スタイリング
フィギュアーツならではの、より劇中スーツを彷彿とさせるプロポーション。
全身のシフトカーロゴは付属ステッカーをユーザーが貼付する仕様となっている。これを出荷時点でやろうとすると値段が一桁上がってしまうとのことで……
バストアップ
頭部ファスターメットのウィンガードバイザーはTK09よりスモークが濃くなっている。エアーエキゾーストパイプの焼付表現などもバッチリ。
ウィンガードバイザーを外すとタイプスピードそっくりの目元が。
肩のG-サイドポッドは大きく跳ね上げることが可能。
やはりパワーゲイルウィングの干渉は避けられないが、フィギュアーツ素体の可動範囲と相まって躍動感あるポージングやシフトアップアクションも可能となっている。
コア・ドライビア-Nの露出はパーツをエンジンユニットに交換することで表現する。
トレーラー砲(トレーラーモード)
ドライブの武器ではあるがシフトカー同様に自律行動が可能なカートランスポーター型必殺砲。これ自体がコア・ドライビア-THを内蔵している。
キャブ部分をスライドすることで大砲モードへ。平手と専用の持ち手首が付属する。
シフトランディングスロットのカバーを外し、シフトフォーミュラ(シフトカーモード)をセットすることが可能。」
さらにハッチゲートマズルを引き抜き、シフトカーを二台セット。
これにより、サイドゲージウィンドウに装填したシフトカーが写るギミックを再現可能となる。
放てフルフルフォーミュラー大砲!
これまでの進化
主にワイルドとテクニックのおかげで、結構別人感の強い並びに……
アクション
腕に強引にリボルバーナックル用エフェクトを通してみる。
急停止!
そして簡易メンテ。
ハンドル剣とドア銃も用いて戦え!
「来たか、トレーラー砲!」
「フルフル・フォーミュラ・大砲ーゥ!」
初陣は強化されたライバル魔進チェイサーと。そしてこの時の勝利が新たな運命を呼ぶ……
「仮面ライダー4号」では限界を超えた連続シフトアップでフォーミュラドロップを披露。
コンセプトを突き詰めた結果異形感バリバリになった中間フォーム、ということで個人的には見てみたいツーショット。
そしていきなりのTK回帰。
本来想定されていた最強の組み合わせだけど、二人とも更なる想定外の進化を遂げることに。
というわけでタイプフォーミュラでした!
ついついレビューしそびれていましたが、S.H.Figuartsタイプトライドロンももうすぐ発送になるので出さなきゃなと。
まずはTK09。元デザインの弊害でアクション性能は高くないのですが、胸部以外のシフトカーロゴがモールド表現されていたり、煩雑なプロセスを経ることなくエンジンメンテシーンを再現できたりと、ボーイズトイならではの遊びやすさが魅力です。両手のタイヤジョイントは共通規格なので、大振りになるとはいえ他のタイヤを装着することも可能。
そのTK09のオプションとしてプレミアムバンダイ限定商品となったタイヤセットフォーミュラですが、こちらは本当にTK09ありきで商品ボリュームも少なく、これなら多少値が張ってもTK09に同梱できたんじゃないかな……と思ってしまうのは否めません。ただ強度確保のためか意外と厚みがあるのでタイプスピードとタイプテクニックに装着できないという欠点があり、この辺が限定商品となった所以なのではないかと個人的には考えています。
そしてS.H.Figuarts版はステッカーを自分で(しかもかなりの割合をフリーハンドで)貼付しなくてはならない、というのが面倒ではありますが、可動範囲については改善されていますしトレーラー砲のプレイバリューが高いので遊びごたえがあります。
両方手元に置いて、アクションシーンはSHF版、タイヤ交換はTK版と使い分けて遊ぶのが一番かも知れませんね。