今日のといず・くろすおーばーは!
憶千年、もとい10年の時を超え真骨彫でリニューアル! S.H.Figuartsキョウリュウレッド(真骨彫製法)をご紹介!
※ディノチェイサーは付属しません。
〇玩具解説
キャラクター解説はこちらを参照。
2024年5月18日発売。
同時発売物は「スーパーサイヤ人ゴッド孫悟空-正しき心がもたらすサイヤ人の神-」「市川レノ(怪獣8号)」「スピリッツ(SHY)」「ガイル -Outfit 2-(ストリートファイター)」「ラオ&シーフ(SAND LAND)」等。
以前のフィギュアーツに比べるとアクション性能が向上している他、当時はオミットされたガブルキャノンも再現されている、が……
スタイリング
旧版(右)に比べると逞しくなった。当時は気にならなかったけれどあの頃のSHFキョウリュウレッド、細いな……
バストアップ
首は大して遮るものもないのでよく動く。
肩は「胴体内の軸(前後・上下)」「胴体と腕を繋ぐボールジョイント」「肩と上腕を繋ぐボールジョイント」「そのボールジョイントと前腕を繋ぐロール軸」という多重関節構造になっている。
肩を前に上げる際は緑で塗った部分を動かさないと前方やや斜めに広がる挙上となるが、緑の部分ごと動かすと腕を内側に寄せられる。
左腕は胸プロテクターのエンブレム部分がボールジョイント接続になっており干渉を逃すことが可能。
そのため旧版では不可能だった、腕を伸ばしたまま胸前でクロスするような動きすら可能となる。
上腕は慎重に引っ張れば取り外しが可能。
しかし今回、アームドオン右腕が付属しない。
腰可動
ちょっと無理すれば腰も360度回りそうなのだが、ある程度ベルトが締め付けてくる。
なお獣電モバックルは非可動。
下半身
開脚幅や接地性など高水準。
ハンドパーツ
基本のグー。手甲のシルバーがいずれもギラギラしている。
平手と開き手。
荒れるポーズ手。
獣電池&持ち手
ガブティラ獣電池一本のみ付属。出来ればもう一本欲しかった。裏側の造形とプリントもバッチリ。
ガブリボルバー&ガブリカリバー
ガブリボルバーは銃口ポップアップとシリンダー回転、ガブリカリバーは獣電池ソケットカバーの開閉ギミックを搭載。
ガブルキャノン
全国4億7千万人のキョウリュウジャーファンが待ち望んでいたフィギュアーツ仕様のガブルキャノンがついに!
さすがに見栄えのするサイズのガブリカリバーは変形させられないため、折りたたみ状態のユニットをガブリボルバーに装着する形となる。
ガブリボルバーのレバーが非可動なのはまあサイズ上仕方ないよね。
なお、その代わりなのか何なのか、アームドオン右腕とガブティラファングは付属しない。
というわけで
「牙の勇者ァ!」
「キョウリュウレッド! ハァッ!」
「荒~れ~る~ぜ~、止めてみなァ!」
「ブレイブ、イン!」
【バモラ!】
「獣電ブレイブスラァッシュ!!」
獣電池が二本あれば上下のソケットに装填してバモラムーチョできたんだけどね。
「獣電ブレイブフィニーッシュ!!」
ガブルキャノン、待望のギミックではあるが銃剣モードへの変形は出来ない。
そもそも獣電池の追加装填なしでマシンガンとショットガンの撃ち分けが出来るって立ち位置であまり必殺技としても使われてなかったしね。
キング&キング
クワガタオージャーと並べるならキングキョウリュウレッドの方がやっぱりしっくり来るかな……
というわけでキョウリュウレッド(真骨彫製法)でした!
アクションフィギュアとしては確実に進化しており、スタイリングも可動範囲も向上しています。あと地味に旧版よりハンドパーツの交換もしやすかったり……
一方でやはり気になるのはオプションの不足。むしろここは「同仕様のキョウリュウブラック~ピンクを出した上で、五人分のアームドオン・ケントロスパイカーセットも出すしゴールド~シルバーも出す」ための前振りだと解釈したいところですが……やはり厳しいかなぁ。