今日のといず・くろすおーばーは!
ULTRA-ACTよりウルトラマンガイア スプリームヴァージョンをご紹介!
「ガイアが、変わる!」
身長:50m 体重:42,000t 飛行速度:マッハ25 走行速度:マッハ7.5
水中速度:マッハ5 潜地速度:マッハ6 ジャンプ力:2,500m 握力:120,000t
ウルトラマンガイア(V2)が内包する大地と海の光を解放することで生まれる強化(ヴァージョンアップ)形態。ガイアブレスターが肩にまで拡大し、体側部にはアグルの青が入る。
全ての能力が飛躍的に向上しており、映像作品中では無敗を誇る。一方で活動時間が1分に制限されるという設定もあるが、劇中では特に反映されることはなかった。
基本的にガイアV2が戦闘の〆にヴァージョンアップすることで登場する形態だが、TV最終回では地球怪獣の光を集めて復活する際に最初からスプリームヴァージョンへと変身した。
平成ウルトラマン初期三部作のうち「ティガ」・「ダイナ」では基本形態からスピード形態・パワー形態へとカットチェンジする設定で、前二者のスーツアクターをスマートな権藤俊輔氏が、パワー形態を筋肉質な中村浩二氏が分担して演じることで特徴を表現していたが、「ガイア」では基本となるガイアV2を権藤氏、SVを中村氏が担当することでパワーアップを表現していた(中村氏がV1・V2を演じることも多かった)。
ただし「ガイア」では同時に大所帯の防衛チームXIGを描写するために権藤・中村両氏もセミレギュラーとして顔出し出演しており(権藤氏はピースキャリーパイロット兼チームシーガルリーダーの神山篤志、中村氏はチームハーキュリーズの桑原孝信を演じている)、関貴之進氏、武安剛氏の二名が新たにウルトラマン役として参加している(さらにアグル担当の清水一彦氏が入ることもあった)。
このうち、関氏はスマート系、武安氏がマッシブ系のため、武安氏用のSVスーツも制作されている。また制作順では最も早くV2・SVが登場する劇場版「ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」用に、長谷川恵司氏用のV2・SVスーツも用意された。
ガイア以降、途中で強化変身形態を獲得するウルトラマンは増えていくが、レギュラーで登場しておきながら苦戦描写すらなく不敗(というか逆転とともにSV化することが多い)という安定感は一線を画しており、今なおその印象は色あせない。
特にガイア終盤は迫りくる根源的破滅招来体の脅威と、地球防衛を意識するあまりに地球内外への先制攻撃に走り無自覚的にダメージを広げんとする人類といった構図が緊張感を煽っていたため、ガイアSVの爽快なまでの強さが番組のバランス維持に果たした役割は大きい。
2012年4月25日受注開始、同年9月発送の魂ウェブ限定品。設定上は先行するガイアV2 がパワーアップした姿だが、手首や関節などを除けば完全新規造形となっている。
後述するように特徴的な体型・造形となっているため、フォトンストリーム再現用の非可動前腕パーツが付属しているのが最大の特徴といえる。
○スタイリング
立っているだけでこのパワフル感。胸板が厚すぎてちょっと首が埋まり気味。
かなりマッシブアレンジされていたはずのV2が細く見える……ちなみに、頭部も新規造形となっている。
ガイアV2の首をSVに付けるとアンバランスすぎて結構笑える(ぇ)
胸板が顕著だが、手足も充分以上に太い。肩に広がったガイアブレスターは肘関節をまたいで前腕まで伸びており、パワーアップを顕著に表現している。
首の可動範囲は狭い。やや俯き気味の状態が一番左右に振りやすかったりする。また、顎のシルバーが首に移ってしまう事が多い。
上腕ロール軸は図の位置。上腕側から肩に向けてプロテクターが伸びている構造になっているため、必然的に可動の妨げになってしまう。
下半身は必要充分。これもまた後述するが、ガイアV2やアグルV2と比べて関節は程よくキツめとなっており、ポーズの維持は楽。
腕を目いっぱい上げると軟質素材製のガイアブレスターがずれて動きに追従してくれるのだが、胸のライフゲージ近辺が浮いてしまう。
通常時の青・エネルギー減少時の赤で交換可能。V2のものに比べると接続軸がかなり太くなっている。
パーツを魂Stage接続用のものに交換することで空中展示が可能に。
空中から敵の頭部を蹴り砕くガイアSVの必殺技の一つ。Xザバーガはこれを受けて爆発四散した。
拳・手刀・開き手と、内訳はV2と全く同一。
前述の通り上腕ロール関節の上にプロテクターが被さる構成になるため、腕部の内転・外転がかなり苦手となっている。そのため……
前腕部を引っこ抜いて、交換用腕部パーツと交換。手首部分は通常腕部と同規格の関節になっているが、肘部分は90度ねじった形の非可動パーツになっている。
通常の肘関節が銀成型色、交換用は赤成型色になっている。
合掌した両手を上下にずらして放つという風変わりなスタイルの必殺光線。ULTRA-ACTでは左右の手首と一体となったエフェクトパーツが付属しており、交換用腕部を介して装着することで再現している。
また、交換用の左腕のみ用いてガイアSVのファイティングポーズをより安定して再現することが可能。
ガイアSVのもう一つの必殺光線。ブーメラン状の光刃を敵に飛ばし、粉砕する。
対エアロヴァイパー戦での使用が印象深い。
ULTRA-ACTでは手首をエフェクトパーツに交換して再現……しているのだが、取り付けにくい上に「シャイニングブレードってこんな技だっけ?」感が強くなってしまっている。
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は応用編で。