今日のといず・くろすおーばーは!
エグゼイドの第二強化携帯、S.H.Figuarts仮面ライダーエグゼイドハンターアクションゲーマーレベル5(フルドラゴン)をご紹介!
「大・大・大・大・大変身!」
マイティジャンプ! マイティキック! マイティマイティアクション! X!! アガッチャ!
ド・ド・ド・ドラゴ ナ・ナ・ナ・ナーイト! ドラ! ドラ! ドラゴナイトハンタァーッ! Z!!
〇キャラクター解説
身長:206.5㎝ 体重:157.0㎏ パンチ力:18.2t キック力:24.4t ジャンプ力:ひと跳び48.7m 走力:100mを2.8秒
エグゼイドが「ドラゴナイトハンターZ」のガシャットを用いてハンターゲーマを召喚、装着した強化形態。
ゲイルドラゴウイングによる飛行能力とウィップドラゴテイル、ドラゴナイトブレード、ドラゴナイトガンによる攻撃力を併せ持つ。一方、元来ドラゴナイトハンターZは多人数協力プレイを前提としているため、ハンターゲーマを他のライダーと分割装着したドラゴンファングに比べるとドラゴフォースリンク機能が働いていない分基礎スペックは劣る。
必殺のドラゴナイトクリティカルフィニッシュを発動すると頭部のドラゴナイトファングから放つ高熱火炎で敵を焼き尽くす。
〇玩具解説
2017年7月22日発売。前日21日には「フレイア・ヴィオン(マクロス⊿)」「ゴモラ(ウルトラシリーズ)」「ベジータ(ドラゴンボールZ)」が発売された。
SHFエグゼイドシリーズ第四弾にして、現状最後の一般店頭販売品となる。
スタイリング
胴体のみならず両手両足にもゲーマを装着しているため実にボリューミー。
比較
……とはいえLVUR版(左)に比べれば着脱ギミックがない分スマートになっている。
EXヘッド-HU-ACT5
頭からすっぽりかぶっているおかげで顔が奥まっている。ドラゴナイトファングは非可動。
可動
ドラゴナイトファングが頭部に固定されているため頭部に合わせてドラゴナイトファングの向きが変わる。撮影用スーツとほぼ同じ分割になっている。
アクション
腕部のボリュームアップにともない肘の可動範囲が90度くらいになっているが、残りはだいたいレベル2と同等。
肩構造
肩アーマーは胸部装甲に接続されている。そのため肩アーマーと上腕、下半身をレベル2と交換すればドラゴンファングにお手軽改造、というわけには行かない。
肩を根元から外すの大変そうだしうかつに手を出さないほうがよさそう。
手首
本形態では使わない武器持ち手が削除されている代わりに、指三本を立てた形の新しいポーズ手が付属している。
レベル5用というよりは「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」専用手首とみるべきか。
ゲーマドライバー
内部グラフィックもしっかり再現。
キメワザスロットホルダーの予備スロットにはゲキトツロボッツのガシャットが装填されているが取り外しは不可能。
ドラゴナイトハンターZをガシャコンウェポンにセットすることもできる。ドラゴナイトクリティカルフィニッシュを放て!
ウィップドラゴテイル
特に可動ギミックはない。
ゲイルドラゴウイングも含めた背部フレームは何気に取り外し可能だったりして。
ドラゴナイトブレード/ガン
シャープな造形と塗装で再現されているが、特にこちらもギミックはなし。
フルドラゴン&オールドラゴン
類似コンセプトの先輩と一緒に。エグゼイドの方は分割装着が真価、というあたりオールドラゴンとは正反対なのが面白い。
最初は暴走。
得物が得物だけに取っ組み合いの間合いはちょっと苦手そう。
キメワザ!
フルドラゴンにせよドラゴンファングにせよドラゴンの口から炎を吐いてるけれど発生源エグゼイドの顔面……?(設定上は歯列に仕掛けがあるっぽいけれど)
フォーゼ用のエフェクトがとても便利。
こんな共闘も見てみたかった。
というわけでエグゼイド・フルドラゴンでした!
第1クールの山場を盛り上げる主役ライダーの強化形態で見栄えもいいからと一般販売枠に選ばれたのだとは思いますが、本編はその後ゲンムレベルⅩ、エグゼイドレベルX・XXが登場し、ドラゴナイトハンターZがほぼ強化措置を長らく受けられなかったブレイブ専用になってしまったので存在意義が微妙という……
この記事を書いている段階でもうブレイブ・スナイプのレベル5(ドラゴンブレード/ドラゴンガン)も到着しているのですが、これらと並べるのであればドラゴンファング形態でないと劇中再現とはならないわけで、「エグゼイド」独特の強化スタイル(玩具計画的にも番組進行的にも)とフィギュアーツの食い合わせの悪さが特異点のように重なり合ってしまった印象は受けます。また肩アーマーの処理も独特なのでレベル2とのニコイチドラゴンファング再現も困難、というのも悩ましいポイント。
ただそれらはともかくとして玩具単体で見た場合、大ぶりな得物を二振り装備しているため派手なアクションをさせるのが楽しく、エフェクト類との相性も基本的にいい(本レビューでは使っていませんが魂EFFECT THUNDERの青と黄色をそれぞれの武器と組み合わせてもいいでしょう)ので、遊びごたえは充分ですね。