今日のといず・くろすおーばーは!
ブンブンジャー遊びに入門せよ! 爆上戦隊ブンブンジャーより「アクセル全開!! ブンブンジャー爆上スタートセットwithブンブンスーパーカー」をご紹介!
バクアゲットオン!!
○玩具解説
2024年3月2日発売。同時発売の「DXブンブンジャーロボ」「DXブンブンチェンジャー」を同梱したもので、限定特典として「ブンブンスーパーカー(バクアゲモードVer.)」が付属する。
その他には「DXブンブンハンドル」「戦隊ヒーローシリーズ ブンレッド」「同・ブンブルー」「同・ブンピンク」「ブンブンカーシリーズ DXブンブンクラシック」が発売された。
店頭で店員に合言葉を伝えると「ブンブンスーパーカー(ノーマル)」が貰える「爆上戦隊ブンブンジャーあいことばキャンペーン」が同日から開始した他、トイザらス限定でDXブンブンハンドルもセットになった「アクセル全開!! 爆上コンプリートセット」「同・withブンブンスーパーカー」も存在する。
ブンブンチェンジャー
ブンブンジャーの変身・通信・ブンブンカー起動アイテム。届け屋としての仕事の際には資料映像を空中に投影することもできる。
というわけでブンブンチェンジャーは変身遊びの他、ブンブンカーの認識が可能。台座から外して上部のアクセルペダルを押すと回数に応じて「ブン!」「ブンブン!」「ブンブンブン!」と音声が鳴り、三回押した後に底面のタイヤスイッチを回すことで「バクアゲタイヤ! GOGOGO!」の変身音声が鳴る。
システム音声はブンドリオ・ブンデラス同様に松本梨香氏。
ブンブンスーパーカー(バクアゲモードVer.)
全高:1,235mm 全幅:1,770mm 全長:4,445mm 重量:1,280kg(バクアゲユニット搭載) スピード:500km/h
範道大也が乗り回す光岡・ロックスターをベースとしたスーパーカー。基本的には赤地に白ラインのオープンカーだが、ブンブンチェンジャーの操作によりルーフとボンネット内のバクアゲユニットが展開。そのまま前方にブースト噴射することで空を飛ぶことが可能となるが、この時車体が黒地に緑ラインへと変色する。
ノーマルカラーの方は小学生以下限定のキャンペーンだったので断念。
色合いが何かを思い出すなと思ったらネクストライドロンか。
バクアゲユニット展開
スーパーカーは他のブンブンカーと異なり一発展開ギミックはなく、手動でボンネットを上下に開く。
比較
トミカよりは一回り大きく、感覚的にはシフトカーくらいか。TFだと新レジェンズクラスやコアクラス辺りが近い。
ブンブンチェンジャーにセットすると「ブンブン、スーパーカー!」の音声と走行音が鳴る。アクセルペダルを押し込むと走行音が再生されるが、タイヤスイッチは無反応になる。
ブンブントレーラー
「俺も行くぜ!」
全高:13.2m(ゲートモード時:17.2m) 全幅:14.7m(ゲートモード時:95.0m) 全長:53.2m(ゲートモード時:47.7m) 重量:2,500t スピード:400km/h 出力:1500万馬力
ブンドリオ・ブンデラスが巨大化変形したトレーラー型のブンブンカー。超絶走行テクニックを持ち、巨大な車体を使ったドリフトアタックでヤルカーをハイウェイ空間から通常空間へとぶっ飛ばす。
ゲートモードに変形することでブンブンカーをアタックモードに瞬間変形させられる。
なおブンドリオの人格はそのままなのでシステム音声と併せて割とけたたましい。
全ブンブンカーに言えることだが、実際のビークルの他にブンブンチェンジャーセット用のミニカーが存在するトッキュウレッシャー方式。
後ろから二列目のタイヤは回転しないダミーとなっている。
特に固定ギミックはないがブンブンカー二台を荷台上に積載することが可能。
ブンブンオフロード
全高:6.0m 全幅:6.4m 全長:15.8m 重量:500t スピード:350km/h 出力:300万馬力
オフロード車型のブンブンカー。得意ルートを計算しながら走れるツクリタイヤが使われており、悪路の走破性に優れる。
アタックモードに変形するとプラスドライバー型ブンブンカーにシフトチェンジし、敵への攻撃や機械の分解ができる。
転がし走行が可能。しかし歴代車戦隊でも随一の「普通の車っぽいメカ」である。サイズはでかいが。
ブンブンチェンジャーにセットすると「ブンブン、オフロード!」、アクセルペダルを押し込むと「ブンブンジャーロボ! ブンブン作りタイヤ!」の音声が鳴る。
ブンブンワゴン
全高:6.0m 全幅:6.2m 全長:15.4m 重量:500t スピード:330km/h 出力:300万馬力
安全性能と積載性能に優れたブンブンカーで、得意ルートを記録しながら走れるツクリタイヤが使われている。
ブンブンカーはブンドリオとブンレッド=範道大也の目標のためにブンドリオの設計と大也の資産で作られたもので、ハシリヤン対策を至上目的とはしていない。またカーシェアリングにより全ブンブンジャーが全ブンブンカーを運転できるため、基本的にピンク=志布戸未来用のブンブンワゴンも2話ではブルー=鳴田射士郎が作戦のために使用している。
こちらもブンブンチェンジャーにセットすると「ブンブンワゴン!」、アクセルペダルを押し込むと「ブンブンジャーロボ! ブンブン作りタイヤ!」の音声が鳴る。
オフロードともどもスーパーカーと同じくタイヤスイッチは無反応になる。
ブンブンカー出動!
ゲートモードだGOGOGO!
フロントを持ち上げ、シャーシ以外の本体を左右にガバっと開く。
ゲートモード
ブンブンカーをアタックモードに変形させる簡易基地形態。
ブンブンカーをバックで入れてジョイントにセット。まあ劇中ではブンブンカーをジャンプさせて後ろから乗り込んでたけど。
シャーシ部分を前方に押し込むと、ブンブンカーが通過する辺りでジョイントのピンが持ち上がり、ブンブンカーのスイッチを押し込んで一発展開!
そのまま発車(手動)。
ワゴンも同様に。ワゴンの場合は斜めに持ち上がったサイドパネルを上まで上げ切ってやる必要がある。
ブンブンオフロード・アタックモード
飛びそうなフォルムに。ドライバーはIジョイントによる接続なので回転はしない。
ブンブンワゴン・アタックモード
苦魔獣を掴んで運び去れ!
さらに変形!
両腕のロックを外して外側の車体=下半身をそれぞれ180度回転。
トレーラーモードとは反対側に折りたたんで。
スタンドアップ。サイドパネルを畳んで股関節を広げよう。なお股関節はワンクリックしか広がらないようになっている。
シャーシを下に向かってスライドさせたら、背面で左右に割って。
後輪部を前後に割り、後輪をそれぞれ外側に向け、ロボ頭部のタイヤを正位置に。
劇中だと腕部の装備がついてから頭部が変形していたけどね。
ワゴン合体。底面ではなく屋根側のジョイントを用いる。
オフロードは車体底面のジョイントで合体し、リアとサイドを開いてロボ腕に沿わせる。
これにて合体完了!
爆上合体ブンブンジャーロボ
全高:45.0m 全幅:21.8m 胸厚:22.5m 総重量:3500t スピード:400km/h 出力:2100万馬力
ブンブントレーラー、オフロード、ワゴンが爆上合体した「作る・分解」が得意なメカニックロボ。右腕のバクアゲドライバーがネジの止め外し、左腕のバクアゲハンドが資材の加工や組み立てを行う。ブンブンジャー三人とブンドリオが心をシンクロさせて駆動するためやはり賑やかになる。
必殺技はバクアゲドライバー・ブンブンフィニッシュ。
スタイリング
細い両腕のボリュームをブンブンカーで補う感じ。
メイン部分が白+差し色という戦隊ロボも割と珍しい。
頭部
首は回転しない。額のタイヤはトレーラー時の右後輪でもあるため回転可能だが、その分正位置からズレがち。
「ねじらっちゃってねじらっちゃって~!」
キングオージャーとは異なり戦隊ロボらしい従来通りの最低限の可動……と思いきや。脇が開くロボってそんなに多くないよね。
腕を上げる時は肩の前垂れを先に動かそう。
股関節は所定位置までワンクリック開くことができるのと、ワンクリックだけ後ろに反らせることが可能。
そして前方に90度上げることもできる。膝が曲がらない(※パーツ構成上膝から下を引っこ抜いて差し直せば疑似的に膝を90度曲げる形に出来るが、どうも正規のギミックではないっぽい)ので使いどころはちょっと困る。
とは言え、手元でガシガシ遊ぶ分には充分動くし、剛性が高くあるべき場所にすんなりパーツが収まる安定感という点ではフルアクションロボより扱いやすいのも確か。
バクアゲドライバー!
ブンブンフィニッシュ! ドリャァァァァ!
ブンブンスーパーカーを代わりに合体させてみる。
両腕の他に両脚に回転ジョイント、両肩に固定ジョイント、頭部を持ち上げた内側に二ヶ所ジョイント(うち一ヶ所はゲートモード用だが)があるため今後の拡張性もバッチリ。
ブンボット
お手伝いロボ? 現状格納庫からブンブンカーが発進するシーンに出てきて発進シグナルを灯すのがお仕事。
たまたま近くにあったぷりきゅ~とと比較してみる。
顔面(?)を開いてパーツを取り出して。
フェイス装着!
マントになっているシャーシもそれぞれ外して。
ブンドリオ・ブンデラス(日常モード)
全高:203cm 全幅:83cm 胸厚:93cm 重量:280kg
事故で地球に落ちて来た機械生命体の宇宙人。愛称はブンブン。
大也と意気投合し、夢のために二人でブンブンジャーを作り上げた。メカの設計やメンテナンスの他に調理も担当しており、カレー作りが得意。陽気でノリがいい性格をしており、作業中に妙な歌を口ずさんだり、戦闘中も愉快なリアクションを見せたりする。
ブンブンジャーは自身と大也の目標のために作ったものでハシリヤン対策を目的とはしていないのだが、何故かハシリヤンの生態を本人たち以上に把握している。
CVはブンブンチェンジャーともども松本梨香氏。スーパー戦隊シリーズの味方側レギュラーキャラとしては地球戦隊ファイブマン(1990年)のアーサーG6以来の出演となる。
フェイスパーツが追加されて帽子のツバっぽい出っ張りやより丸っこい目で印象を変えているが、首から下はマントのないブンブンジャーロボそのまま。
マントを外した分、頭部本体も上に引っこ抜けるようになったのでサイズの合うものなら適当に放り込めたりする。小さすぎると鳩尾から下に抜けていくけど。
改めてブンブンジャーロボにして
後頭部のタイヤを上げてブンブンチェンジャーをセットすると待機音が鳴り響く。そしてアクセルスイッチを押し込むと
一回目「ブン!」
二回目「ブンブン!」
三回目「ブンブンブン! ブンブンフィニッシュ!」
の音声が再生される。またホイールスイッチを操作しても待機音になる。
変身の時とは異なりアクセルスイッチのみでブンブンブン!の後のブンブンフィニッシュまで直通するのが特徴。
比較
あえてキングオージャーZEROと。サイズ感は同等。
DXフルパワーグリッドナイトと。コンセプトは対極にあるけどどちらもいいものだよね。
ところで壱伏は2000年代からずっとミニプラばっかり買っていてDXロボを買ったのはキラメイとキングオージャーくらいだったりするので、今更ながらグリップに互換性があることを知る。えっとこれどのくらいまで統一されてるの……?
とりあえずちょうどいいサイズで程よく爆発してもよさそうなロボとぶつける。タートラー頑張って脱出しろよ!
名前を聞いたその日から
下手したら誰よりブンドル団みたいな名前してるよね、ブンドリオ・ブンデラス。
というわけでブンブンジャー爆上スタートセットでした!
思い通りの位置にぴったりパーツが収まる堅実性は従来の戦隊ロボ通りということで、昨年一昨年のようなフル可動路線から回帰した感はありますが、その分扱いやすく頑丈に出来ています。
その上で一発変形用ゲートモードギミックは分かりやすく楽しいですし、日常モードも面白い試みだと思います。
まあ三割くらい「好評を受けてフルアクション版ブンドリオとか出してくれないかな」って期待もあって買ったところはありますが……