今日のといず・くろすおーばーは!
ついに登場、S.H.Figuarts仮面ライダードライブ タイプスピードをご紹介!
Start your engine!
○キャラクター解説
1999年。クリム・スタインベルト博士は重加速を引き起こす危険性のある動力装置コア・ドライビアのデータを、友人である蛮野天十郎博士の求めに応じて提供する。蛮野博士はコア・ドライビアの搭載を以って自身の研究成果である増殖強化型アンドロイド"ロイミュード"を完成させるが、ロイミュードの反乱に遭い殺害されてしまう。
クリムはこれに対処すべく、まずはロイミュード以上の潜在能力を持つサイバロイドZZZに自らの意識を移植して戦おうとするが、操作するための精神力の不足が発覚したために断念し、ロイミュード002(後のハートロイミュード)に殺害されてしまう。だが命を失う直前に意識を変身ベルト「ドライブドライバー」に転送、これを以って変身する戦士ドライブのナビゲートを務める第二プランへの移行には成功し、未起動状態にあったロイミュードプロトゼロに「人間を守れ」という基幹プログラムを与え、彼を導き、恩師ハーレー・ヘンドリクソン博士をはじめとする支援者と共に戦いの準備を進めていく。
時は流れ2014年4月。ロイミュードの一斉蜂起、後に「グローバルフリーズ」と称される事件が発生する。クリム(ドライブドライバー)とプロトゼロは戦士ドライブとして立ち向かうが、当時のドライブ=プロトドライブにはロイミュードのコアプログラムを破壊するだけの力がなかったため、やがてジリ貧となっていき、最終的にハートロイミュードによって撃破され、クリムはプロトゼロとライドチェイサーを失うこととなる。
二度と戦士を失わないために、クリムはドライブにタイヤ交換システムを実装し、強化用タイヤの生成召喚用専用車両トライドロンを開発。協力者である本願寺純警視が設立した特殊状況下犯罪対策課を隠れ蓑に、新たなる戦いの準備を進めていく。
特状課には、クリムが「超人」として目を付けた刑事、泊進ノ介も配属されていた……
殉職した父・泊英介を継ぐように刑事となった泊進ノ介巡査は特殊班に配属される程のエリートではあったが、グローバルフリーズが原因で誤射を起こしてしまい親友早瀬明を再起不能にしてしまったことで、左遷同然に配属された特状課ではトラウマと無力感から仕事への情熱を失ったさぼりの常習犯となってしまっていた。
しかし、ロイミュードに襲われ危機に陥っている市民を目の当たりにし、自らに戦う力が与えられていることを知った進ノ介は、ドライブとして戦うことを決意し、以降はクリム(ドライブドライバー)を「ベルトさん」と呼び、バディである詩島霧子と共にロイミュード事件に立ち向かっていくこととなる。
普段は過去のトラウマもあってエンジンのかかりは遅いが、 ひとたびギアが入ると優れた洞察力と推理力で事件の全容を解き明かしていく。熱しやすく冷めやすい部分こそあれ、市民を守ろうとする警察官としての使命感は強く仲間思いでもある。一方で父の死にキナ臭い真相が隠されていることを示唆されると、その真相を探り出そうとして頭に血が上ってしまうこともある。
口癖は「考えるのはやめた」「……繋がった。脳細胞がトップギアだぜ」等。
○玩具解説
2015年4月25日発売。同時発売物には「タキシード仮面(美少女戦士セーラームーン)」、「ダース・ベイダー(スターウォーズ4)」「ストームトルーパー(同)」がある。
初回特典として「3ヶ月連続タイヤコウカーーーーーンキャンペーンvol.1 マックスフレア」が付属する。
仮面ライダードライブ タイプスピード
身長:199cm 体重:102kg パンチ力:6.0t キック力:10.4t ジャンプ力:ひととび32m 走力:100mを5.7秒(加速時の走力:100mを1.8秒)
毎度おなじみ基本形態。並列関係にある3タイプの中では名の通り最もスピードに優れており、重加速状況下でむしろ再加速すら可能である他、変身の際に感情条件を要求されないため扱いやすい。
必殺技は走り回るトライドロンを壁代わりにして連続キックを叩き込むスピードロップ。また、後にハンドル剣やドア銃といった追加装備を得て必殺技のバリエーションを増加させている。
スタイリング
前作「鎧武」から現役ライダーフィギュアーツの販売時期を遅らせてその分完成度を高める方針にシフトしたらしく、これと言って目立ったアレンジもなされていない。
TK01(右)と比較。こうして見ると、プロポーション自体はTKシリーズもかなり良好な部類だと分かる。
頭部・スピードエアロメット
エアーエキゾーストパイプもしっかり塗り分けられている。
後頭部のライトはクリアパーツで再現。肩装甲G-ディフレクターに備えられたウィンカーもクリアパーツになっており、質感を高めている。
首の可動範囲は広く、表情付けに不自由はない。
腕部
肩は水平まで上がらない……が、劇中でも上半身動かしにくそうに見える場合がちらほらあるので、デザイン上の問題点なのかも知れない。肩装甲G-ディフレクターはRXのように肩から伸びた可動軸とボールジョイントで位置を調整できる。
肩関節は引き出し式で前方スイング可。肘や手首の可動は標準的な物で、TKシリーズのような前腕ロール可動はない。
胴体の前後スイング幅は広め。ただし、ドライブドライバーを分離させるべく胴体を分解するとボールジョイントが緩くなってしまうケースがあるので注意が必要。
脚部周り
股関節は引き出し機構のない多軸式だが、可動範囲及び保持力は高レベル。足首もまた多軸関節。
手首
ラピッドブレイクグローブの手甲がちょっと鋭利で手首を差し込む時に指に刺さる……
デフォルトの握り拳の他に、開き幅の異なる平手が左右二種類ずつ付属。手首の関節軸は細めなので冬場の扱いには注意が必要となる。
ドライブドライバー
造形・塗装ともに精密に再現されている。右側にはシフトカーホルダーを装備。
シフトカーはミッドナイトシャドー・マックスフレア・ファンキースパイクの3種となっており、取り外しが可能。クリア成型で、いずれも色はもちろん形状も再現されている。
シフトブレス
レバーモードのシフトスピードが装填されている。シフトスピードはストライプまでばっちり塗装されているのが嬉しい。
シフトカーを装填だ!
シフトスピードをシフトブレスから外し(収納場所はないので紛失しないよう注意)、シフトカーホルダーから外したマックスフレアを持たせてタイヤ交換準備!
ここからは初回特典
初回特典の「マックスフレアセット」には、レバーモードのシフトマックスフレア、ドライブドライバー用の表示パネル、そしてマックスフレアタイヤとエフェクトが付属。
ドライブドライバーの表示は、外装を外してディスプレイ部を交換、外装を再装着して再現する。
マックスフレアタイヤ
フィギュアーツ版では最初からパネルが開いた状態で造形されている。また、ホイールキャップ部分も再現されているのが特徴。
裏側には3mm穴があけられているため、別売りのスタンド類を用いて空中展示が可能。
タイヤは5パーツ構成。このうちドライブに装着するのは最外殻の2パーツのみ。
ドライブ側用意
タイヤ自体は軟質素材製で、背中側の固定パーツを外した後、ガバッと豪快に剥ぐ。経年劣化がやや心配。
余ったスピードタイヤはフレアのホイールに装着可能。一部フレア色だから変なことになるけれどね。
そして
前後からドライブを挟むようにしてタイヤ交換!
仮面ライダードライブ タイプスピードフレア
身長:199cm 体重:103.8kg パンチ力:6.1t キック力:10.6t ジャンプ力:ひととび31.9m 走力:100mを5.8秒
シフトカー「マックスフレア」をシフトブレスに装填し、ドライブドライバー経由でトライドロンにデータを送信、トライドロンで生成されたマックスフレアタイヤを装着することで完成するドライブの火炎属性形態。
打撃に炎を乗せて攻撃力を上げることが出来る。必殺技はスピードロップに炎の力を上乗せしたフレアドロップ。
スタイリング
TKシリーズとは異なりマックスフレアタイヤはクリア成型ではないが、その分劇中のスーツに近い質感になっている。
「魂EFFECT BURNING FLAME RED ver」に付属する物を、より明るめにリカラーしたものが二つ付属。主に両腕に装着して炎のアクションを再現だ!
DXトライドロン
問題なく搭乗可能。S.H.Figuarts版も購入予定だが、そちらはタイプワイルド・タイプテクニックへの変形ギミックやライドブースターとの合体は再現されないため、まだまだDX版の存在意義は大きい。
合同捜査SP
風都署から照井課長、インターポールから朔田捜査官がやってきた!
3号4号絡みの並びは多分他のサイトさんがやるだろうと思ったので、あえて外してみる。
取り押さえる。
勝負の行方は!?
というわけでタイプスピードでした!
今回、本体のオプションが最低限であるためかパッケージが小型になっていて驚かされたりもしました。
さすがに真骨彫シリーズ並の体型再現とはいきませんが、アクション性能とプロポーションはこれまでになく高次元でまとまっていると感じられます(ただ、アクションフィギュアとしての単純な扱いやすさ、アクションポーズの選択肢の広さという点ではウィザード系以前の方が優れている部分も……)。
問題があるとすれば、交換用タイヤ等がオプション化され、初回特典という形で付属していることでしょう。コスト面が厳しく価格に跳ね返ってくることを考慮したのだとは思いますが、正直な話交換用タイヤのひとつやふたつくらいは付属させてほしかったところです。あるいはこっそりTKシリーズのタイヤを装着できるようにするとか……
玩具的な遊びの出来るTKシリーズと、アクションフィギュアとしてのS.H.Figuartsという棲み分けが出来ているのはむしろ望ましい所なのですが、商品単体のプレイバリューはもっと増加させてくれてもいいんじゃないかな、と思ったりします。
何はともあれ来月は魔進チェイサー、再来月はマッハがそれぞれ専用バイクと同時発売ですし、そちらにもタイヤが特典で付いてくるので購入が楽しみです。
出来れば今回腰にぶら下がっていないシフトカーとタイヤも出してほしいところです。アンケートにはタイヤセットの希望も出しておきましょう(笑)。
↧
S.H.Figuarts 仮面ライダードライブ タイプスピード
↧