今日のといず・くろすおーばーは!
S.H.Figuarts仮面ライダーストロンガー&カブトローセット、および仮面ライダーストロンガー(チャージアップver)をご紹介!
天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ――
玩具解説
・仮面ライダーストロンガー&カブトローセット
2015年7月24日~9月24日受注、2015年12月25日発送の魂ウェブ限定品。同時発送物は「カブトロー(単品ver、後述)」、「はたけカカシ(NARUTO-ナルト-疾風伝)」等。
2012年7月14日に一般発売された「仮面ライダーストロンガー」とフィギュアーツ対応のカブトローをセットにした物で、カブトローはオフロード仕様の車体にリアカウルを装着した撮影会バージョンを再現している。
なお、カブトロー単品verはオフロード仕様を再現したものとなっており、いずれにせよ城茂が乗り回していたオンロード仕様にはなっていない。
・仮面ライダーストロンガー(チャージアップver)
2013年5月24日~8月4日受注、10月26日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物は「宇宙刑事シャイダー」「白い魔法使い(仮面ライダーウィザード)」「プテラレンジャー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)」など。
上述の単品版ストロンガーのリペイント品。
○キャラクター解説
城南大学電気工学科の研究生にして元アメフト部主将、城茂。天涯孤独の身の上である彼は親友の沼田五郎が秘密結社ブラックサタンに囚われ改造手術の失敗で死んだと知り、ブラックサタンを壊滅させるべく己を組織に売り込んだ。
自ら開発した自己催眠装置により脳改造を免れた茂は大首領への宣誓式の場で反旗を翻し、同じくブラックサタンで改造されていた少女・岬ユリ子=電波人間タックルと共に組織の悪事を追う旅を開始した。
身長:183cm 体重:78kg ジャンプ力:55m~100m 発電能力:20万W
ブラックサタン科学陣に改造された城茂が変身する、カブトムシをモチーフとし強力な発電機を内蔵した改造電気人間。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ。聞け悪人ども! 俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」の名乗りに代表されるように大胆不敵な立ち居振る舞いと、一方で電気工学科生としての知識や技術、戦略家としてのクールさを併せ持つ第7の仮面ライダーである。
後輩どころか一部先輩すらも持つ発電能力ではあるが、ストロンガーの場合はその出力と応用幅が尋常ではなく、自らを電気分解・再構成して密室から脱出してのけたことすらある。
得意技は地走り電撃攻撃のエレクトロファイヤー、高電圧で敵を分解する電気ストリーム、自らを電磁石として金属を引き寄せる電気マグネットと逆に斥力を発生させる反磁力線等。
必殺技はキックと共に10万Wの電撃を叩き込むストロンガー電キック。
スタイリング
昭和ライダー系共通のスタイリングだが、ストロンガー特有の大ぶりなヘルメットとカブテクターが独特のシルエットを形作る。
複眼はストロンガーらしく非クリアパーツ。角のカブトショックにはラメ塗装がなされている。
アクション
カブテクターは胸部と二連ダブルボールジョイントで接続されておりある程度のスイングは出来る……のだが、立派な顎と相まってどうしても干渉は免れない。
カブテクター両端は開くことが可能で、腕を水平以上に挙げる際には重宝する。
意外とカブテクターと変身ベルト・エレクトラーが派手に干渉することはなく、前屈幅は見た目より広い。
ベルトからはみ出した上着の裾は軟質素材。多少クセが付く可能性はあるが、一応可動の妨げにはならない。
マフラーは一種類のみ。アクション用なびきバージョンは存在せず、首元のボールジョイントで表情付けするしかない。
手首
拳・平手・軽く指を曲げたポーズ手・手刀が左右とも付属。
「カブトローセット」及び「カブトロー単品版」にはグリップ握り手が追加されている。
電撃エフェクト
硬質素材による組み立て式で指に刺さりまくる……
土台部分には手首の関節軸を通す穴が設けられており、パンチやチョップに電撃を纏わせるイメージで展示可能。
カブトロー
全長:2,100mm 全高:1,100mm 重量:200kg 最高出力:1,200馬力
最高速度:通常時300km/h 落雷時1,010km/h 最大出力:50万kW ジャンプ力:200m
大気中の静電気を吸収して駆動するストロンガー専用バイク。放電攻撃能力カブトローサンダーを有し、ストロンガーとは互いに給電が可能となっている。
特に市販車への偽装能力はない。
テールカウルを有し主に変身前の城茂が乗るオンロード状態と、テールカウルが省略され主にストロンガーがバイク戦で用いるオフロード状態があるが設定上は同一の車体。
撮影用の実車はオンロード・オフロードの他、初期エピソードの撮影中に大破したトライアル仕様と、オフロード仕様にテールカウルを装着した撮影会仕様がある。
スタイリング
各部の突起は全て硬質素材なのでうっかり落としたりすると破損して泣きを見そう……
前述のとおり、セット版のカブトローはオフロード仕様にテールカウルを装着した撮影会仕様。宣材写真で多く使われているので馴染みがないわけではないのだが、やはり作り分けるなら手を抜かずオンロード・オフロードにしてほしかったというのが本音ではある。
なお、テールの穴が撮影会仕様は5つ半、オンロード仕様は6つとなっているが、オンロード仕様も後に5つ半穴のものを使うようになっていたりする。
思いっきり装飾に遮られているがライトはクリアパーツ。
スタンドは可倒式で後輪サスペンションあり。後輪のクリアスタンドやステアリング可動など、バイクトイとしてのギミックは必要充分。
ただし予備ハンドルは付属しない。
ライドオン
付属のハンドル握り手で安定して搭乗。
底面のアダプターを介して魂Stageと連結! 飛べ、カブトロージャンプ!
直接3mm穴に挿すのではなくアダプターを用いるスタイル。
チャージアップ!
そしてストロンガーは新たな力を発揮する……!
仮面ライダーストロンガー(チャージアップ)
新たに現れたデルザー軍団の改造魔人には従来のストロンガー電キックが通じず、ストロンガーは窮地に追い込まれ、相棒である電波人間タックルはドクターケイトの毒を浴び刺し違えて逝った……
そんな折、茂は元ブラックサタンの科学者、正木洋一郎博士と出会い、彼の開発した超電子ダイナモの移植手術を受けることを選んだ。
「電気のエネルギーを1とすれば、超電子のエネルギーは100」と言う正木博士の言葉のとおり、一分間の制限時間こそあれ圧倒的なパワーを手に入れたストロンガーはデルザー軍団の改造魔人を撃破することが可能となった上、通常フォームにもフィードバックがあったのか電気技でデルザー魔人にダメージを与えることも可能となった。
撮影用スーツのマイナーチェンジとは異なる、仮面ライダー初の明確に設定された可逆的フォームチェンジであり、平成ライダーの強化フォームや最強フォームに相当する形態ではあるが、後年の映像作品には登場していない。
スタイリング
カブテクターとカブトショックのリカラー品なので、プロポーションやアクション性能は全く変わらない。
マスコレではカブトショックを大型化していたのだが、フィギュアーツ版では微妙な違いにしかならないためかメッキ化のみにとどまっている。
カブテクターが干渉して超電子ウルトラサイクロンはかなり無理のあることに……
電撃エフェクトはオレンジがかった色味に変更されており、通常の電撃にさらなるパワーが上乗せされたイメージとなっている。
手首のカラーリングは通常ストロンガーと同じなので、カブトローにも違和感なく搭乗させられる。
以下アクション
打撃に電撃を乗せて戦闘員を掃討せよ!
エレクトロファイヤー!
別売りの魂EFFECTを使って派手にスパーク!
トオ!
ストロンガー――
電んんんんんっ……
キィック!
カニ奇械人(代理)を粉砕!
落雷を受けると1010km/h出せるって話だけどイメージとしてはこんな感じだろうか。
チャージアーップ!
カブトショックがギラギラ輝く! ストロンガーって結構顔の前に手をかざすような構えが多いよね。
超電子ドリルキィック!
スカイ客演時などではチャージアップせずに蹴ってたけどね!
栄光の7人ライダー
岩石大首領といざ決戦!
戦いは終わった。
この時は、そう信じていた。
というわけでストロンガーでした!
元のデザインがデザインなので上半身の可動に制約が多いのはもう割り切りどころですね(笑)
キックシーンとか完全に顔が横向いてしまうんですが、本編映像見ても割とそんな感じだったので、実際に手に取って遊んでみたら特に不満は覚えなくなるバランスだと思います。
チャージアップは本当にリカラー品なので玩具的には言うことがあまりないんですが、メッキの角がギラギラしているのがお気に入りです。
そしてカブトロー。実は玩具的には撮影会仕様を元にしたものが多いらしいですし本編でも5つ半穴テールカウル付きのオンロード仕様を乗り回しているシーンはあるんですが、やはり車体のサイズなどで違和感を覚えてしまいます。ストロンガー単品を所有しているならオフロード版だけ買っておけばよさそうで、逆に言えばセット版は単品ストロンガーを買い逃した人向けの救済措置というか、最低限の出費でそれっぽい雰囲気を味わいたい人向けという性格が強く感じられました。
何はともあれ栄光の7人ライダーがバイク含めて揃ってくれたわけで、スカイターボ以降のライダーマシンも期待しているわけですが……出るかなぁ、特にVジェット。
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S.H.Figuarts 仮面ライダーストロンガー&カブトローセット/チャージアップストロンガー
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