
ライドオン
実に自然なライディングスタイルを楽しめる。このスカイライダーが欲しかった!
もちろんステアリングを左右に切ったり、後輪のサスペンションを上下させたりといった基本ギミックは備えている。
アダプター
アダプターを底面に装着することで魂Stageでのジャンプ展示が可能となる。
なぜか後に発送されたヘルダイバーと互換性があったりする。
全乗せ
重量は減るだろうけれど地面へのグリッピングも弱まりそうだしあんまり意味はないかな。
唸れHVG! かっ飛ばせブースト加速!
ライダァァァッブレイクッ!!
空中殺法
戦闘員の頭や肩を足場に駆け抜ける飛び石砕き。他にも敵の武器の上に乗る「陽炎の術」なんてのもある。
敵の全身を粉砕せよ、三点ドロップ!
そして必殺のスカイキック!
キック視点で敵に突っ込んでいくアングルが有名。
客演
昭和ライダーの本人客演回数、実は一文字さんがトップだったりする。
昭和二期
村上弘明さんライダーシリーズへの本人客演はしてないんだよなあ……どこかでやってほしい。
というわけでスカイライダー&スカイターボセットでした!
今の目で見たら若干設計が古い部分もありますが必要充分なアクション性能とプロポーション、そしてぐっと劇中イメージに近づいた新規頭部のおかげで完成度は高いです。
スカイターボも実に手堅い出来で、まず文句の付け所のない決定版と言えるでしょう。
スカイは昭和ライダーの中でもトップクラスに思い入れのあるライダーなので、こうして愛車とセットで飾れるのは実に嬉しいですね。