今日のといず・くろすおーばーは! また、指先のシルバーもしっかり塗装されている。残念ながら足裏のモールドは銀一色のままだが、何はともあれ完成度が上がっているのは嬉しい。というか最初からこの仕様でやってほしかった……
ファイズファン待望のオートバジン(&改修版ファイズ)をご紹介!
【Vehicle Moce】
○玩具解説
2013年12月25日~2014年3月2日受注、2014年5月23日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物に「オートバジン(単体版)」、「トリケラレンジャー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)」、「仮面ライダーシン」がある。
本セットはオートバジンに既存のS.H.Figuarts仮面ライダーファイズを改修したものを加えた物で、改修版ファイズはこのセットでしか入手できない。
オートバジンはビークルモード・バトルモードの変形が可能で、同梱(あるいは既存)のファイズを搭乗させられる。
改修版ファイズ
まずはファイズから。基本的なプロポーションや可動ギミックに変化はなく、足首はダイキャスト製。メタリックレッドもまだ褪色していない……
改修ポイント
左腕にファイズアクセルが装着された。左前腕パーツがアクセルフォームのリペイント品となっており、ファイズアクセルも同じくアクセルメモリーの有無二つが同梱されている。
TV本編では巧ファイズが草加雅人から投げ渡されたファイズアクセルを左手首に装着して以降、他のファイズギアとは異なりギアボックスに入れられることはなくファイズスーツと常に一体化していた。本商品でようやくこの「後期ファイズ」が再現可能となる。
指先
左持ち手
オートバジン側の同梱品(オートバジン単体版にも付属)として、バイク搭乗用の手首が左右一組新たに付属。このため左手でファイズエッジを握ることが可能となった。
アクセルフォーム・ブラスターフォームの手首は補完されていないのだが、そちらはチャンスがありそうにない……
続いてオートバジン・ビークルモード
型式番号:SB-555V
全長:2,100mm 全幅:880mm 全高:1,260mm 重量:207kg 最大出力:450ps 最高速度:380km/h
スマートブレインモータースが開発した可変バリアブルビークル。撮影用のベース車両はHONDA XR250。スマートブレイン前社長花形の手で九州に住む園田真理の元へファイズの初期装備一式と共に送り届けられ、彼女の交通手段として登場した後、ファイズに変身するようになった巧が自分のバイクと交換して愛車とした。
内蔵AIにより自律行動も可能で、巧や真理の危機に際してはバトルモード(人型ロボット形態)へと変形し参戦する。
劇場版パラダイス・ロストではライオトルーパー用に変形ギミックをオミットした量産型バイク・ジャイロアタッカーも登場している。
TV本編では最終的にアークオルフェノクに、パラダイスロストではエラスモテリウムオルフェノクに撃墜され大破してしまっているが、「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat,スーパー戦隊」では巧が草加の死を直接目の当たりにしたパラレル時間軸のためかオルフェノクとの決戦から10年が経過してもなお巧の愛車として健在な姿を見せた。
比較
同じXR250のメテオスターと(マッシグラーはXR230)。変形ギミックの兼ね合いで、がっしりしながらもちょっと寸詰まり?
スタンド
後輪を挟む透明スタンドが付属。説明書には長期装着による色移りの危険性への注意が呼びかけられている。
変形ギミックとの兼ね合いで、本トイの場合は可倒式スタンドは後ろではなく前に倒すのがデフォルトっぽい。
ハンドル
フィギュアーツ用バイクとしては珍しく、予備ハンドルが付属しない。
そもそもハンドルが着脱できない。
そのため、ファイズエッジの抜刀も再現できない。
ギアボックス
リア部に固定用パーツを挟み、その上からギアボックスをセット。これで衝動的に旅立ちたくなっても大丈夫?
ギアボックス
今回まさかの付属となったギアボックス。
開閉可能でそれぞれのギアに対応する凹みも造形されているのだが、サイズが全く会っておらずジョイント類もないためギアの収納には使えない。
すでにファイズは変身しているわけだから間違ってはいないのかも知れないが……
ライドオン
ファイズの両手をハンドル持ち手に替えて搭乗。ちょっと車高の低さが気になるかも?
バイクトイとして見た場合、前輪はスイングできないし後輪のサスペンションもないしと多少物足りないものはある。
だがオートバジンの真骨頂は変形にこそあるので問題なし。