今日のといず・くろすおーばーは!
パワフルで頑丈な救助員! トランスフォーマー:キングダムよりKD-10オートボットインフェルノをご紹介!
「本当は消したくないんだが、火を見ると本能でね!」
〇キャラクター解説
初代アニメ「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場するサイバトロン(オートボット)救助員。親友のアラート(レッドアラート)とは正反対に、豪快な熱血タイプで前線に出たがる好戦的な面が強い。
8,000℃の高温にも耐える頑強なボディを持ち、セイバートロン(サイバトロン)星時代には恋人のファイヤースターと共にレスキューチームを組んでいた時期もあったことが語られている。炎と見ればレスキューのために果敢に飛び込んでいき、燃え盛る炎を見ればそれが敵であろうと消火する信念……というより本能を持つ。
CVはグリムロックやクリフらと兼ね役の喜多川拓郎氏。
玩具解説
2021年7月31日発売。ボイジャークラス。
同シリーズの同時発売物は「KD-11ウルトラマグナス」「KD EX-06メガトロン(タカラトミーモール限定・コアクラス)」「KD EX-07スタースクリーム(タカラトミーモール限定・コアクラス)」。またスタジオシリーズでは「SS-66オートボットディーノ(ダークサイド・ムーン)」「SS-67スタースクリーム(BUMBLEBEE)」が発売されている。
WFCシリーズとしては一つ前のアースライズで発売されたグラップルの仕様変更品で、元設定に基づいた相違点が新造パーツとなっている他、グラップルでは長すぎたビークルモードの一部固定ピンが短縮されている。
ビークルモード
はしご車にトランスフォーム! G1トイとパーツ配置はかなり近付けられている模様。
転がし走行が可能。
なおはしごはこの状態が最長となっている。
はしごは基部で回転し、仰角をつけられる。先端の消火銃は5mmジョイント接続で角度を変えられる。
なお初代アニメだとはしごの根元や途中からノズルを伸ばして消火液をぶちまけることが多かった。
はしごを縮めた状態。
比較
長い車体ひっくるめてボイジャークラスなので、スケール的にはデラックスクラスの車両よりコアクラスとかリージョンクラスの方が合う感じ。
ライフルや消火銃、バレルを取り外して。
トランスフォーム!
折りたたまれていた腕部を展開。
下半身を起こして足首を畳む。
運転席とラダーを繋ぐアームを畳んで本体に密着させて。
ラダー基部のボックスを反転させ、首を固定。
ラダーを後ろに回して。
片側の手首を起こし、反対側にはラダー側面に装着していたバレルパーツを差し込む。
頭部を反転させ、ウィングを起こし、ラダー先端に装着していた消火銃を頭部左脇に付け直して完成!
ロボットモード
サイバトロンメンバーの中では比較的巨漢(さすがにスカイファイアーやオメガスプリームには負けるが)で重量級。ディテール密度は高いがどことなく野暮ったいスタイリングを完全再現。
……実は
アニメでは右手がバレル、左手がマニピュレータなのだが、撮影の際にずっと左右を間違えてしまっていたので……後で撮り直したこちらが正しいスタイル。
比較
壱伏はビークルモードのスケール感優先で集めているから、ロボットモードだとアニメと異なるバランスになる。
というわけでアースライズ・スタースクリーム(ボイジャークラス)及びレガシー・シャープネル(デラックスクラス)と。
頭部
首は360度回転可能だが、頭部を覆う箱状の構造物で視界を遮られがち。
手首の回転こそないが腕部は標準的な可動。肩の出っ張りと頭部のウィングが干渉する時はウィングを畳んで逃がそう。
両手を拳にすることも可能。同型ボディのグラップルは右手が拳、左手がバレルなのだ。
下半身
腰は回転し、足首の接地性も高くなっている。
ライフル
G1設定によれば消火ライフル。他の銃口ともども先端にシージ系エフェクトを装着可能。
ノズルパーツ
車体側面のホースパーツは5mmジョイントで接続されているため他の部位にコンバートできる。どちらかというとクレーン車のグラップルと差別化するためのアクセサリーという性格が強く、丸まった形状で固定されているためそれ以上のギミックはない。
アクション!
救助もバトルも任せとけ!
というわけでインフェルノでした!
アニメのイメージに忠実かつ、余剰品が出ないフリーポーザブルTFとして順当に進化した一品です。過去にもリメイクはありましたが、あちらはかなり別人化していましたから(あれはあれで格好いいんですが)。
堅実かつ大胆なパーツ移動も楽しめるので遊び甲斐もありますね。