今日のといず・くろすおーばーは!
ファンガイアの王の鎧1号機! S.H.Figuarts仮面ライダーサガ(真骨彫製法)をご紹介!
王の判決を言い渡す……死だ!
〇キャラクター解説
身長:205cm 体重:110kg パンチ力:12t キック力:35t ジャンプ力:ひと跳び90m 走力:100mを2秒
2008年におけるファンガイアのキング、登太牙が人工ゴーレム・サガークをサガークベルトとして装着することで纏う「運命の鎧」。
ファンガイアの王室技巧匠兄弟が最初に作り上げたもので、闇のキバ・黄金のキバの鎧と比べるとエネルギー解放と意志伝達の手段が別個に分かれている、全身の鎖(デュナミスカテナ)が能動的に伸縮することで動きをアシストすると言ったコンセプトの違いが見て取れる。最初に作られた鎧ということもあり、用いられている魔皇石一個あたりの純度や希少性は随一。
2008年時点ではキバの鎧二種を真夜が持ち逃げしていたため太牙はこの鎧を運用し、裏切り者のファンガイアの処断を行っていた。
紆余曲折ありキングの座を追われた際に太牙がさらなる力を求めて闇のキバの鎧を手に入れて以降本編での出番はなくなるが、ファイナルステージでは再度こちらを装着している。
〇玩具解説
2023年11月1日~2024年3月3日受注、2024年6月17日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送品は「ゴルドダッシュ」等。
アクションフィギュアが当時の食玩くらいしかなかったキャラクターなので待望の商品化となった。
スタイリング
実に真骨彫らしい肉体表現のボディライン。
バストアップ
漆黒の魔皇石がだいぶクリアブルーなんだけどこれは作品準拠。
首可動
バイパークラッシャーの顎がちょっと張っているので俯く動きだけやや浅い。
腕
今回、バロッキングアーマー(肩)の接続ジョイントの節が少なく引き出しが出来ないため、肩を上げる角度が大きく制限されてしまっている。
前腕が若干回転。
胴体
後屈の方が前屈より得意なのはまあフィギュアーツ全般のあるあるなので。
片膝立ちが綺麗に決まるのはスネーキングデスブレイク的に高ポイント。
足裏の魔斬口は青。サガの場合使い道がどこか分からないんだけど……ジャンプ力補助?
ハンド
武器持ちや特定シチュエーション再現以外のハンドは拳と平手一種のみ。
サガークベルト
マンダテーブルは手動で回転させられる。
サガーク
付属のアダプターを介して3mmジョイントのあるスタンドで空中展示が可能。
ジャコーダー
収納状態、剣形態(ジャコーダーロッド)、鞭形態(ジャコーダービュート)がそれぞれ付属。ジャコーダービュートは針金が入っているベンダブル仕様となっている。
ウエイクアップフエッスル
専用の摘み手が左右ともに付属。摘まむだけなので保持力は相応。上半身の腹筋モールドとフエッスルの膨らみが干渉するのでサガークへの装填がかなり難しい。
『ヘンシン』
肘と手首の曲がり角度がやや足りないので、ジャコーダーをサガークに真っ直ぐ挿せない……
スネーキングデスブレイク
ライダー界の三味線屋の勇次でお馴染みの必殺技。ジャコーダービュートで貫くか縛り上げるかした敵を、空に浮かんだ紋様をくぐって着地することで吊り上げ、エネルギーを注ぎ込んで爆死に追いやる。
戦闘開始
「王の判決を言い渡す……死だ!」
Roots of the Kingいいよね。
キバと一進一退の攻防!
でも相手がザンバットソードを持ち出してくるとね……力不足は否めないよね……
というわけで真骨彫サガでした!
ステンドグラス風装飾がコストに響くためか、全面シールで再現していた当時品の食玩くらいしかアクションフィギュア化に恵まれなかったライダーが満を持して登場!
……とまあ実際にカッコいいしプレイバリューも高いのですが、肩と肘と手首の可動範囲が物足りないため痒いところに手が届かない出来になってしまっています。
真骨彫で出た以上は短期間でのリメイクも望めないわけですが、イベント限定品とかで腕周りのみ改善したサガとか出てきたら欲しくなってしまうかも……