今日のといず・くろすおーばーは!
5年越しのリメイク! グッドスマイルカンパニー「THE合体」シリーズより超合体超人DXフルパワーグリッドマンをご紹介!
『超! 合体超人!! フルパワーグリッドマン!!!!!』
〇玩具解説
2024年8月29日メーカー出荷。同時発売物には「THE合体 ゴルドバーン Extra Gold ver.」がある。
2019年発売の「DXフルパワーグリッドマン」のリメイク品として2023年1月のメカスマインパクトで発表されたものの、実際の発売は「THE合体 超合体騎士フルパワーグリッドナイト」が先行したため発売順準拠だとあちらの仕様変更品ということになる。
GRIDMAN(Primal Fighter)
というわけで素体となるグリッドマンから。
左から旧DX、本商品、フルパワーグリッドナイトで比較(以下の写真も同順)。
フルパワーグリッドナイト付属のグリッドナイトとは塗装の他に頭部と左前腕の造形が異なる。股関節や肩関節のクリック構造や肩のロック機構はそのまま踏襲している。
拳・武器持ち手の他に手刀と開き手が付属。可動範囲もDXフルパワーグリッドナイト参照。
グリッドマンキャリバー
スカイヴィッターは場合によって展示スタンドが付属することもあるけど同じく自力で飛んでくるキャリバー用のスタンドって商品化していないよね……?
比較
色とアックスブレードの形状以外はナイト版と変わりなし。
専用武器持ち手で保持。
なお今回はアックスブレードがぴったりと閉じない報告が各所から上がっており、グッスマの回答も「仕様」とのこと……ぴったり閉じすぎて開きにくいって苦情が入ってしまったのだろうか。
不具合報告件数が増えるとまた対応が変わるかも知れないが……
グリップを開いたアックスブレードに装着して手持ちさせ、グリッドマンキャリバー(小)を持たせると電光超人版のバリアシールド&プラズマブレードを彷彿とさせるフォーメーションに。
バトルトラクトマックス
フロントの拳パーツは組み立て式可動ハンドに交換してもビークルモードを維持できる。
可動ハンドは心なしかフルパワーグリッドナイト版よりもパーツの渋みが強め。
コロ走行とタンカーキャノン可動は据え置き。
比較。意外と赤味が暗い。
合体ギミックも特に変わらず。
注意事項はナイト版参照。
剛力合体超人マックスグリッドマン
映画だと出番なし。映画小説版だとUniverse Fighterが連続合体の中で使用していた。
プロポーション
肩の跳ね上げにロックがかかるので怒り肩を維持しやすい。
可動ハンドの他、派手なポーズの開き手が左右とも付属し交換可能。
比較
旧DXではシールだった肩前面のデザインなどは塗装で再現されている。
タンカーキャノンと合わせて放て、マックスグリッドビーム!
バスターボラー
コロ走行と側面ミサイルハッチ展開が可能。
比較
思いのほか旧DXのドリルのシルバーが明るかった。
注意点
バスターグリッドマン/フルパワーグリッドマンのメットはバイザー周りを跳ね上げるのではなく、前方にわずかにスライドさせてクリアランスを設け、グリッドマンの頭部に被せてから押し込んでフィットさせる、という方式になっている。
一番上の画像の緑の〇で囲んだピンを決して超えないようにするのがポイント。
ここを跳ね上げると額のランプ周辺のクリアパーツに負荷がかかり、パーツが破損してしまう可能性がある。というかしたので直した。
後はナイト版と同じ要領で……あ、パワードゼノンの目が出ちゃってた。
武装合体超人バスターグリッドマン
やはり映画だと出番はなし。不動の砲撃形態だとフルパワーグリッドマンが上位互換に来ちゃうからなぁ……ドリラーモードありなら話は変わるけど。
プロポーション
末端肥大の真逆のプロポーションだから格好よく撮るのが難しい。
武器持ち手でハンドルを握らせ、バスターグリッドミサイルとガトリング砲を撃て!
比較
何が適切なバランスなのか改めて考えてしまうね。
ツインバスターグリッドビーム!
ドリル裏側のメタリックブルーは塗装済み。
スカイヴィッター
相変わらずデカい。心なしか主翼のスライドレールが緩かったので調整している。
こうして見ると旧DXって濃紺だったんだなぁ。
そして合体
大空合体巨人スカイグリッドマン
結局映画では出番がなくスカイグリッドビーム(仮)は披露せず終いだったのだが、スカイグリッドマンをコピーしたスカイアンチは活躍していたので多少は報われたってことでひとつ。
プロポーション
爪先を開いてしまえば降着状態と言い張れるが、一応はスタンドに専用アダプターを付けて展示。
股関節の保持力は高いが膝が負ける。
比較
何でもっとも先発で出た旧DXの主翼スライドレールがダミーなんだ……と今更思う。
やってみた
スカイグリッドナイト用のヘルメットをグリッドマンに被せたら、固定というには緩いがまあまあ絶妙に収まってしまった。
逆は不可。ナイト君耳が出っ張ってるもんね。
合体戦人パワードゼノン
映画だと復活してからすぐにナイト君と合体する時にこの姿だった。
プロポーション
今さらだけどパワードアックスはパーツを開いたり柄を回したりせず片刃の斧として振り下ろした方が効果があるのではないだろうか。
比較
パワードナイトゼノンに比べるとスカイヴィッターの肩ジョイントが幾分か抜けやすく調整されている……ような気がするが単なる個体差かも。
並び立つと結構サイズ差がある。
今こそ全員の力、合わせる時!
というわけで全員合体!
超合体超人フルパワーグリッドマン
映画では中盤にカイゼルグリッドナイトと夢の共演を果たしたが、それはあくまでも中盤戦でしかなく……
プロポーション
力強さを感じさせるプロポーション。ギミックの特色はフルパワーグリッドナイトに準じる。
背中のハンドルにキャリバーを挿して格闘!
比較
旧DXも立ち姿のカッチリ感は嫌いじゃないんだけど設計がまだこなれていなくて扱いにくいしあまり動かせない(可動範囲の面でもパーツの保持力の面でも)から……。
ツインバスターグリッドビーム!
アックスブレードがクローラー保持アームと干渉するので畳んでしまってもいいかも知れない。
フルパワーチャージ!
グリッドフルパワーフィニッシュ!
だいぶグレートマイトガインの真っ向唐竹割りっぽい技。
ステージ&アクション用フレーム
アクション用フレームでフルパワーグリッドマンを組み上げればグリッドマンと並び立たせることもできる。
フルパワーグリッドマン ゴルドコンバイン
別売りのゴルドバーンとの合体はこちらでも健在。グリッドナイト同盟にゴルドバーンを受け入れたナイト君ならともかく、グリッドマン+新世紀中学生だとゴルドバーンとの関係性がちょっと遠いな。
さらに比較
別物のデザインなのにちゃんと相通ずるものが見えてくるのが凄い。
ダブルパワーフィニッシュ! さすがにダイナミックキャノンの片手持ちは工夫しないと肩のクリックが負ける!
というわけでTHE合体フルパワーグリッドマンでした!
未購入のスーパーミニプラやMODEROIDも入れると合体・可動モデルはこれで5つ目。SSSS.GRIDMANの象徴的存在ということもあってギミックの複雑さの割に立体化の機会に恵まれていますが、これは現時点での決定版といえるでしょう。
これ以上の進化があるとすれば、アクティビルダーのようなチューブギミックを取り込むとかパワードゼノンの関節を追加するとか、可動強化版ダイナゼノンも出して改めて統一合体図を作り直すかくらいかな……。
THE合体シリーズだと今後はサウンドラスが予定されており、そちらも楽しみです。