今日のといず・くろすおーばーは!
パワーアップしたビーストメガトロン! トランスフォーマーレガシーよりTL-21メガトロンをご紹介!
今日から俺様が変わるぞぉ! アァァチョォォッ!
○キャラクター解説
惑星エネルゴア=太古の地球においてビーストメガトロン(メタルスメガトロン)は機能停止中のG1コンボイを破壊することでサイバトロン勝利の歴史を改変しようと企んでいたが、ビーストコンボイはG1コンボイのスパークを体内に保護することで計画を阻止し、副作用でパワードコンボイ(Optimal Optimus)へとパワーアップした。
これに対抗すべくビーストメガトロンはG1メガトロンのスパークを取り込みパワーアップすることを画策。クイックストライクとタランスの裏切りによりマグマへと突き落とされるも、そのエネルギーをも吸収してトランスメタルス2の姿へと強化された。
ドラゴンヘッドからは炎の他に冷凍ガスも噴射が可能でその他のスペックも全体的に上がっているが、何より厄介なのはG1メガトロンのスパークを保持し続けているため下手に倒すと歴史が変わってしまうという点。
地球での決戦ではデストロン戦艦ネメシスを引き上げ乗り込んできたパワードコンボイを終始圧倒するも、ライノックスがネメシスにシャトルで突っ込んだことで敗北。G1メガトロンのスパークを元の体に返還した上で元の時代のセイバートロン星へと連行されることとなった。しかし……
○玩具解説
2023年3月25日発売。リーダークラス。同時発売物はTL-25レオプライム等。
海外では同仕様のものが「TRANSMETAL Ⅱ MEGATRON」名義で発売された。
当時品にあったビークルモードは省略されている。
ビーストモード
真っ赤なドラゴンにトランスフォーム!
体形の都合上、直立させることになるので縦に長い。
比較
ホバーで飛ぶメタルスメガトロンは未リメイク。出てくる機会あるのかな。
日本のTVシリーズではひとつ前の破壊大帝(BWⅡ・ネオ除く)と。
頭部
顎を開くと5mm穴があり、付属するファイヤーエフェクトをセットできる。
首は各節がボールジョイント接続でフレキシブルに可動。
前脚は真っ直ぐ伸ばせないが変形の都合で深く曲げられる上、手首の回転とスイングも可能。
脚部はロボットモードの膝を曲げて脛を逆方向に曲げているため、可動範囲や接地性はロボットモードのそれに近い。
尻尾も各節がボールジョイント接続。
羽根
片側につき五枚のクリアパーツが折り重なるのでなかなかの質感。
空中展示用のスタンド穴がないので、空中展示したい時は市販のスタンドを出来れば複数使うといいだろう。
トランスフォーム!
脛を伸ばし、股関節を一旦広げて尻尾から繋がった胸板を背中側に回す。
左右の股関節を張り合わせ、胸板を開いて両前脚を畳み込みつつ、ドラゴン頭部を左腕に移動し、体内に折り込まれていた右腕も展開。
尻尾と連結されていた頭部を後ろから回り込ませて固定すれば合体完了!
ロボットモード
当時品より頭身が上がったプロポーション。
背中に回り込んだビーストモード胸板パーツは本来板ピンでしっかり固定できるはずなのだが、色々干渉してちょっと浮いた形になってしまう。
バストアップ
ビーストらしい食いしばりフェイス。歯と歯の間が黒く塗装されているので叫んでいるようにも見える。
頭頂部からの採光で額……というか頭頂部のクリアパーツ(旧玩具だとミサイルのあった部位)に集光できる。
首回転はウイングの爪パーツに後頭部の尻尾が干渉するので左右各45度程度。
右腕は基本的な可動をこなす。変形の都合で肘が180度曲がる一方、手首の回転はない。
左腕は肩周辺が基本的な可動。後はドラゴン首としての可動となる。
股関節は180度開脚も可能だが、足首の左右スイングが追従するのは各45度程度。
大腿ロールあり。変形の都合で膝が深く曲がる他、足首は前後スイングもする(左右回転はしない)ので片膝立ちは決まりやすい。
ファイヤーエフェクト
ドラゴンヘッドだと斜め下方向への火炎放射となる。
硬質素材なので棍棒のように右手に持たせることも可能。一方、他のシージ系エフェクトと異なり3mmピンにダメージエフェクトとして装着することはできない。
比較
ビーストヘッドハンドになっている腕が左右で反転してるのね。
翼を開くと迫力が増す!
POTP OPTIMAL OPTIMUSと
対比はいい感じだけどPOTPの仕様は癖があるので、正統派リメイクもされてほしいところである。
というわけでドラゴンメガトロンでした!
目を引くようなビックリドッキリギミックは特にないものの、全体的に迫力に満ちた一品です。両モードともアクション性が高く変形難易度もそこそこで、堅実な作りになっていますね。