今日のといず・くろすおーばーは!
1/12スケールの「戦車」が登場。figma VehiclesよりⅣ号戦車D型をご紹介!
なお、壱伏は「ガールズ&パンツァー」未見です。
○玩具解説
全長:約490mm 全高:約220mm
使用電源:単三型アルカリ乾電池6本(別売り)
動作電圧:DC9V 消費電力:6W 動力:280型DCモーター×2
速度:14km/h(スケール速度平均) 登坂能力:tanθ=0.36(20°)
動作環境:気温5~40℃ 走行時間:連続2時間
2015年10月30日発売。組み立て済みモデルとされているが、実際は左後照灯(車間表示灯)、前照灯(ライト)×2、ホーン、右後照灯(尾灯)、足掛け、履帯工具をそれぞれ接着剤で固定する必要がある。
また、大洗学園の校章やあんこうチームのエンブレムはシールで再現され、こちらも購入後にユーザーが貼付する(壱伏は未貼付)。
すでに展開されているfigma「ガールズ&パンツァー」シリーズとのコンビネーションの他、同時発売の「figma Vehicles Ⅳ号戦車 車外装備品セット」によりさらなるデコレーションが可能(壱伏はどちらも未購入)。
figma Vehicles第一弾とされており、H型仕様の発売予定もある模様。
スタイリング
表面は未塗装でABSの地肌が見えているため単純に立体物としての完成度を求める向きには物足りないかも知れない。
一方で公式にはfigmaと、遊び方によってはその他のフィギュアと絡ませることが前提となる商品なので塗装移りや塗装剥げのリスクを考えると無塗装の方がありがたいかも?
履帯は軟質素材製。床面へのグリップ力やたわみの視覚的な楽しみも充分。
主砲は上下に可動するがやや緩く、少しの衝撃で下がってしまいがち。
砲塔は360°旋回可能。取り外すこともでき、内部構造を見たり(と言っても簡単な配線が確認できるだけだが)figmaの付属品を突っ込んでおける。
改造派はここにラジコン機構を組み込んだりするんだそうな。
機関銃もボールジョイントで角度をつけることが出来る。
ハッチオープン
五ヶ所のハッチを開くと、内部にはfigmaの足を固定するガイドが設けられている。固定する際は塗装剥げに注意が必要となるが……
砲塔の上面は立ちポーズ、側面は座りポーズ、車体前方は左右ともに立ちポーズと膝立ちポーズに対応している。靴や膝をガイドで固定してディスプレイしよう。
一応この状態でも後述の走行ギミックを使えなくはないが説明書では非推奨とされている。
こんなところにもハッチがあった。メンテ用?
走行ギミック
後部ハッチの隠しビスを外し、単3電池6本をセット。ボックス状のスイッチ(ビス隠しと兼用)を前後にスライドすることで、前ないし後ろに進む。
左右旋回などは出来ない簡単な物だが、スケール平均で14km/h、すなわち実際には1.2km/h出ているわけで結構迫力はある。
そしてモーターの駆動音がシュレッダーの作動音っぽくて割とけたたましい。
スケール
figmaを乗せる戦車ということで、実に巨大。
バイクと比べてもこの通り。
車と並べるとこんな感じ。車体長5.89mの中戦車なので設定上トライドロンとの差は1mほどなのだが、SHFトライドロンの方は1/12スケールよりわずかに大きい様子。
戦車を指揮するのだ
ある意味でここからが本題。
ライダーマシンが充実していく現在、敵怪人側にも何らかのスーパーマシンが欲しいのが人情というもの。戦闘員であればNewrayやMaisto、FAST LANE辺りでも恰好はつくけれどそれだけじゃ見劣りがする……
というわけで、戦車に乗せてみよう!
戦車の運用法としての成否はともかくとして、迫力は充分。
勢力を統一すればなおよし?
破壊せよ! 蹂躙せよ! 廃墟に悪の秩序を打ち立てるのだ!
「たった一人の戦場」ごっこもだいぶ捗る。
ネオショッカー戦車やMOVIE大戦アルティメイタムの装甲車など、ライダーが大型車両に立ち向かうエピソードもあるので。
カブトローは12月発送だけどスカイターボはまだかな……あとバイクモード固定のライドベンダーとか……
さすがにライドロン・トライドロンに加えて戦車まで一斉に並べると撮影スペースに入りきらない……
ABS素材むき出しではあるが、艶消しを吹くだけでも違ってくるかな、と。
商品そのままでも新品の兵器っぽさは出ていると思うのであえて手はつけない方針。
なお「ガールズ&パンツァー」では特殊コーティング弾を発射するため戦車の装甲を突破することがなく乗員の安全について配慮されているそうな。
映画見た人の感想だと「いや無理だろ」ってなる大迫力らしいけれど(笑)
というわけでfigma Ⅳ号戦車でした!
本体が全長490mmの大迫力で、パッケージもそれ相応に巨大なため(PGガンプラと同等かそれ以上)購入した某店では袋に入りきらず、梱包材で巻いてひもでくくってグリップ装着して持ち帰ることとなりました。
先述の通り質感やギミックなどもう少し完成度を上げられる余地はありそうなんですが、このビッグサイズでライドロンより安いんですから贅沢は言えないところでしょう。
何より「1/12スケールの戦車」という存在そのものがfigmaや近似スケールフィギュア群のジオラマベースとして活用できることを考えれば、充分元は取れると言っても過言ではないですね。
さすがにもう一台購入するというのはお財布にも住宅環境にも厳しいのでH型に手を出すつもりはありませんが、こうしたトライの姿勢は今後も各社で続けていって欲しいところです。
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figma Vehicles Ⅳ号戦車D型 本戦仕様
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