今日のといず・くろすおーばーは!
「仮面ライダードライブ」の2号ライダー、S.H.Figuarts仮面ライダーマッハとその愛車ライドマッハーをご紹介!
お楽しみは俺からだ!
○キャラクター解説
アメリカから来日した詩島剛は、詩島霧子の実弟でフリーカメラマン。彼は姉にも内緒でベルトさん(クリム・スタインベルト)の恩師、ハーレー・ヘンドリクソン博士の開発したネクストシステムの資格者となっていたが、訓練を途中で切り上げて来日してしまったという。
自信家のお調子者で事件に首を突っ込み、公僕であるが故に行動に制限がかかる特状課よりも軽いフットワークで真相に切り込んでいく彼は、進ノ介と霧子の仲をからかって「進兄さん」と呼び出す始末だった。
しかし剛は姉を守るために姉にも言えない秘密を抱えていた。
それは詩島姉弟の父、蛮野天十郎博士がロイミュードの生みの親である、という事実。多くの人々を苦しめたロイミュードを自分たちの父親が生み出したことを姉に知られる前に全てのロイミュードを殲滅するというのが、剛の目的だった。
一度はブレンが所持する「蛮野博士の人格データが移植されたタブレット」を手にするべくロイミュード側に身を置いていた剛ではあるが、そのせいで進ノ介の殉職を防げなかった負い目もあり特状課とは距離を置くことになる。一方、そんな剛を「人を守るために戦う仮面ライダーと知った。信念を貫け」と諭したチェイスとは徐々に奇妙な絆を築きつつある……のかも知れない。
身長:205.5cm 体重:96.6kg パンチ力:9.7t キック力:16.7t ジャンプ力:ひと跳び40.3m 走力:100mを2.4秒
ハーレー・ヘンドリクソン博士が「ドライブを超えるネクストシステム」として生み出した仮面ライダー。基礎スペックではドライブを上回る物がある一方で装着者の体にかかる負担は大きく、来日当初は変身時間に制限のある状態だったが、剛自身が鍛錬を積むことでリミットは延長可能となっている。
ドライブ同様に自律型ミニカーシグナルバイクを交換することで各種能力を発揮するシグナル交換機能を持つが、肩のシグナコウリンは表示される図柄が変化するのみでパーツの換装を必要とせず、ドライブのシフトカーを用いることも可能(この際の音声は「タイヤ交換」となるがトライドロンからのタイヤ供給を受ける必要はない)であるなど、後発型故に効率化、拡張性の強化がなされている。
必殺技は空中回転からの飛び蹴りキックマッハー、ゼンリンシューターを用いた打撃技ビートマッハー及び射撃技ヒットマッハー等。
○玩具解説
2015年6月20日、仮面ライダーマッハ及びライドマッハーが同時発売。「3ヶ月連続タイヤコウカーーーーーンキャンペーン」のラストを飾る商品で、初回特典として「vol.4 ファンキースパイクセット(マッハ)」「vol.5 ファンキースパイク専用エフェクトセット(ライドマッハー)」がそれぞれ付属している。
スタイリング
ややロボっぽさを強調していた魔進チェイサーとは異なり、ドライブ同様に人体らしさをよく再現したプロポーションとなっている。
V-ヘルム
イノベイトバイザーがやや上にズレているのか、真正面からじっくり見つめるとなんとなーく似ていない頭部。
本来はバイザー内部の突起(マッハシンボル周辺部)と口元のシャッターフェイスガードがマルチゴーグルアイを左右に分断する感じ(真ん中で繋がってはいる)の造形だが、フィギュアーツではちょっと距離が開きすぎている?
角度によっては特に気にならない。接続ジョイント周りに手を入れてイノベイトバイザーをわずかに下にずらせば解決する様子。
TKマッハ同様にバイザーの可動ギミックを搭載。オツカーレ!
そう言えば紹介し忘れていたけれど、ドライブ・魔進チェイサーともに肩を軽く引き出すことが可能で、このギミックはマッハにも受け継がれている。
デザインの都合上、右腕の方が多少よく上がる。
シグナコウリン
ギミックに関しては後述するが、従来のフィギュアーツと異なり肩関節の前面にピン一本を差し込んで固定している。肩アーマーを回転させればシグナコウリンと頭部の干渉をある程度防ぐことが出来るが、ピンが浅くて外れやすいのが玉にきず。
シューターエクスギア
右肘の関節にはバイクシート状のパーツが被さるデザインになっているが、前腕にロール軸があるためパーツを逃がすことで干渉を防ぐことが可能。これもTKマッハにも採用されていたギミック。
エヴォルブリミッター
左手首のブレスレット部分は別パーツとなっており、特に意味はないが取り外しが可能。
パーツの多くを使い回すことになるドライブ・タイプデッドヒートで代わりにシフトブレスを装着させるためと思われる。
下半身可動も非常に優秀。股関節は引き出し式ではないので前方には90度挙げるのが限度だが、腹部の可動幅が広い。
足首も毎度のフォーマット。安定性は高い。
足裏の造形はドライブと共通。ただし足甲のディテールは違うのでパーツ流用ではない様子。
手首
指差しから挨拶まで一手に担う平手。
バッと開いた開き手。
そしてサムズアップ。ブーストイグナイター操作用っぽいけれど、劇中だとグーで叩いていたような……
デフォルトの握り手と後述するゼンリンシューター持ち手も含め、全て左右とも付属している。
サムズアップと開き手はドライブにも欲しかったところ……
ブラストマフラー
設定上はスタビライザーであり、内部の液体金属を流動させることで重心移動を補助する装置だとか。
通常時となびき時が付属しているが、なびきマフラーは接続が緩くて抜けやすい。気持ち爪で押し込むくらいした方がいいかも。
ゼンリンシューター
マッハの遠近両用武装で、シグナル交換によって発射する弾体を変更する。右手にこれを保持することで、マッハの右腕全体がバイクに見えるようデザインされている。
さすがに前輪ゼンリンストライカーの回転ギミックは備えていないが、後述するようにシグナルバイクを装填可能。
マッハドライバー炎
非人格型AIを搭載した変身ベルト。一度破壊されたものの沢神りんなの尽力ですぐさま修復され、強化研究用にもう一本スペアが作られたが、スペアの方は再改修されてチェイスに譲渡されることとなる。
シフトランディングパネルが可動し、シグナルバイクを着脱可能。ちゃんとシグナルバイクの後輪エンブレムがアビリティウィンドウ越しに覗けるようになっているなど、再現度は極めて高い。
シグナルバイク
左からシグナルマガール、シグナルマッハ、シグナルカクサーン、シグナルトマーレ。
SHFマッハには左二つが、SHFライドマッハーには右二つが対応するアビリティクレストと共に付属している。
シグナルバイクッ!シグナルコウカンッ!
マガール!
シグナルバイクは規格が統一されているので、シグナル交換を再現可能。
シグナコウリンはTKシリーズとは異なり、タイヤ部分は使い回してアビリティクレストのみ交換する。
いずれのクレストも表面に印刷という形でシグナルを表現しているが、交換の際は高確率で印刷部分を指で押し込むことになるので、トップコートによる保護が必要だろう。
仮面ライダーマッハ マガール
シグナルマガールをマッハドライバー炎に装填し、アビリティクレストを変化させた状態。ゼンリンシューターの弾道を、ブーストイグナイターを叩くことで曲げて死角に潜り込んだ敵も確実に打ち抜く。
キュウニ!マガール!
ブーストイグナイターを四回以上押し込むことでシステムは限界稼働状態に移行する!
シグナルコウカンッ!トマーレッ!
続いて、ライドマッハー付属のシグナルバイクとアビリティクレストを用いて……
仮面ライダーマッハ トマーレ
ゼンリンシューターから敵の動きを拘束する電磁障壁を発射する。暴徒と化した人間を傷つけずに制止させることも可能な他、ロイミュードの飛び道具に対するバリアとして機能したこともある。
イマスグ!トマーレ!
ロイミュードの動きを封じろ!
シグナルコウカンッ!カクサーン!
こちらもライドマッハー付属のもの。
仮面ライダーマッハ カクサーン
ゼンリンシューターから任意のタイミングで拡散するエネルギー弾を放つモード。
限界稼働状態では「タクサン!カクサーン!」する。
ゼンリンシューターにシグナルバイクをセット
マッハドライバー炎にシグナル交換用シグナルバイク、ゼンリンシューターにシグナルマッハをセットした状態で、ヒッサツ!フルスロットル!
降り注ぐ無数の銃弾がロイミュードを打ち砕く!
その他にも
ゼンリンシューターに交換用シグナルバイクをセットしても可。トマーレの場合はビートマッハーに敵の動きを停止させる効果がある。
マッハドライバーを操作する場合の「限界稼働状態」「必殺フルスロットル」に加えゼンリンシューターへのシグナルバイク装填と、パワーを引き出す方法が複数あるため、結構その時の気分で使い分けてるような印象もあったりなかったり。
シフトカー!タイヤコウカン!
マッハドライバー炎・ゼンリンシューター側が凹、シグナルバイク側が凸となっているため、マッハドライバー炎にシフトカーを放り込むことは可能だが、固定されないので振り回すと落ちる。
また、シグナルバイクをシフトブレスやシフトカーホルダー、ブレイクガンナーに装着することは出来ない。
せっかくだからここのジョイントも統一すればよかったのに……
そして後編へ続く。
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S.H.Figuarts 仮面ライダーマッハ/ライドマッハー(マッハ編)
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