今日のといず・くろすおーばーは!
ドキドキ!プリキュアの縁の下の力持ち、S.H.Figuartsキュアロゼッタをご紹介!
「世界を制するのは愛だけです。さあ、あなたもわたしと愛を育んでくださいな♪」
○キャラクター解説
マナと六花の幼馴染である四葉財閥令嬢・四葉ありすは、中学こそ別々になってしまったものの今もなお二人と親交を持っていた。そんな彼女はある日トランプ王国からやってきた妖精ランスと出会い、マナたちがプリキュアとして戦っている事実を知る。
四葉財閥の力を駆使してマナたちの目撃情報を消去した彼女は、マナたちが気兼ねなく戦えるようプロデュースする旨を申し出る。
なぜ自身では戦わないのか。ランスの疑問に答えたのはマナと六花だった。
小学校時代、マナにやり込められたいじめっ子が中学生の兄を連れて仕返しに来た際、いじめっ子の暴言がマナを泣かせたことにブチギレたありすが彼らを(中学生の兄ごと)叩きのめしてしまったことがトラウマになり、自らが力をふるうことを禁じていたのだ。
しかし本心ではマナたちとともに戦いたいという気持ちを持っており、ランス、執事のセバスチャンの後押しを受け、また幼いころの祖父の言葉の真意を理解した彼女は、キュアロゼッタとして戦いの舞台に立った。
プリキュアとしては「守り」を担当し、初期技のロゼッタウォール、ラブハートアローを用いたプリキュア・ロゼッタリフレクションで敵の攻撃を防ぎ、味方の攻撃のチャンスを作るポジションとなっている反面、合体技を除けば浄化能力を持たない。
しかし、彼女の真価は若くしてグループ企業のいくつかの事業を任せられている経営者としての戦術戦略眼と、四葉財閥の財力権力を存分に使いこなしての情報収集、情報操作をはじめとする各種サポートにある。また幼いころに武道を習っていた(先述のトラウマにより稽古は長らく止めていたが、キュアエース登場を境に再開している)こともあり、格闘スキルと防壁の硬さを活かした物理破砕力はチームでも随一。
マジカルラブリーパッドを用いたロゼッタバルーンは何が出てくるかランダムらしいのだが、最終決戦ではキングジコチューと格闘可能なサイズの巨大ランスを召喚してみせた。
幼いころは病弱だったが、そんな彼女に新しい世界を見せてくれたマナと六花には恩義と憧れを抱いており、彼女たちを一歩引いたところから穏やかに見守っている。
CVは「ガールズ&パンツァー」の主人公西住みほ役で知られる渕上舞氏。氏と同様にありすの誕生日は5月28日に設定されている。
○玩具解説
2015年3月24日~6月22日受注、9月24日発送開始の魂ウェブ限定品。
同時発送物は「トライドロン(仮面ライダードライブ)」など。フィギュアーツ「ドキドキ!プリキュア」シリーズ第四弾となっており、四人そろえることで中盤の浄化技「プリキュア・ラブリーフォースアロー」が再現可能となる。
○スタイリング
安定したプロポーションとアクション性能だが、やや足首が緩い個体が多い模様。自己責任にはなるが艶消しニスなどを塗布して調整したほうがいいかもしれない。
フェイス
笑顔二種と、怒りの叫び顔が付属。劇中だとここまで攻撃的な叫び顔ってほとんど見せたことがなく、むしろ幼少期のブチギレシーンを思い出してしまうかも。
残り一種は後程。
ツインテールは中空ABS素材なので軽量。根元でフレキシブルに可動する。
腰のコミューンモードのランスもしっかり再現。
手首関係
握り拳と平手。
ロゼッタウォール用と思しき開き手が別に付属するが、エフェクトはなし。またこれに押し出されてか「指をそろえた平手」は付属しない。
決めポーズ手首もしっかり付属。愛を育んでくださいな。
ラブハートアロー(閉)とマジカルラブリーパッド、それを保持する左手首やアローに添える右手首も付属。
そしてラブリーフォースアロー用のラブハートアローと保持手首、ウィンクフェイス。
ランス
妖精三姉弟の末っ子(次男)。のんびりした性格だが時として毒舌。アイちゃん登場後はよく耳をしゃぶられていた。CVは「アイドルマスターシンデレラガールズ」島村卯月役、「アイカツ!」紫吹蘭役の大橋彩香氏。
フィギュアーツではこれまで同様にボーナスパーツとして付属し、首が可動する。
みなぎる愛! キュアハート!
英知の光! キュアダイヤモンド!
ひだまりポカポカ、キュアロゼッタ!
勇気の刃! キュアソード!
響け、愛の鼓動!
ドキドキ!プリキュア!!
……エースさん今からでも出してくれませんかねバンダイさん。
プリキュア、ロゼッタリフレクション!
反射効果を有する巨大防壁を張るというもので、この防壁は射出することで敵に物理ダメージを与えることが可能。フィギュアーツでは残念ながらエフェクト類は付属しない。
敵が強化されてからは割られることもあったが、逆に割れたリフレクションを鉄扇代わりにロゼッタウォールを足場として空中戦を披露してみせたことは有名。
ロゼッタウォールもグローブ代わりに使ったりと特に後半はリフレクション一辺倒ではなかった印象が強い。
一方劇場版では「ロゼッタリフレクション・ダブルクラッシュ」という完全物理破砕技も編み出していた。
プリキュア・ラブリーフォースアロー
中盤の浄化技。全員でラブハートアローをアローモードとし、ハートシュートを上回る浄化エネルギーをぶつけるもので、四人ともが照準合わせのウィンクを見せるのが特徴(?)
ラブリーフォースリフレクション
ロゼッタにハート・ダイヤモンド・ソードの三人が力を注ぎこみ、強力な防壁を展開する。初使用の対妖精メラン戦では圧縮したリフレクションを発射(反動で背後の三人が吹き飛んだ)し、メランの防壁を力ずくで破砕した。
制作上はNS2との兼ね合いでキュアソードの仲間入りが早まった、という事情があったわけで、ひとつルートが違っていればこの三人チームでしばらく活躍していたかもしれない……?
クローバー同士
実家が裕福って共通点はあるけれどお嬢様裕福ってレベルじゃなかった……
というわけでキュアロゼッタでした!
エフェクトが付属しないことだけが残念ですが、やはり全体的なクオリティは高い一品です。四人そろえることでラブリーフォースアローを再現できるという付加価値もありますし。
今のところドキドキ!チームがここで止まってしまっているのが残念で、BS11の再放送でドキドキ!熱が高まっている今こそキュアエースやパルテノンモードなど出してほしいものです。