今日のといず・くろすおーばーは!
TFプライム劇中未登場キャラ、EZ-11アイアンハイドをご紹介!
引きずりおろして細切れにしてやる!
○キャラクター解説
「超ロボット生命体トランスフォーマープライム」における劇中未登場キャラ。プロフィールではオプティマスプライム
の古い戦友にしてボディガードとして設定されており、カラーリングや頭部デザインなど初代アニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場するサイバトロン警備員アイアンハイド(以下G1アイアンハイド CV:速水奨氏)を強く意識したキャラクターであることが窺える。
一方でビークルモードがピックアップトラックである、両腕にカノンを装備していると言った点は実写劇場版アイアンハイド を思わせるため、既存イメージの折衷、あるいは集大成的な造形がなされているとも考えられる。
○玩具解説
2012年5月発売。サイバーバースのコマンダークラスで、アームズマイクロンシリーズの同キャラに先行して店頭に姿を見せた。
海外展開ではプライムの続編「ビーストハンターズ」において、本商品をリデコしたTrailcutter(トレイルブレイカー)が発売された。
実写劇場版アイアンハイドには玩具オリジナルの「G1カラーバージョン」があったが、それを思わせる外観となっている。
装着ポイントは車体両サイドと荷台。荷台に乗せるとブースターっぽいイメージに。
色々比較
こうして見ると意外と実写アイアンハイドって細かったんだな……
フロントの左右のみを跳ね上げたり、荷台を展開して足首にしたりと、意外と凝った変形パターンを見せてくれる。
長大な両腕が目を引くゴリラ体型。腕の車体カバーを持て余している感はあるが、ギミック自体の満足度が高いのでさほど問題ではない。
顔立ちはTFプライム独特ののっぺりしたフェイスとは一線を画した印象。胸部ウィンドウはビークルモードのフロントガラスと共通しており、クリアパーツとなっている。
背中から突き出したクリアピンにスターハンマー
のエネルゴンブースターを装着すれば、胸部まで光を届かせることができる。
肘はボールジョイント接続で、90度曲げるだけでなく前腕ロール可動も両立している。
脚部は変形ギミックのおかげで爪先を上・内側に傾けることができるため接地性が高い。股関節はボールジョイント、膝は90度可動。
カノンは側面に凹ジョイント1、凸ジョイント2を備え、前腕に装着、あるいは手持ちで装備出来る。
銃口は凹ジョイント、後端に凸ジョイントがあり、連結砲を形作る。
接続パターンによっては棍棒やハンマーのように使う事も出来るぞ!
もちろん既存のEZ・サイバーバース武器と組み合わせてパワーアップもさせられる。
またアイアンハイドは変形ギミックの都合で足裏に凹ジョイントを持つため、下駄履き合体の可能性も広がりまくり。
ピックアップトラックから変形してマッシブ体型で両腕にカノン。同キャラだからこそ各部の解釈の違いが面白い。
実写アイアンハイドの設定の一部がバルクヘッドに流入しているフシがあるためかアイアンハイドが劇中に登場する事はなかったが、プロフィールによれば二人のコンビネーションでオプティマスを守るのだとか。
オプティマス、バンブルビー、ラチェット、アイアンハイド。この四人はもはやリメイクされるたびにお約束のように揃うが、アニメイテッドもプライムもアイアンハイドのみ別チームになっているのは何故なんだろう……
このクラスのG1アイアンハイドとホイルジャックが出てくれないので代理として配役してもいいかも知れない。
世界が違ってもやっぱり取っ組み合いが良く似合う。
というわけでアイアンハイドでした!
本編未登場だしなぁ、と思ってついつい買いそびれていましたが、我が家のG1アイアンハイド代理として扱えばいいと気付いて後になって探し回ったといういきさつがあったりします。
G1アイアンハイドに似ているかというと顔と色以外はあまり共通点はないんですが、並べてみたら思いの外収まりがよかったですね。
手に取って初めて分かる凝った変形ギミックや副産物としての可動、ハッタリの利いた両腕カノンなど、このクラスの中でも完成度はかなり高いです。