今日のといず・くろすおーばーは!
動物戦隊ジュウオウジャーの2号ロボ、ミニプラ・ジュウオウワイルドをご紹介!
4!5!6! ジュウオウワ~イルド~!
○玩具解説
2016年4月19日発売。「1.キューブゴリラA」「2.キューブゴリラB」「3.キューブタイガー」「4.キューブエレファント」「5.キューブモグラ」の5種・各350円。
第一弾のジュウオウキングとは異なり、キューブゴリラAB以外はそれぞれ単独で各メカが完成する。
1~4を揃えることでジュウオウワイルドが完成し、第一弾のジュウオウキングと組み合わせることで第一次スーパー合体のワイルドジュウオウキングが完成する。
キューブエレファント
キューブモード 一辺:13m
動物モード 全高:15.5m 全幅:18.5m 全長:29.5m 重量:600t スピード:400km/h 出力:500万馬力
キューブナンバー4。ジュウオウエレファント・タスクが所有するジュウオウキューブ。
象の本能を有しており、大気中の水分を吸収・増幅して鼻・ビッグエレファントノーズから噴射することが可能。その性質上、直接戦闘よりも消火活動での活躍が目立つ。
ジュウオウキューブの中でもひときわ変わった斜め方向の展開が特徴。ミニプラでも完全変形を再現している。
動物モード
今回も成型色での塗り分けがかなりの物になっているが、エレファントの「頬」のホワイトはパーツ分けされていないためシールなり塗装なり必要となる。
変形機構を活かした体の屈伸と顔・鼻の上げ下げが可能。
キューブタイガー
キューブモード 一辺:13.0m
動物モード 全高:18.0m 全幅:13.0m 全長:33.0m 重量:600t スピード:500km/h 出力:500万馬力
キューブナンバー5。ジュウオウタイガー・アムが操る虎の本能を宿すジュウオウキューブ。機体上部に備わった爪・ビッグタイガークローから放つカッタービームを武器とする。
ミニプラでは一度分解して後部パーツを組み直すことで変形を表現している。
後部パーツが伸びた状態にして、後は頭部を起こせば完成。
動物モード
エレファントほどではないが「斜め方向」に展開することでシルエットに変化を付けているのが見事。
アクション?
ビッグタイガークロ―のスイング、首と尾の上げ下げ、胴体の屈伸などが可能。ジュウオウキューブの動物モードとしては最も可動箇所が多い。
キューブゴリラ
キューブモード 一辺:13.0m
動物モード 全高:26.0m 全幅:26.0m 全長:33.0m 重量:800t スピード:350km/h 出力:700万馬力
ゴリラ類のジューマン・ラリーからジューマンパワーを与えられたことでジュウオウゴリラへの本能覚醒が可能となった大和が有する、ナンバー6のジュウオウキューブ。
高いパワーを活かした肉弾戦の他、動物モードになることで追加されるビッグワイルドキャノンからの砲撃や、キャノンを支えにした空中ブランコ殺法などを得意とする。
ジュウオウキング同様に上半身になるため、腕部の展開パターンは割と似ている。
腕の伸長はパーツの組み換えで表現。
ビッグワイルドキャノンを展開して背部に装着すれば完成!
動物モード
キューブイーグルとは異なり動物モードで武器を装着するため、かなりのボリュームとなる。
さすがに拳がグーで固定されているためジュウオウゴリラのような「正しいドラミング」はできないが、肘を前方、あるいは内側に曲げることが可能。
肩の回転や開きと合わせてゴリラアクション!
また、フェイス部分も斜め上を向かせることができる。
キューブモグラ
キューブモード 一辺:9.0m
動物モード 全高:9.0m 全幅:4.5m 全長:25.0m 重量:200t スピード:380km/h 出力:150万馬力
ウェポンモード 全高:10.0m 全幅:7.0m 全長:25.0m
モグラの本能を宿したジュウオウキューブウェポン。とある街の地下に眠っていたが、デスガリアンのプレイヤー・ハナヤイダーが育成した怪奇植物カニバリブルボの根に眠りを妨げられ、ジュウオウジャーのピンチを助ける形で覚醒した。
鼻先のドリルを駆使して地中を自在に潜航し、敵に突撃。ウェポンモードでは主にジュウオウワイルドに装備され、必殺のモグラドリル・ジュウオウブレイクで敵を粉砕する。
倒して開いて。
動物モード
この状態では特に可動部はなし。
動物大集合
こうしてみると似たような立方体から見事にバラバラの形状になっていることに感嘆すら覚える。
動物合体!
4! 5! 6! と縦に積み上げて……
腕部を展開。ゴリラ動物モードと同様に腕を伸ばし、さらに肩も開く。
ビッグワイルドキャノンからワイルドキャノンを取り外し、本体を開いて頭部を取り出して。
背面に合体!
頭部カバーを開いて完成!
ジュウオウワイルド
全高:45.5m 全幅:34.5m 胸厚:17.0m 重量:2,000t スピード:450km/h 出力:1700万馬力
キューブゴリラ、キューブタイガー、キューブエレファントが動物合体して誕生する巨大ロボット。パワーに優れ、手にしたワイルドキャノンを用いた射撃も駆使して戦う。
必殺技はワイルドキャノンから放つワイルドキャノンビームと、両拳を生成・連続射出するワイルドロケットナックル。
スタイリング
DX玩具準拠の箱プロポーションを完全再現! とはいえミニプラなので。
エレファント分割
両足首と本体左右に分割。本体からボールジョイントを引き出して再接続すれば……
アクションモード
エレファントを二つに割ってアクションさせるという執念!
エレファントの頭部は向かって右側(ジュウオウワイルド右脚側)のジョイントに「返し」が付いており、反対側に比べると嵌め込んだら容易には抜けないようになっている。
アクション
腕部可動範囲はゴリラ単体のそれと同等。拳が回転するので武器の構え方にも幅が出る。ただし上腕ロールはなし。
バックパック側から接続されているため頭部はあまり動かせない。
腰はゴリラの膝上辺りから回転。
脚部はタイガーの爪をどかすことで前方や左右に開くことができる。
膝関節はタイガー側に存在。
ワイルドキャノンは使わないときはバックパックに装着しておくことも可能。
ワイルドキャノンビーム!
そしてワイルドロケットナックル!
モグラドリル変形
後部左のカバーを開いて持たせれば……
ジュウオウワイルド・モグラドリル装備。
モグラドリル・ジュウオウブレイク!
ジュウオウキングとそろい踏み
大和がどっちに搭乗するかはケースバイケース。二人でも操縦に問題はない様子。
そしてキリンバズーカとモグラドリルを装備!
拳の規格は同じなので装備交換や同時装備も可能だ!
キングソードをジュウオウワイルドに持たせるのは可能だが、ワイルドキャノンはジュウオウキングの腕のあちこちに干渉したりまっすぐ持たせられなかったりする。
ゴリラ胴体にキングソードを差し込んで頭部にすることもできるが、イーグルにビッグワイルドキャノンを装着して頭部にすることはできない。
ジュウオウキング1・5・4
(あ、イーグルの頭が斜めってる)
全高:45.5m 全幅:26.0m 胸厚:15.0m 重量:2,000t スピード:500km/h 出力:1700万馬力
キューブイーグル・タイガー・エレファントが動物合体した巨大ロボット。
タイガーキック、エレファントキックといった多彩な蹴り技を得意とする身軽なキックファイター。必殺の飛び蹴りジュウオウメガトンキックで敵を粉砕する。
あちこち四角いからか、さすがにかっこいいキックポーズは難しい……
劇中で初めてキリンバズーカを装備したのは1・5・4なので、これで再現可能に。
ジュウオウワイルド6・2・3
全高:45.5m 全幅:34.5m 胸厚:17.0m 重量:2,000t スピード:450km/h 出力:1700万馬力
ゴリラ・シャーク・ライオンでの動物合体。状況に応じての合体となるがジュウオウキングほど下半身換装のメリットはあまり描かれていない。
初登場が海辺での戦いだったので汎用性はこちらの方が上か?
もちろんこんな並び立ちも可能だ!
1・5・3と6・2・4
合体だけなら劇中未登場の組み合わせも可能。
……本当に今のところ劇中でやってないんだけど着ぐるみが膝下換装できないのかな。
ライオンとタイガーに膝関節が導入されているため、シャーク・エレファントの組み合わせだと膝を曲げることができないのが難点と言えば難点か。
結構色合いは好みなんだけどね。1・2・4とか。
そして動物大合体!
都合8つのキューブが集結だ!
4!3!2!5!1!6!
劇中だと六つのキューブが合体→ビッグキングソード刺さる→ビッグワイルドキャノン装着→両脚に武装キューブ→ワイルドキャノン装着、といった順番だけど安定性重視でもうくっ付けてしまう。
イーグルの両腕を開き、ワイルドジュウオウキング基準で後ろ側になる腕を外して。
接続穴の位置をずらして再装着。
ゴリラも同様に。
ビッグワイルドキャノンを胸に装着、頭にビッグキングソードを差し込み、その前方にワイルドキャノンを開いて立てて完成!
ワイルドジュウオウキング
全高:65.0m 全幅:39.0m 胸厚:21.5m 重量:4,400t スピード:550km/h 出力:3700万馬力
六つのジュウオウキューブと二つのジュウオウキューブウェポンが動物大合体した超巨大ロボット。ジュウオウキングから引き続きキングソードを主武装とする。
耐久性も攻撃力も向上しており、巨大化したデスガリアンのプレイヤーはもちろんのこと、ゲームにならないとして封印されていたデスガリアンの殺戮マシーン・ギフトすらも圧倒する。
必殺技は主に胸部からジュウオウキューブ・ジュウオウキューブウェポン型の光弾を発射するジュウオウダイナミックストライク。
アクション仕様
エレファントを二つに割ってアクション対応に。また、腕部も組み替えて両腕ゴリラにしてバランスを取っている。
実はイーグル側は若干おさまりが悪くなるのだが、遊ぶ分には気にならないかな、と。
前年の第一次スーパー合体と比べると、実は今年の方がプロポーションは安定しているかも。
敵の攻撃をものともせずに前進!
放て、ジュウオウダイナミックストライク!
最近すっかり熊に出番奪われてるけど!
というわけでジュウオウワイルドでした!
第一弾・ジュウオウキングに比べるとパーツ色分けの執拗さはやや減った印象ですが、それでもタイガーの縞模様やエレファントの額、ジュウオウワイルドのつま先部分などが別パーツだったり、ゴリラの瞳が別パーツで塗装してから組み込むことが可能だったりして、フル塗装するにしてもやりやすくなっています。
そして合体ではエレファントの分割がやはり白眉。もはや執念すら感じる設計になっていますね。
ワイルドジュウオウキングはロボ同士の多重合体としては順当な出来ですが、考えてみれば「2号ロボの腰」が合体の中核になっているという変則にもほどがある構成で、これはキューブを採用した元設定の勝利だなと感じます。
早くクマアックスを持たせたいですね。