今日のといず・くろすおーばーは!
トランスフォーマースーパーリンクより、もう一人のデストロン合体兵士、EX-01建設合体兵士ビルドロンをご紹介!
トランスフォァァァァァァァァァンンンムッ! 合!体! ビルドルォォォンッ!!
スーパーエネルゴンを巡って争う内に石像のごとく固まってしまった、古代セイバートロン時代のデストロン兵士で、同胞のブルーティカス 同様に復活のきっかけを作ったガルバトロンの指揮下に入った。
短気で粗暴な性格ではあるが、三種五台の建設車両に分離変形してセイバートロン星の瓦礫を撤去するなど地味な作業も行う。
CVは飛田展男氏。同作では二枚目系のナイトスクリーム や変人系のシグナルフレア、老人キャラのスプラングなど、幅広い役どころを演じている。
2004年11月頃発売。ブルーティカス、スペリオンと同時期に登場した同フォーマットの合体兵士ではあるが、本商品のみトイザらス限定販売というスタイルを取り、商品ナンバーも特殊な物となっている。
オリジンは初代「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した、ビルドロン師団(ロングハウル、スクラッパー、グレン、ボーンクラッシャー、スカベンジャー、ミックスマスター)及びその合体兵士・巨人兵デバスターだが、6体合体でスクランブル合体機能も持たないものだった。
スーパーリンク版では基本的な名称を踏襲しているが、前作「マイクロン伝説」に単独戦士として軍曹デバスターがいるため合体名を「ビルドロン」とし、ミックスマスターがオミットされている。
海外版では五体とも単体販売された他、G1リメイクシリーズ「TRANSFORMERS CLASSICS」ではG1デバスターに近いイメージにリペイントされた「CONSTRUCTICON DEVASTATOR」がウォルマート限定でセット販売された。
本商品におけるリーダーロボ。デラックスクラス相当で、パワーショベルに変形する。
実はスーパーリンク版、CLASSICS版ともにパーツの組み間違いがあることで有名なのだが後述。
バケットにはエネルゴンポケットが備えられており、エネルゴンスターを装着可能。さらに両脇にはマイクロンジョイントと思しき造形があるのだが、レイアウト上スムーズに装着出来る物はほとんどないので単なる突起かも知れない。
変形ギミックとの兼ね合いもあってクローラー部分が極端に小さいのが特徴。採掘物をバケットから下ろすための開閉ギミックも再現している。
車体上部にはマイクロンジョイント。間隔が狭いのでやっぱり使いづらい?
ちなみに海外版だと奥のデバスターこそが「スカベンジャー」だったりしてややこしい。
グレーのプレートパーツでクローラーの位置を固定する。クローラーは出荷状態では上下の組み間違いがあってこのロック機構が無意味化していたのだが、変形合体の際には特に不都合がなかったりする。
クローラーの間に収納されていた頭部を展開して変形完了。
左腕のバケットアームが目を引く、左右非対称のシルエット。
変形機構との兼ね合いもあり、右肘は二重関節。一方で頭部は左右のパーツにがっちりと挟まれてほとんど動かせない。
足首関節こそないが、大腿ロールや腰回転など基本的な関節はだいたい動いてくれるため、ポージングに不都合はない。
回転しない頭部ではあるが、集光ギミックによって目を光らせることができる。
手持ち武器はないが、マイクロンやテラーコン由来のエネルゴンウェポンなどを持たせることでいくらでも拡張出来るのがマイクロン三部作の強み。
劇中でこのツーショットが見られるのはSP「必見! 夢の最強マッチ」のみ。
続いてはホイールローダー組