今日のといず・くろすおーばーは!
「死ぬなよ、蓮」
「……お前もな」
戦いを加速させるため、神崎士郎はライダーバトル否定派のライダーに強化カードを与えて戦いへといざなおうとしていた。
手塚海之に与えた疾風のサバイブは秋山蓮の手に渡り、そして城戸真司にも烈火のサバイブが与えられる。
死期が急速に近付く恋人恵里を救いたいとする蓮の戦いを受け止めるため、彼に誰の命も奪わせないため、真司はサバイブの力を解放した――
身長:193cm 体重:95kg 最高視力:約20km 最高聴力:約20km
走力:100mを4.5秒 ジャンプ力:ひととび45m パンチ力:300AP キック力:500AP
仮面ライダー龍騎が「烈火のサバイブ」カードの力で強化変身した姿。同時に契約モンスターも「烈火龍ドラグランザー(7000AP)」へと強化される。
あらゆるスペックが強化される代わりにミラーワールドの滞在可能時間が短縮されてしまうなど、基本仕様はナイトサバイブと同じ。
ただし光線銃型に変化した召喚機ドラグバイザーツバイの使い勝手の都合か、直後に登場した仮面ライダータイガや彼に付随する各種展開に尺を取られたためか、本人単体での戦闘シーンは少なく、シュートベント「メテオバレット」やファイナルベント「ドラゴンファイヤーストーム」などドラグランザーとの連携技が目立つ。
一方、「仮面ライダーディケイド」でのディケイド・コンプリートフォームが最強フォームの幻影を召喚する際は、ドラグブレードからX字の炎刃を飛ばす攻撃を披露。「劇場版仮面ライダーディケイド 完結編」では辰巳シンジが変身する龍騎がディケイド・最強コンプリートフォームの力で強化され、ドラグバイザーツバイからの銃撃でドラスを攻撃している。
○玩具解説
2012年12月22日発売。同時発売物は特になし。フィギュアーツ「仮面ライダー龍騎」シリーズの一般販売物としては8体目となる。
龍騎サバイブ本体と付随オプションの他、龍騎用ボーナスパーツ(後述)と専用スタンドが付属している。
様々なライダーが出た昨今の目からすると普通にかっこいいデザインなのだが、当時は結構驚かれたデザインだったように記憶している。特に顔面と肩の突起。
アンテナ・ドラグフィーラーは硬質素材なので、破損してしまわないよう注意が必要。
アーツ龍騎 ではソリッドフェイスシールドの凹凸不足でリュウガっぽく見えていたが、サバイブではレッドアイの主張が強められている。
龍騎サバイブの特徴である肩の突起は、胴体部とアーチ型のダブルボールジョイントで接続されている。
これによって、腕の動きと肩突起の向きを独立させることが可能。
左腰のジペットスレッドをドラグバイザーツバイ懸架用の物に交換。ここにジョイント部分のキャップを外したドラグバイザーツバイを装着する。
ジョイント形状自体は異なるが、ゾルダのマグナバイザー懸架ギミックと同種のもの。
もちろんカードデッキは着脱可能だが、壱伏所有の個体は嵌まりがキツく外しにくい。
前腕は軟質素材なので、突起部分も柔らかく出来ている。もちろん龍騎系なので前腕回転ギミックを有する。
まずは武器持ち手。真っ直ぐ持つもの(左)、角度のついたもの(右)。左右とも付属。
開き手(左)と平手(右)も同様に左右とも付属。
ドラグバイザーが変化した召喚機。光線銃としても使えるが、単体で銃として使ったのは本編では一度きりだったりする。その際はナイトサバイブのサバイブ化を解除するだけの威力を見せたが、本人もダークアローを受けて相討ちとなっている。
プラ製なので軽量かつシャープ。さらに、ドラグバイザーツバイ専用持ち手が左のみ付属している。
ギミック
口部を開閉し、サバイブカードスロットが露出。サバイブカードを装填(後述)出来る。
メインのカードリーダー部を開閉するためのレバー操作用右手が付属。
ドラグバイザーツバイはレバー操作に連動してカードリーダー部が可動。
もちろんカードを装填出来る。クリアカバーのスモークはナイトサバイブのものより薄いためカードはしっかり判別可能。
バイザー鼻先に刃を展開することが可能。このままでは迫力不足なので……
大きめの刃に交換。こちらはドラグバイザーツバイの鼻先と眉間の二点接続になっており、しっかり固定される。
サバイブ化シーンを再現するため、龍騎用のアドベントカード保持右手首と、ドラグバイザーツバイ対応左手首がボーナスパーツとして付属する。
これにより、サバイブ化の一連のシークェンスを再現!(二枚目の炎エフェクトのみ別商品からの流用)
ドラグランザー(7000AP)。ドラグレッダーが召喚されてドラグランザーに強化される。
ソードベント・ドラグブレード(3000AP)。劇中ではカードを装填することなくドラグブレードが変形するため、未登場。
シュートベント・メテオバレット(4000AP)。絵柄の下の四角いポイント表示が「3+1」となっているため、ドラグクロー(2000AP)ではなく昇龍突破(3000AP)が強化されたカードだと分かる。
ドラグバイザーツバイから敵に照射したビームをガイドに、ドラグランザーが7000℃の火炎を浴びせかける!
ガードベント・ファイヤーウォール(4000GP)。こちらも竜巻防御(3000AP)を強化したカードで、ドラグランザーの唸る尻尾が敵の攻撃を弾き散らすというもの。
ストレンジベント。装填すると、別のアドベントカードに変化する。ギャンブル性がどの程度高いかは未知数。
トリックベント・シャドーイリュージョン(2000AP)。ナイトサバイブのシャドーイリュージョンに対抗すべく、ストレンジベントが変化したカード。龍騎サバイブが3体に分身した。
スチールベント。敵ライダーのアドベント装備を強奪出来る。オーディンからゴルトシールドを奪ったが、オーディンのスチールベントで奪い返された。
ファイナルベント・ドラゴンファイヤーストーム(9000AP)。ドラグランザー・バイクモードに騎乗し、乱射した火炎弾で退路を塞ぎつつ轢殺する。
この他に、ナイトサバイブと同じくカードデッキ柄で台座がレッドクリアとなった専用スタンドが付属。
全長:10m55cm 全幅:110cm 全高:99cm 体重:380kg 飛行速度:900km/h
ドラグレッダーが変化したモンスター。火炎攻撃は5000℃から7000℃に強化された。龍騎サバイブを乗せて空を駆けることも出来る。
放映当時発売されたR&M6「仮面ライダー龍騎サバイブ」付属の物で、様々な都合からモンスターモードでは体を真っ直ぐ伸ばすことは出来ない。
バイクモード
全長:6m 全幅:1m10cm 全高:1m22cm 重量:380kg 最高速度:760km/h
ドラグランザーがファイナルベントの際に変形するバイクモード。ベース車両は真司のズーマーです!ガードチェイサーと同じくHONDA X4。
放て火炎弾! ぶちかませドラゴンファイヤーストーム!
しかし斬り結ぶとなるとドラグブレードがすんごいやりづらい(笑)
龍騎サバイブってナイトサバイブ以外と格闘戦しているイメージがないのは壱伏だけだろうか……
というわけで龍騎サバイブでした!
ナイトサバイブとは違い左手がフリーになることもあるので、手首数が豊富なのが嬉しいところ。手持ち武器ならスチールベントを使ったという体で装備出来ますしね。
こちらもドラグランザーのフィギュアーツ化が待たれますが、R&M時点でバカでかいブツがさらにグレードアップしたらどうなるのか考えるとちょっと怖いですね(笑)