今日のといず・くろすおーばーは!
ライバルキャラから頼もしい仲間へ、S.H.Figuartsより仮面ライダーチェイサーをご紹介!
「俺はもう一度やり直す……」
○キャラクター解説
ドライブに敗れた魔進チェイサー=チェイスはプログラムの改竄部分を吹き飛ばされたに留まり、九死に一生を得ていた。霧子に保護されマッドドクターの治療を受けたチェイスだったが、己の行動指針を決めかねて迷走し、ハートからも(形の上で)見限られてしまう。
まっさらの、一人のロイミュードとして放り出されたチェイスの元に新たなベルトを携えて現れるライドチェイサー。
チェイスは戦場に舞い戻り、危機に陥った霧子を救うと、もう一度人類を守る仮面ライダーとして戦うために新たな変身を遂げた。
身長:199.5cm 体重:114.0kg パンチ力:19.7t キック力:25.8t
ジャンプ力:ひととび43.1m 走力:100mを3.0秒
チェイスがマッハ強化用にりんなが複製したスペアのマッハドライバー(チェイス用に再調整済)に、自身が提供した魔進チェイサーの体組織から作られたシグナルチェイサーを装填して変身する「ドライブ」三人目の仮面ライダー。魔進チェイサー同様に真っ向からのパワフルな格闘戦を得意とし、ライドチェイサーとブレイクガンナーも引き続き使用する他、専用武器として新造されたシンゴウアックス、支援メカライドブースターブルーを駆使して戦う。また、トライドロン専用の運転免許証を取得し、劇中でも実際にブースタートライドロン(タイプワイルド)を操ったことがある他、劇場版ではブースターライドクロッサーで強化ASTACOを撃破している。
一応住所は久瑠間運転免許試験場とされているがあくまでも特状課の外部の協力者という位置付けであるらしく、特状課が活動停止に追い込まれても剛ともども遊撃手的な立ち回りが可能でもある。
基本的なパーソナリティ自体は魔進チェイサー時代と変わりないが、その出自からか真面目天然キャラという側面も見せ、特状課とのふれあいで己の中に生まれた様々な感情を自覚していった。
○玩具解説
2015年8月25日~10月20日受注、2016年1月19日発送開始の魂ウェブ受注品。同時発送物は「ビートチェイサー2000(仮面ライダークウガ)」、「トランクス -Premium Color Edition-(ドラゴンボールZ)」など。
マッハと同規格のマッハドライバーとシグナルバイク「シグナルチェイサー」を有する他、シンゴウアックスを用いた必殺技アクションも再現可能。ただし劇中で使用していたブレイクガンナーは付属せず、SHF魔進チェイサーから取ってくる必要がある。
スタイリング
ちょっと首が埋まり気味かな……と思わなくはないが、それもまたマッシブさの証とも言える。何はともあれほぼ文句のないプロポーション。
頭部リジェネメット
クォードアンテナは硬質素材なので折れやすく取り扱いに注意が必要。何故か今回はわざわざ外した状態でパッケージングされている(ブリスターに専用の収納空間がある)ため、箱に出し入れする場合は着脱が必須となる。
リボーンヘッドショルダー
左肩には魔進チェイサー時代から引き継がれたスカルヘッドの意匠がタンポ印刷されている。
ホイーラーダイナミクス
フィギュアーツではタイヤ・シグナル交換ギミックはない。劇中でも高速回転するだけだったしね。
マッハドライバー炎
シグナルチェイサーを装填していること以外はマッハのマッハドライバーと同一。
アクション
前垂れ部分は軟質素材なので動きを妨げない。ドライブ・マッハと同じ素体構成で稼働を妨げるものがなくアクションポーズは思いのまま。
手首
握り手・シンゴウアックス持ち手の他には平手が一組付属。
シンゴウアックス
仮面ライダーチェイサー専用の斧型武装。りんなさんのセンス爆発のぶっ飛んだデザインだが、その破壊力は折り紙付き。
フィギュアーツでは全体的に硬質素材となっているため、温度によって折れ曲がったりはしない。
専用の持ち手は親指と他の指が離れたデザインなので柄をねじ込めなくはないのだが、シンゴウプッシュボタン上で柄を分割して持たせた方がやりやすい。
ある時は片手、またある時は両手で振り上げ、振り下ろし、薙ぎ払う!
E-コンディションランプ周辺
「ライダー専用」と書かれたプレート部分はシールの上からクリアパーツをかぶせた構成。設定上はプレート部分も放熱板として機能しているらしい。
カバーははがすことが可能。
マッハドライバーから外したシグナルチェイサーをセットして。
ヒッサツ!
E-コンディションランプを片面がスモーク塗装されたものと交換。
マッテローヨ!
「なん……だと」
そして律儀に待つ。
イッテイーヨ!
片面スモークのクリアパーツを上下ひっくり返して再装着することで赤信号から青信号にチェンジ!
フルスロットル!
融合進化体から人間を引きずり出し、シンゴウアックスで滅多切り。必殺、アクロスブレイカー!
ブレイクガンナー
持たせられなくはないのだがグリップ形状が異なるため指が広がってしまいシンゴウアックスを持たせづらくなってしまうのが難点。
チェイサーマッハの手首はチェイサーと同じなので、アックス用・ガンナー用に振り分けてしまってもいいかも。
また、シンゴウアックスはボタン箱との接続部が若干太くなっているためそこを持たせてもいいかも知れない。
エネルギーチャージ中の隙を身も蓋もなく粉砕!
比較
やはりタイプトライドロンは欲しくなる。
……できれば「仮面ライダードライブ:フルパッケージオプションセット」なんかも作ってほしいところだが。
ライドチェイサーと
さすがにシンゴウアックスの収納は無理だけど、魔進チェイサーよりもスムーズに乗せられる。
背中のホイーラーダイナミクスが突っかかるのとクォードアンテナが屋根に接触するのとでトライドロンへの搭乗はかなり厳しめ。一応不可能ではない。
モッテローヨ
二人揃えたならやっぱりやりたくなるシーンだよね。
ライドブースター
振り返ればチェイスが一番ライドブースターをうまく扱っていたと思う次第。
ヒッサツ!フルスロットル!! チェイサー!!!
決めろ、必殺キック・チェイサーエンド!
というわけで仮面ライダーチェイサーでした!
TKシリーズで出たドライブライダーの中では最も玩具的なプレイバリューが少ない、言い換えればフィギュアーツ化においてスポイルされる要素がないライダーなので、単純にアクションフィギュアとしての出来の良さを堪能することができます。ただ、ブレイクガンナーやその保持に適した手首パーツが付属しないのが残念ポイントではありますが、魔進チェイサーとチェイサーマッハがあれば解消するので個人的に深刻な問題とは考えていません。
絡められるマシンも多いため、何気に「関連商品をそろえればそろえるほど楽しめるトイ」だったりするのもうれしい点ですね。
さて、またアンケートの商品化希望欄にあれこれ書かなくては……
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S.H.Figuarts 仮面ライダーチェイサー
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