今日のといず・くろすおーばーは!
実は2号ライダーと3号ライダーのバイクセットでもあった、DXライドクロッサーをご紹介!
「ライドクロッサー! すでにシステムが完成していたとは!」
○玩具解説
2015年1月17日発売。同時発売物は「DXシグナルバイクセット」「TK07 仮面ライダーマッハ」があり、後者及び「TK06 魔進チェイサー」を始めとするTKシリーズとの連動ギミックを有する。
ライドチェイサー、ライドマッハーが合体してライドクロッサーになる他、TKマッハ用のトマーレタイヤが付属する。
ライドチェイサー
全長:2.380m 乾燥重量:265kg 馬力:300ps(220.6kw) 最高速度:470km/h
チェイスが変身前から搭乗している専用バイク。当初は単なる高性能バイクかと思われたが、仮面ライダーマッハの駆るライドマッハーと合体しライドクロッサーとなる機能が隠されていた。このことからプロトドライブが搭乗していた専用バイクがハートやブレンらの手で改装された物と思われる。
チェイスが死亡したと思われた際にドライブピットに回収されたが、チェイスの仮面ライダーとしての再起に伴い返還されており、シンゴウアックスの収容スペースが増設された。
というわけで、バイク解説文はフィギュアーツ版から流用。スタンドはないが、車体を左右に傾けることで底面のタイヤ(合体後の補助輪の役割を果たす)が接地し、自立させることが可能。
のっぺりとしたフォルムだが元々エンジン周りが覆われたデザインなので違和感はあまりない。
リアスカルデバイスも抜かりなく再現。グレー成形色なのでちょっと野暮ったいけれどシルバーに塗ったら一気に見栄えしそう。
TK魔進チェイサーを搭乗させる。フィギュア側の可動域と車体の太さのおかげで若干違和感が……
背もたれに体を預けさせようとせずやや前寄りに座らせる方がいいだろう。
タイヤ装着
玩具オリジナルギミックとして、後輪右サイドにタイヤ用ジョイントがあり、タイヤや武装チェイサーユニット、シグナコウリンなどを装着させられる。
ライドマッハー
全長:3.110m 乾燥重量:275kg 馬力:300ps(220.6kw) 最高速度:460km/h
詩島剛=仮面ライダーマッハが変身前後を通じて搭乗する専用バイク。フロントカウルに砲撃装置サドゥンイレイザーを装備している。
ベース車両はライドチェイサーと同じようだが、ライドクロッサーへの合体のために必要なパーツが盛りつけられているためフォルムはかなり変わっている。
特にギミックの都合で撮影用車両に比べると肥大化している後部クロッシングアーマーが目を引くところ。
トマーレタイヤ
マッハがマッハドライバー炎にシグナルバイク「シグナルトマーレ」をセットすることで、右肩シグナコウリンの表示が切り替わった状態。
玩具ではTKマッハの右肩にあるTKシリーズ共通ジョイントに装着されるが、内側が埋まった造形になっているためドライブや魔進チェイサーとの互換性はほぼなかったりする(DXトライドロンには装着可能)。
シグナル装着
ライドマッハーは後輪左サイドにジョイントあり。
もちろん他のタイヤも装着できる。
プロトドライブ搭乗
壱伏はTKマッハ未購入なので……
あり得ないツーショットになってるけれど気にしない! これも玩具ならではの楽しみ方ということで。
それでは合体開始
二台のバイクが揃う時、秘められた機能が目を覚ます!
ライドマッハー準備開始
サドゥンイレイザーを上に伸ばし、車体も伸ばす。
車体から折り畳まれていたシートパーツを展開して一旦準備完了。
ライドチェイサーもハンドルとシートを畳み、車体を伸ばしてシートを展開。
そして両者を接合!
クロッシングアーマーを被せれば完成!
ライドクロッサー
全長:2.6m 重量:540kg 出力:2,000ps(1,471kw) 最高速度:537km/h
ライドチェイサーとライドマッハーが合体した小型四輪装甲車。車体後部のサドゥンイレイザー、ハンドラーバルカン、前部のライドガトリングと言った火器や、クロッシングアーマーから射出するアンカーを用いた曲芸的な戦闘が可能。
初回合体時はライドチェイサーとライドマッハーが併走した状態で偶発的に合体機構が発動していたが、二度目は魔進チェイサーが能動的に指令を送ることで戦力としていた。
ただし、二台の間に一定の距離があると合体指令が無効化されるらしく、剛は敢えて徒歩で現場に赴くことでライドマッハーの奪取を防ぐ手段に出ている。
合体こそが最大のギミックと言えるため、合体後はコロ走行くらいしか出来ないが、それなりのボリュームと重量感がありながら軽やかに転がせるので好感触。
さすがにバイク二台分なので、トライドロンに比べるとコンパクト。
タイヤフエール!
ライドチェイサー・ライドマッハーの後輪はライドクロッサーの前輪となる。タイヤジョイントが外側に向いているため、タイヤフエールは引き続き可能だ。
ライダー搭乗
まずクロッシングアーマーを外して。
乗せたいフィギュアを放り込んで。
アーマーを被せれば完成! ちょこっと足の裏が覗いてたりする。
というか、シートが橋渡しされた細い板なのも恐ろしいところ。
ちなみに後ろから見るとどうにもスカスカ感がある。
だが、これを逆手に取れば……
ミラクルベルティエを操縦桿代わりにキュアメロディ・ライドオン!
このように、後ろから髪の毛を逃がしてやることで、高い位置で髪を結いあげた美少女キャラの類を乗せることが可能だったりする。
細いシートも、美少女フィギュアのスカートを乗せることでアバウトな乗せ方に対応するので結構使いやすかったりする。
マジカルラブリーパッドを使って操縦に挑戦!
車に乗りながら近いところを見るから……
乗せられるものもあればもちろん乗せにくいものもあるので、トライする時は自己責任で慎重にお願いいたします。
フィギュアーツ版
ライドクロッサー状態だとクロッシングアーマーとアンテナが干渉しないように慎重に逃がしてやる必要がある。
魔進チェイサーのアンテナは硬質プラで細いので特に注意しなくてはならない。
というわけでライドクロッサーでした!
ライドクロッサーがフィギュアーツで出ることは多分ないだろうと思い割と早期に購入していましたが、フィギュアーツの魔進チェイサー及びマッハの発売を待っていたおかげで紹介がズレ込んでしまいました。
二台のバイクが平行に合体して一台の車になる、というギミックで特にライドマッハーにしわ寄せが来ていますが、カッチリとした出来は触れていて安心感すら覚えます。タイヤフエールの拡張性はもちろん、意外にも幅広いキャラを乗せられるポテンシャルもあり、なかなかお得感のある一品ですね。
車体サイドのパネルを起こし、クロー部分を展開。またハンドルとシも畳む。