今日のといず・くろすおーばーは!
初期サイバトロン(オートボット)の巨大戦力がリメイク! トランスフォーマーシージよりSG-39オメガスプリームをご紹介!
「話、早く。時間ない!」
〇キャラクター解説
オリジンは「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」第31話から登場したサイバトロンの巨大戦士。役割は警備員で、「オメガ・スプリーム」とも表記される。
ロケット・発射台・護衛戦車の三体に分離し、ロケット部分はサイバトロンの長距離移動に用いられる。目的地に到着すると発射台と戦車が転送されてくるのかどこへ行ってもトランスフォーム自体は可能だが、燃費が悪いためか惑星間移動ともなると到着後にエネルギー切れを起こしたり、爆発して修理を余儀なくされたりもする。
性格は寡黙……というか、かつて洗脳されたビルドロンによって自らも洗脳されかけたため感情が欠落しており、メガトロンやビルドロンへの復讐心以外で喜怒哀楽を発することはほぼなくなっている。一方で仲間のためならば体を張る姿勢も強く見せており、復讐心のまま戦わないようコンボイに諭されて了承するなど、根はかなり素直でもある。
CVはコンボイと兼役の玄田哲章氏。
〇玩具解説
2019年12月26日発売。同時発売物はSG-38ミラージュ等。
WFCトリロジーに入ってからは初のタイタンクラスで、初代アニメに登場したアストロトレインのイメージを忠実に再現し、かつアップグレードされている。
エフェクトパーツの他、マイクロマスターのカウントダウンが付属。
また2023年には同型のガデプがジェネレーションセレクトで発売されることが発表された。
カウントダウン(ムーンレーダー)
オリジンは「トランスフォーマーZ」期にロケットベースに付属していたマイクロ戦士。海外ではカウントダウンだが、日本ではムーンレーダー名義となっている。OVA「トランスフォーマーZ」にも登場した。CVは堀川亮(現・堀川りょう)氏。
当時と同じく月面探査車にトランスフォーム。転がし走行の他パラボラアンテナの角度変更ができる。
トランスフォーム!
見た目通りのシンプル変形。
ロボットモード
シージ・マイクロマスターとしては割とがっしりした感じ。
アクションは変形のための最低限のもので首や腰は回転しない。
また、他マイクロマスターとの武器合体ギミックはないが胸から5mmピンを出して色んな5mmジョイントにくっ付けられる。
ロケット
オメガスプリームの両腕とその間の部分が一本のロケットに。
超合金魂ガオファイガーと並べるとこんなに長大!
先端部のハッチを開けるとマイクロマスターの操縦席が現れる。
戦車
発射台を周回している護衛戦車。底面のローラーで転がし走行が可能。
主砲・副砲は仰角を付けられ、先端にエフェクトを装着可能。
ただし旋回はしない。
ハッチを開くとムーンレーダーを収容することが可能。タイヤを抑えておく突起がある。
ぴったりフィットはしないが、LEGENDSクラスマイスターも収容してハッチを閉じることができる。
発射台
レールが高架式にアレンジされている。
レール部分はタイタンズリターン系のタラップを接続可能となっており、本体スロープや脚部外縁部分にはWFCトリロジー系のAIRロックジョイントが設けられている。
レールそのものもA.I.Rロックジョイントで接続されており、複数いると無限連結が出来てしまう……? さすがにそんなスペースはないぞ!
レール上にいるのはキングダム版のインフェルノ。ボイジャークラスである。
集合
縦にも横にもデカい防衛基地だ!
テイクオフ!
オメガスプリーム付属のエフェクトは結構大振りなのだが、それでも本体サイズと比べて小さく見えてしまう。
トランスフォーム!
レールを取り外して脚部を開く。
立たせて、タラップを太腿に沿わせる形で収容。
上半身を反転!
ロケットは両端を伸ばし、カバーを折りたたむ。
奇跡・神秘・真実・夢。
と言っても右から左に貫通させるのではなく、背中からはめ込む形だったりする。
スロープは半分に折りたたむ。
脇腹から差し込む感じで。
バックパックのジョイントを固定しよう。
戦車を折りたたみ、砲塔を回転させ土台を反転。
胴体に戦車を嵌め込み、胸部と腹部のハッチを閉める。
後頭部のレーザーキャノンを起こして完成!
ロボットモード・スタイリング
ウイングがでかすぎて撮影スペースをはみ出す……
頭頂部のクリアパーツから集光すれば目を光らせられる。また首元がある程度スイングするので、アオリ構図でも顔をみることができる。
300-TT Crusher Claw
右手のクローは二節で開閉するほか土台から回転可能。
爪先端と中央にエフェクトパーツを装着できる。
RT-50M2 Plasma Blaster
ムーンレーダーをセットしてエボリューション気分。
エフェクトは5段積みで、先端パーツのみ三つ付属する。
このサイズで立膝が可能だし、足首の内側スイングもあって接地性は高い。
そして脛のハッチは開閉可能。
ハッチ内部にはコアクラス程度なら一体収容できるだけのスペースがある。
戦えオメガスプリーム!
因縁のデバスターと。割と劇中対比に忠実な感じ。
バトル!
果たして決着は!
というわけでオメガスプリームでした!
ジェネレーションセレクトでガデプが出る、ということで便乗する形でレビューです。さすがにガデプは……どうしようかな……
巨大でかつよく動く、G1イメージ通りのオメガスプリームということで存在自体の満足度が高い一品です。広めのスロープがあるので特にマイクロマスターなどの小型TFとの組み合わせが映えますね。