今日のといず・くろすおーばーは!
ドライブヘッドにもついに登場、特別機動隊ソニックインターセプターブラックマックス・サポートビークルソニックジェットイーグル・サポートビークルソニックドーベルマンジョンをご紹介!
S.I.B.メガマックス、ゴーアタック!
〇機体解説
機動救急警察とは異なり科学を悪用する犯罪に対する捜査と戦闘を主任務とする組織・機動強襲警察に所属する黒きドライブヘッド。その機体はソニックインターセプターの試作ゼロ号機が基となっており、ゴウたちよりも早い段階で隠密行動を取っていた。
通常ドライブヘッドはドライブギアにブラックボックスとして内蔵されている制御AIとシンクロできる少年少女たちでなくては満足に扱えないのだが、S.I.B.マックスは制御AIを排して100人に一人の天才ドライバー・黒江田隼にマニュアル操作を行わせることで通常ドライブヘッドと同等かそれ以上のパフォーマンスを実現している。
〇玩具解説
2017年8月10日発売。同時発売物は「ドライブヘッドトミカシリーズ」等。NextStageではワンパッケージで販売されていた「特別機動隊セット」をバラ売りし、一部仕様を変更したもの。それぞれにドライブバッジ、シンクロバッジが付属している。
ソニックメガバイパー
S.I.B.マックスの中核となる漆黒のスポーツカー。
2017年8月20日現在、単体での活躍は見せていない。
ボディ部分を用意して。
S.I.B.マックスカーフォーム
毎度おなじみのカーフォーム。商品としては超超硬度シールドや武装一式を天面に乗せた状態がデフォルトとなる。
劇中ではソニックインターセプター同様にパトランプブーメランのみを乗せた姿で登場した。
バイパーズ
左からNS特別機動隊セット版ソニックメガバイパー、本商品、ドライブヘッド版ソニックバイパー。
この状態ではDH版ソニックバイパーのリカラーとなる。
左がNS版。
DH版ソニックインターセプターと。
さらにサイクロンインターセプター(右)と。
ブラック&ゴールドは王道バリエーションだが、NS版より全体的にゴールド多めの配色となっている。
ドライブヘッドS.I.B.マックス、フォームチェンジ!
劇中だと黒江田のドライブギアにAIが搭載されていない都合上、変形の際のアナウンスもないという。
またパッケージ設定ではNS版同様「特別機動隊の隊長機でMAXグレードに仕上げられている」という旨の記述となっている。
S.I.B.マックス
ほぼカラーリングが変わっただけなのだが、十二分に印象が変化している。光沢のあるブラックが高級感を醸し出す。
超超硬度シールド他を背中に背負うことも可能。
比較
やはりNS版は銀・白の比率が大きいのと、かなり頭部の意匠が異なる点が目立つ。
可動範囲などはいつも通り。
ソニックインターセプターと。本商品は本体に関して言えばソニックインターセプター(ソニックバイパー)の頭部リデコ品である。
三種バストアップ
顎の装飾と頬のセンサーらしきものが特徴。
頭頂部の金ラインのおかげでサイクロンインターセプターにもヒロイック度では負けていないかも。
パトランプブーメラン
射程距離200mの回転灯回転ブーメラン。基部がゴールドになった以外はソニックインターセプターのものと同一仕様。
超超硬度シールド
表面にはSPECIAL RIOT POLICEのエンブレムが。キャンペーンのクリアシールドと合わせると三枚目となる。
特殊警棒
シールド裏面に二本格納。明らかに伸縮するデザインなのに伸縮ギミックはない。
S.I.B.マックス・ドライブバッジ
セット後の長押しは
「S.I.B.マックスエンジン始動。(DGナビ音声) S.I.B.マックス、機動救急警察が誇る特別機動隊ね(宗像チーフ)」
その後の短押しは
「S.I.B.マックス発進よ」
「(サイレン音) 現場に急行よ(宗像)」
「(加速音)」
「(急ブレーキ音)」
「(警告音)」
「(急ブレーキ音)」
のローテーションとなる。
ドライブトリガーを起こすことで「S.I.B.マックス、ウォーカービークルフォームに移行します。 S.I.B.マックス、発進よ」
短押しで
「S.I.B.マックス、発進よ」
「(サイレン音) 現場に急行よ(宗像)」
の二種ローテーションとなる。
ドライブギアの収録時期が早かったためか黒江田役の水島大宙氏の音声は使われておらず、設定もTV本編とは異なりNextStageをある程度踏襲した物となっている。
シンクロ合体関連はソニックドーベルマンジョン、ソニックジェットイーグルのみ対応音声が流れる仕様だが、こちらもやや特殊(後述)。
ソニックジェットイーグル
S.I.B.マックスに遠隔操作されるサポートビークル。劇中では短銃からの連射で刈狩陣営のトレーラーに風穴を開けていた他、直接描写はされていなかったがミサイル発射機能も備える模様。
完全にこれまでのソニックジェットのリカラーなのでギミック面ではいうことがない……
NS版イーグルと比較すると本体シャーシ(?)がグレーとなり、武装やバーニアがガンメタ調の成型色になっているのが特徴。
S.I.B.マックス・ジェットバーニアン(?)
もちろんこれだけでもS.I.B.マックスとシンクロ合体可能なのだが、パッケージを見る限り名称は設定されていない模様。
ソニックジェットイーグル・シンクロバッジ
長押しで「ソニックジェットイーグル。S.I.B.マックス用のソニックジェットよ(宗像チーフ)」の音声が流れる。
シンクロ合体では「シンクロ合体完了」だけで特に機体名称は流れず、短押しで「(飛翔音)」が流れる程度だったりする。
ジョン
ソニックドーベルマンジョンのコアとなる……何だろう、無人マシン?
三連ターレットが回転可能で、上部ジョイントはドライブヘッド背部と同じ規格の5mmジョイントとなっている。
基底面積はバイパーシリーズや他トミカと同等だが全体的にボリュームがある。車輪の類はないためコロ走行は不可能だったりして。
ステーとライフルをジョンに装着してボディを用意。
ソニックドーベルマンジョン
S.I.B.マックスを支援する陸のビークル。チームドライブヘッドからは戦車として認識された。天面の超長距離狙撃用スナイパーライフルを主砲とし、前面のラバー弾連射用ガトリングを補助的に用いる。
ラバー弾だけど月まで届くと噂されるスナイパーライフルとか秒間100発のガトリングとか完全に破壊目的だよね。
前述したジョンのターレットの他、ガトリングも先端部が回転する。
作業モード形態
ボディや腕部はレスキューブルドーザー(ハイパーブルドーザー)のリカラーで先端アタッチメントのみ変更しているので、作業モード形態にも変形が可能。作業……?
腕にガトリングを装着した状態と、ガトリングを頭上に逃がしてスナイパーライフルを持たせる形態の二通りを選択できる。
比較
まずはNS版(左)と。DH版はゴールドが増え、ガトリングがガンメタとなっている。
レスキューブルドーザーと
カラーリングのおかげで印象は違う……んだけどこいつらに迫られると怖いね。
ボディ部分は完全に色違いなだけでジョイントは揃っているのでドーベルチェーンソーなんて連結合体もできる。
シンクロ合体
こっちはソニックジェットと違ってシンクロ合体名称のとっかかりすらない……
なおドーベル腕(ブルドーザー腕)だと出っ張りが干渉するため超超硬度シールドをうまく構えられない。
ソニックドーベルマンジョン・シンクロバッジ
長押しで「ソニックドーベルマンジョン。S.I.B.マックスとシンクロ合体するわ(宗像チーフ)」の音声が流れる。
イーグルバッジ同様にシンクロ合体では固有名称は出ないが、「(ガトリング連射音)」が流れるようになる。
そして改めて
ドライブヘッド・S.I.B.マックス、シンクロ合体!
S.I.B.マックスから両手足と背面装備を外し、ソニックジェットイーグルのパーツを合体!
左腕はガトリングアーム。
右腕は拳を出してスナイパーライフルを持たせて……
シンクロ合体完了!
「S.I.B.メガマックス、ゴーアタック!」
S.I.B.メガマックス
S.I.B.マックスにソニックドーベルマンジョン、ソニックジェットイーグルがシンクロ合体することで完成する戦闘形態。ジェットバーニアン同様の空中機動能力にガトリング及びスナイパーライフルの火力が追加され、全体的なパワーアップを実現している。
ドライバーである黒江田の技量もあり、大気圏突入で都市部への直撃コースを取った宇宙ステーション補給船をスナイパーライフルの一撃でバラバラにして失速せしめ海に叩き落とす活躍を見せた。
ヘヴィーブレードストロンガー同様、ドライブギアではS.I.B.マックスのウォーカービークルフォーム駆動中にイーグル・ジョンのシンクロバッジで二重シンクロ合体させることで「シンクロ合体完了。S.I.B.マックス・メガマックス」の音声が流れ、短押しで「(飛翔音)」「(ガトリング連射音)」が交互に流れるようになるが、S.I.B.マックス以外のドライブヘッドには非対応となっている。
スタイリング
一応パッケージ等では両腕ガトリング状態がデフォルトとされている模様。
余剰パーツはそれぞれのサポートビークルボディにまとめておける。
TV版装備
TV版では右腕にスナイパーライフルを装備。超長距離狙撃用スナイパーライフルは片腕でも十分に扱える模様。
なおライフルステーはレスキューバックドラフトのウォーターマグナム用ステーに酷似しているが、完全な別物なので互換性はない。
使う気配はないけれど短銃・多目的四連銃の連結ギミックはちゃんと生きている。
二挺の銃で遠距離の敵を同時に狙い撃つ事態は来るのか……?
比較
NS版と比べるとよりDH版はカラーリングで「重さ」が増している。
疑似メガマックス
ソニックインターセプター・ヘヴィーブレードジェットバーニアン(仮)。これもこれでかっこいい。
アクション
果たしてどちらが速いのだろう。まとめてブリッツフォーミュラに抜かされそうだけど。
劇中だとどこからともなくリボルバー式ピストルを抜いていた(射撃は断念してジョンに撃たせていたけれど)。ソニックワッパー同様、ソニックインターセプターの装備が使われているのは面白いのだけれど、S.I.B.マックス関連商品には付属せず、今や入手困難なソニックインターセプターから引っ張ってくるしかないという。
新人デカとベテランデカ、みたいな。
ジョン合体
同一規格なのでジョンがドライブヘッドのコアになることもできる。殺気に満ち溢れている……
戦えドライブヘッド!
シンクロ合体で刈狩博士を追い詰めろ! そしてもう一つ、謎の敵勢力も……?
というわけでS.I.B.メガマックスでした!
玩具本体は特別機動隊セットのバラ売り・バイパー変更&頭部リデコ品なのでギミック的に新味はありませんが、劇中での立ち位置が想像以上に美味しすぎたので実に旨味のあるドライブヘッドになっていると思います。明らかにエリートライバル然としたNS版もあれはあれで定番って感じで好きですが。
ドライブバッジ・シンクロバッジ関連で見ると黒江田の音声はなく、宗像チーフが指示を出したりNS版の特別機動隊設定を引きずっていたりして、収録時期にはまだ設定が固まっていなかったことが窺えます。明らかに重犯罪者対策用なので大人キャラを乗せる必要があると判断されて、ドライブヘッドの基幹設定とどうすり合わせるか紆余曲折あったのかも……?
何はともあれゴウたちと互いに尊敬し合える理想的な関係を築いた黒江田ともども、今後の活躍に期待が持てますね。