今日のといず・くろすおーばーは!
TF実写劇場版第四弾「トランスフォーマー ロストエイジ(Transformers: Age of Extinction)」に満を持して登場、ムービーアドバンスドシリーズ・グリムロックをご紹介!
「オレ、グリムロック」って何だか言いそうにない雰囲気。
○キャラクター解説
前作「ダークサイドムーン」の際に地球人の総意でオートボットを排斥しようとしたことがディセプティコンによるシカゴ大破壊を招いてしまったこともあり、地球人のオートボットに対する感情はおおむね改善されたものの、オートボット否定派は余計に強硬路線をとってしまう。ディセプティコンの残骸から人造トランスフォーマー開発の基礎を得たこうした人類の一部は、オートボット狩りを行う秘密機関「KSI」を結成。オートボットは逃亡潜伏生活を余儀なくされる。
そんな中迫るディセプティコンの脅威に対抗すべく、オプティマスが接触を決断した古の種族、それがダイナボットである。
太古の恐竜の姿を模した好戦的な一族で、特にリーダーのグリムロックは単独で地球の運命を左右してしまうほどの力を持つらしい……
オリジンは言わずと知れたG1の恐竜TF軍団「ダイノボット」だが、今作ではより原語の発音に近い「ダイナボット」と表記される模様。グリムロックやスラッグと言った古参ネームに混じって、スコーン、スラッシュ、ストレイフ(!?)と言ったG1にはいなかった名前とモチーフの個体もいるらしい。
劇中でロボットモードになったり喋ったりするのか、ファンからは微妙に不安視されていたりもして……
○玩具解説
2014年5月17日発売、「プレミアムエディション オプティマスプライム」を除くと事実上の「ロストエイジ」展開第一弾のひとつで、ボイジャークラス。
ムービーアドバンスドシリーズは新規玩具の他にこれまでの実写劇場版三作のキャラクターも発売されており、これまでの実写劇場版の歴史を振り返るのがコンセプトとなっている。旧作出典のキャラクターはパッケージの英文に日本語訳が追加されているのも特徴。
なお、全国のローソン・ミニストップにてグッズ付き限定前売り券を予約すると、「グリムロック・G1カラーver」を入手できる(予約期間:2014年5月1日~8月7日)。
T-REXモード
もはや説明不要の恐竜界の大スター、ティラノサウルスにトランスフォーム! 体を水平に向けたフォームもお馴染みになったものだ。トサカは生えていない模様。
武器装着
武器となるメイスは尻尾を延長させるように接続できる。長すぎなのは否めないが、これはこれで迫力がある。
そしてあえてのゴジラ立ち。後ろ足は基本的な可動をこなし、前脚も付け根のボールジョイントで意外とフレキシブルに動く。
尾は柔軟には動かないが、ロボットモードの爪先可動を用いれば跳ねあげるような動きは可能。
アクションギミック
下顎が閉じてガブリンチョ! 噛みつきアクションを楽しめる。スプリングで顎が開いてしまうため、閉じた状態で固定はできない。
そう言えばまだ「変形!ヘンケイ!」版のグリムロック(デラックスクラス)はレビューしていなかったか……ジェネレーションズ版は未所持だったりする。
アングルが悪かったのでサイズが大差ないように見えてしまうが、もちろんAD03の方がずいぶんとボリュームに優れる。
ダイノボットの大きさに驚く役はやっぱりストリークで。予告ムービーを見る限りダイノボットの巨体は、オプティマスが写真のストリークよりもっと小さく見えるレベルだったけれど。
トランスフォーム!
スタンドアップ! これですでにある程度形が出来上がっている。
反転させてジョイントで再固定。このギミックのおかげでグリムロックは手首が回転する。
鎧を纏った騎士のようなスタイリングだが、骨のような突起が突き出しているのがポイント。
サイズ
頭部アップ
肩のティラノヘッドは腕ごと回転こそしないが上下にスイングするため、アクションに追随して動く。腕部は基本的な関節可動を見せてくれる。
腰は回らないが、脚部も膝が約90度曲がり、大腿ロールを備えている。足首も左右にスイングできるため(ちょっと位置が高く見えるが)接地性は高い。
腰の後ろには3mm穴があり、市販のスタンドを使えば空中展示が可能。これは今作新規造形組に多く見られる特徴らしい。
中ほどにあるハンドルを握る形で保持。先端部は中空構造になっており(T-REXモードの時に爪先を突っ込む都合)、意外と軽い。
\ファイトオブハーンマー/
TFの誇る大人気キャラクターがついに実写劇場版に登場です。ひとつひとつのパーツが大ぶりで、行程数は案外少ないもののダイナミックな変形とアクションが楽しめます。
劇中でもキーパーソンとして活躍するようで楽しみです。
……何となく「オレ、グリムロック」って言うより「我が名はグリムロック」とか言い出しそうな面構えに見えるんですが、どんな解釈がなされるのか予想するのもこの時期の醍醐味ですね。