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Channel: といず・くろすおーばー!
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LG36 情報参謀サウンドウェーブ

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 今日のといず・くろすおーばーは!

 ついに正統派リメイク? トランスフォーマーレジェンズよりLG36サウンドウェーブをご紹介!

サウンドウェーブ

「サウンドウェーブ頭イイ、ビルドロン皆莫迦バカリ」

 

 

〇キャラクター解説

キャラ

 デストロンの情報参謀、サウンドウェーブ。センサーで電子頭脳の波長をキャッチし、相手の心を読むことができる情報のスペシャリストが、このサウンドウェーブなのだ。そして右腕には振動ブラスターガンを一門備え、あっという間に小さなカセットレコーダーにトランスフォームする。(「謎の巨大隕石」ナレーションより)

 カセットロンを指揮して諜報活動に勤しむ、メガトロンからの信頼も厚い情報のスペシャリスト。無表情なマスクフェイスと無機質な口調が特徴ではあるが、ライバルのブロードキャストに対しては敵愾心をあらわに「口ダケノイカレサウンドガ」と罵ったり優位に立った際には高笑いをしたりと結構感情は豊かだったりする。

 カセットレコーダー形態ではサイズを自在に変化でき、人間の施設に人知れず忍び込むことが可能。冷静沈着で組織内での栄達を望むタイプではあるが、仲間の弱みを把握していたりする陰険な面を持ち、ザ・ムービーではニューリーダー決定戦に名乗りを上げたこともあった。ただしドタバタ走ったり吹っ飛ばされた仲間の巻き添えを食ったりとフィジカル面では微妙にどんくさそうな描写も……

 日本展開では「ザ☆ヘッドマスターズ」にてブロードキャストと一騎打ちを行い相討ちとなるも、サウンドブラスターへと強化改造された。

 CVはナレーションも務める政宗一成氏。

 

 

玩具解説

玩具解説

 2016年12月28日発売。同時発売物は「LG35総司令官スーパージンライ」など。玩具的には「LG27ブロードキャスト」と同一構造となっており、金型流用を前提に設計されたパーシャル品。もとは「タイタンズリターン」シリーズのリーダークラスなので三段変形が可能で基地モードを備える。

「トランスフォーマーレジェンズ」ではブラックホールのエネルギーを受けたG1TFたちが体内に発生したブラックホールによってボディが縮小してしまう事態が生じ、完全消滅する前に頭部を切り離して小型ロボへと改造、トランステクターにヘッドオンして能力を補うというストーリーとなっている。サウンドブラスターもその例にもれず人間大の小型ロボとなっていたが、自らディスコ・ダンシトロンを設立し、さらにライバル・ブロードキャストが超エネルギー「ゾディアック」の力でトランステクターをZ(ゾーン)モードに変形させた現象を応用してダンシトロンをトランステクター化した……という流れになっている。

 

 

タイタンマスター・サウンドブラスター

前後ろ

 頭部や背面フェイス以外はブロードキャスト付属のツインキャストと同一なのだがカラーリングで見事にサウンドブラスターに見せている。

 ところで海外でのヘッドマスターは本来日本版と異なり「胴体:TF本人 頭部:操縦して補助してくれる人」という関係なのだが、海外でのタイタンズリターン版だとこの「頭の人(海外名もSoundblaster)」ってどういうキャラなんだろう……わざわざサウンドウェーブが自分に似せたスーツをパートナーに着せている?

 

サイズ比

 旧レジェンズクラスと並べるには多少大柄かも知れないけれど、個人的には許容範囲としたい。可動範囲はジンライと同じ。

 

 

デバイス

ユニット

 三連キャノンユニットらしきもの。上面に5mm穴が二ヶ所あるため振動ブラスターガンをセットしておくことが可能。

 

搭乗後ろ

 タイタンマスターをライドオン!

 

ピン

 さらに二ヶ所タイタンマスターを立たせておくピンがある。

 

表裏

 モチーフはリモコンとなっている模様。

 

固定

 さらに説明書には明記されていないが裏面にはタイタンマスターを一体化させておけるくぼみがある。

 

デバイスデッキモード

前後ろ

 今時カセットデッキにトランスフォーム!

 海外版だとモバイルプレイヤー、日本版だとデバイスデッキとされている。カセットデッキ型の最新機器といったところか。裏面には実際のイヤホンジャックやUSBメモリを差し込める穴が開いていたりする。

 

セット

 また裏面に武器を取り付けておける5mmのジョイントが凹凸一つずつ存在。

 

オープン

開く

 スイッチを押下するとカバーが開く。

 

納めて

閉じる

 ここに先述のデバイスをセット、収納することが可能。

 デバイスにサウンドブラスターを一体化させておけば余剰パーツを出すことなくすっきりまとめておける。

 

カセットロン

 またここには同一のデバイスモードに変形するカセットロン/カセットボットも収容可能。コンドル、リターン!

 

 

トランスフォーム

トランスフォーム1

 前面パーツを90度前方に倒す。

 

2

 後方のパーツ上半分はロボットモードの腕部。これを真上に持ち上げて。

 

3

 タラップと足首を展開。

 

立てる

 足首からはレーダーパーツを起こす。

 

腕から砲台

 肘をまげて前腕から砲塔を展開。

 

反対側も

 反対側も同様に。

 

オープンパネルを

 デバイスをイジェクト。

 

展開して椅子おろす

 カバーから照準パネルを起こす。

 

武器セット

 カバーに振動ブラスターガン、前面パネルにミサイルポッドをセット。

 

着席

 デッキの持ち手にデバイス、パネルにサウンドブラスターをセットして完成!

 

 

基地モード

前後ろ

 またの名をディスコクラブ・ダンシトロン。

 

ピン

 各部にはタイタンマスターを立たせておくピンが設けられている。

 この他にも腕の先端や照準パネルの内側などが該当する。

 

連結

 左右のタラップを用いて他のタイタンズリターン系の基地と連結せよ!

 

カセットロンと

 ビークルモードを得たカセットロンたちの前線基地にもなるぞ!

 

 

トランスフォーム!

変形!

 それでは改めて今度はロボットモードへ。

 

閉じる

 脚部パーツを開いている都合上、基地モードから変形させると楽だったりもする。

 

伸ばして足首まげて

 タラップを畳み足首の位置を整えて。

 

箱を作る

 箱を作るようにパネルを畳む。

 

反対も

 反対側も同様。

 

腕展開

 立たせて腕を下ろし拳を露出。

 

待機ヘッドオン

 ヘッドオン!

 

展開してメットオン武器装着

 そしてメットオン! ミサイルポッドを右肩に装着すれば変形完了!

 

 

ロボットモード・スタイリング

前後ろ

 四肢が太くがっちりとしたプロポーション。

 何しろリーダークラスなのでサウンドウェーブ史上有数のボリューム感である。

 

 

バストアップ

バストアップ

 タイタンマスターの上にヘッドギアをかぶせることで小顔になりすぎないようバランスが取られている。ただしこれが後々のクロスヘッドオンの時に影響することに。

 

首回転

 スーパージンライ同様、ヘッドギアの接続アームごと首が土台から動く。

 

標準的腕

 肩は前後360度回転し横に0度上がる。上腕ロールと肘の90度関節があるためロボトイとしては標準的な可動性能。

 

音波キック膝開脚

 股関節はクリックがしっかりしており、フロントアーマーの可動で干渉を防ぐことも可能。足首が前後にスイングする他内側に90度倒せるため180度開脚すらこなす。

 

 

振動ブラスターガン

武器

 先行発売のブロードキャストと同型の銃となっているため元々の振動ブラスターガン(乾電池から変形)とは形状が異なるのが惜しい。

 

余剰対策

 使わない時は腰の後ろに装着しておこう。

 

 

ブロードキャストと

パーシャル

 腕部や背面、足首などを見ると共通設計であることがわかるのだが、頭部や脚部、胴体前面など特徴的な部分を別造形にしているため「同種族の別人」といういい塩梅の差別化に成功している。

 

メットオフ

 メットオフするとサウンドウェーブは単体のヘッドというより内部メカニズムを露出した感じが強く出る。

 

 

クロスヘッドオン

クロスヘッドオン

 誰だお前ら。

 

 

色々ヘッドオン

色々交換してみたけれど

 上からジンライ、エイプフェイス、ブルホーン。タイタンマスターたちの大半はヘッドモードで「ヘルメットのあるロボットフェイス」を構成するデザインになっているが、サウンドウェーブの場合はヘルメットとフェイスを分離している(その分サウンドウェーブは顔が大きく作られている)。

 

メットないほうがいいよね

 ヘルメットは脱いでしまった方がいいかもね。

 

 

サウンドウェーブ色々

音波大集合

 写真にはいないけれど人工衛星もあるし、あとは船舶系がいれば全領域制覇?

 

イジェークト

 同時発売のコンドル、ジャガーとともに。

 

今回は共闘で

 イカレサウンドと共闘の時!?

 

 

というわけでLGサウンドウェーブでした!

まとめ

 サウンドウェーブにせよブロードキャストにせよカセットデッキに変形するという元設定の都合上、デバイスレーベルやマスターピースを除くとなかなかG1イメージそのままのリメイクがなされなかったキャラクターですが、今回はリモコン型の三連砲塔や小型タブレットに変形するカセットロン/カセットボットを収容可能なデバイスデッキ、という形でG1イメージに近いデザインでの商品化となりました。

 ヘッドマスター化については基地モードをはじめとするプレイバリューの拡大に寄与しているので個人的にはむしろ大歓迎です。今のところデストロン側に基地変形ギミックのあるキャラがいないのでブロードキャストやスーパージンライとしか連結しようがないのですが、レジェンズ世界だと喧嘩しながら共存しているような関係になっているのであまり問題はなさそうだったりして(笑)

 初心者の方もこの機会に初サウンドシステムいかがでしょう? とお勧めできる一品ですね。


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