今日のといず・くろすおーばーは!
日本未発売のサイバーバース、TFプライム"ビーストハンターズ"よりAPEX HUNTER ARMOR with BREAKDOWNのご紹介!
多分劇中でも未登場。
○玩具解説
トランスフォーマープライムの続編である「BEAST HUNTERS(日本未放映)」の玩具展開において発売された、サイバーバース(日本で言うところのEZコレクション)拡張用ビークル類のひとつ。「バンブルビーバトルスーツ(こちらも日本未発売)」のリデコで、リデコ元にあった電飾ギミックが削除されている。
リージョンクラスのブレークダウン(日本名:ウォーブレークダウン)が付属。
ブレークダウン・ビークルモード
装甲車にトランスフォーム!
比較
基本的にはプライム版と同一の仕様で、クリアパープルの専用武器も同じく付属している。
プライム版にない特徴として、ボンネットのディセプティコンマークが挙げられる。
ロボットモード
こちらも特徴・問題点ともプライム版とだいたい同じ。
比較
成型色変更品だが、塗り分けパターンも変更されている。
せっかくなのでライフル二門で火力二倍!
エイペックスハンターアーマー・ビークルモード
四基のクローラーを備えた移動砲台。コストダウンの影響か肉抜きが目立つが、その多くがディテールとして処理されていて満足のいく情報量となっている。
主砲
まずは主砲の後ろのグリップを握らせて。
搭乗させつつ、アーマーの足場に砲台の5mmジョイントを接続して固定。
これがデフォルトのビークルモードとなるのだが、ブレークダウンの肩幅が広すぎてパーツが干渉し、なかなか思ったように空間に収められなかったりする。
元々バンブルビーを乗せる設計だし仕方ないところか……
ビーコンは肩が大振りなのでやはり干渉して足が浮き上がってしまう。メディックノックアウトは割とフィットしている。
結構堂々と乗れたぞコマンダースタスク!
後ろの台
後部にはコマンダークラスを二体並べて掴まらせて置けるスペースが存在する。砲座?
しかしリージョンクラスはハンドルに手が届かないことも……
連結
各部のジョイントに別売りの装備を装着できる他、クローラーの側面にはエネルゴンドリラーなどと連結出来るジョイントが備わっている。
エイペックスハンターアーマー・トランスフォーム!
主砲を外して。
前後のクローラーを貼り合わせて脚部に。この時前方クローラーの角度を変えて爪先を形成する。
後部ステップはいったん下ろす。
ステップ上のファン状のパーツは電池ボックスの蓋。バンブルビーバトルスーツの名残で、一応蓋を外せば電池ボックスが現れるが、電極からオミットされている。
黄緑色のフレーム部分を両側から押し縮めることで……
胸部カバーが上がり、二門のキャノンが背面にたたまれて変形完了!
パワードスーツモード
この形態での関節可動は
・肩が左右に開く。
・肘が90度曲がる。
・脚が付け根から前後に可動(ただし変形ギミックの副産物という性格が強い)
のみとなっている。EZコレクションのパワードスーツだし、そんなに関節可動を求められるタイプの玩具ではないので充分だろう。
この状態でもステップを上げれば、後ろにコマンダークラスを立たせておける。
ライドオン
特に固定するジョイントやバーがあるわけではなく、見たまま放り込むだけだったりする。
従って、リージョンクラスであれば大抵乗せられる。
コマンダークラスだとだいぶはみ出すが、これはこれで神輿とか櫓だと思えば……
砲台は下のグリップを使い、腕の5mmジョイントに「持たせる」ことが可能。
左右の摘まみを後ろに回すと、向かって右から順に押し出し式ミサイルが発射される。
ランチャーを背面のジョイントに装着することも可能……のようだが、ちょっと緩い。
腕部はレバーを引くことでクローが開閉する。スプリング式でレバーから手を離すとクローが開いてしまうので、何かを持たせ続けるのは難しい。
副砲
変形に伴って連動して収納される二門のキャノンだが、手動で引き出すことが可能。
ただし黄緑フレームと干渉してしまうため、砲門をある程度前に向けるためにはどっちみちビークルモードに近い形に変形させなくてはならないと言う……むしろこれはビークルモードで仰角を付けるためのギミックか。
アームズアップ!
腕の側面に外したミサイルをマウントしておくことが可能な他、腕部やランチャーに3mmジョイント・5mmジョイントを複数備えているので武装を拡張できる。
エヴォリューション!
スターセイバーとコスモテクターを持たせたら思いの外似合ってしまった。
アクション!
サイバーバースはもちろん、デラックスクラスやボイジャークラス相手でも引けを取らないパワーとボリューム。
相手取るとしたらウルトラクラス以上?
というわけで、何気にMPキングエクスカイザーが互角のサイズだったりする。
果たして勝負の行方は!?
というわけでエイペックスハンターアーマーでした!
ボリュームたっぷりでその分お値段にも反映されるため、本編で大活躍しないとなると(というかビーストハンターズは日本未放映ですし)なかなか手が出ないタイプの商品であることは否めません。
プレイバリューは高いものの、仕様変更の煽りを喰らってやや遊びにくくなっている部分もちらほら見受けられます。
ただ「自動車から変形する小型ロボが乗り込めるパワードスーツ」という好きな人にはたまらないツボをガッツリ押してくれるコンセプトであることも確かです。事実、ここに一人見事にやられてしまった人がいるわけで(笑)
このスケールでの「敵ロボ」として今後も重宝しそうです。
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APEX HUNTER ARMOR with BREAKDOWN
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