今日のといず・くろすおーばーは!
2/25に最終回を迎える王様戦隊キングオージャーより、S.H.Figuartsオオクワガタオージャーをご紹介!
「これは人類の、絶望の歴史だ……」
○キャラクター解説
父であるコーサス・ハスティーから告げられた真実とその死、そして「神の怒り」を受けて、宇蟲王を倒すべく「バグナラクを滅ぼしやがてチキュー全土を焼き尽くす宇蟲王の道具」を装いつつ力を蓄え計画を進めていたシュゴッダムの前王。
真相を明かした後は「宇蟲王を倒すため、そして城内のスパイが誰なのか分からない状態だったとは言え行った数々の振る舞いを赦されるべきではない」という本人の意向もあり、王様戦隊の「道具」として各国で贖罪の下働きをしているが、「民を思いながら目的のために邪悪に落ちた王」として他の王に助言をしたり、策謀に付き合ってくれたスズメ・ディボウスキが押しかけ女房めいて牢に入ってきたりと、決戦中ではあるが王位在籍中に比べると心穏やかな日々を過ごしている。
最終決戦では「避難計画ゼロ」を知る者として民をコーカサスカブト城で宇宙へ逃がす役目を担っていたが、他の側近や国民たちの声を聴き、己の心のままにギラたちの要請に「反逆」。民たちと共に宇蟲王討伐のために参戦した。
○玩具解説
2023年8月21日~10月22日受注、2024年2月22日発送開始の魂ウェブ限定品。
同時発送物は「ダダ(人間標本5・6ver.)」「ジャグラス ジャグラー(ヘビクラ ショウタver.)」など。
クワガタオージャーのリカラー商品となっており、新たにキングズウエポンが付属する。
スタイリング
オージャカリバーZEROは腰のホルダーに帯刀可能。
マントは軟質素材。
バストアップ
右胸にはクリアパーツの下にシュゴッダムの紋章。
アクション性能や付属ハンドはS.H.Figuartsクワガタオージャーと同一。
オージャカリバーZERO
こちらは新造。
2000年前から受け継がれているオージャカリバーのオリジナルで、ハスティー家の者にしか扱えない上、起動するためには所有者の血が必要なことが失伝してしまっていた(ラクレスもその父コーサスも流血により初めて王鎧武装に至っている)。
キングズウエポン
おそらくオージャカリバーと同じくヤンマ・ガストが製作した可変武器。予備があったのか、ラクレスの手元にあった物とは別にヤンマがギラ用を増産したのかは不明だが、描写から判断するにジェラミー以外の王様戦隊及びラクレス用で都合6基が存在する。
基本は盾モード。
裏側
二本のグリップと回転式のブレードによって変形!
剣モード
盾を横から持つ形に。デッカーシールドカリバーといい、シールドから剣に変形させると両モードのエッジの方向を一致させる必要があったりするしね。
銃モード
主にヤンマが使う中距離銃撃モード。
本商品のキングズウエポンは後述する薙刀モード用のジョイントピンが飛び出しているのだが、何気にこのピンは少し引っ張れば取り外しができるようになっている。
奥まっているが銃口っぽいディテールもあるので恐らくは想定されたギミックのはず。
鎌モード
ブレードを片側だけ起こした近接戦形態。ヒメノが使う。
弓モード
リタが用いる長距離狙撃に向いた形態。ブレードを広げてボウガンっぽい形にした上で横に寝かせて弓に見立てる感じ。
爪モード
ブレードを少しだけ起こしたカグラギ用の超近接形態。使いづらそう。
そしてオージャカリバーZEROの柄頭のパーツを取り外して、剣モードにしたキングズウエポン側のピンに差し込むと。
薙刀モード
基本的にはギラ用ということになっているが、出番が少ない高威力モード。
クワガタオージャー付属のオージャカリバーも同様に柄頭を外せるようになっているので合体可能。
大鎌モード
薙刀モードからキングズウエポン部分を鎌モードにしたもの。ヒメノが使っているモードとしてはこっちの方が印象深い。
世界の果てまで赤い炎で照らして
限界の先まで挑み続けてINFERNO
最悪の王VS邪悪の王!
決闘裁判を何度もやりつつ状況をコントロールしているラクレスだった。
ロードフィニッシュ!
急所の外し合い兄弟。
そして掴んだ好機。今こそ宇宙を救う時。
というわけでオオクワガタオージャーでした!
本体はクワガタオージャーのリカラーなので目新しさは薄いですが、その分番外戦士ポジションながら大方の期待どおりに商品化されましたし、対決も共闘も映える組み合わせなのでむしろ嬉しいところ。ゼンカイ・ドンブラに比べるとシルエットや体格が普通の戦隊なので、他の五人やキングクワガタオージャーもフィギュアーツ化してほしいですがそれは難しいか……
元玩具のギミックがシンプルなこともあってキングズウエポンが全形態再現できるので、実質リカラー品ながらプレイバリューが上乗せされているのも好印象ですね。