今日のといず・くろすおーばーは!
ウルトラシリーズ永遠の強敵、ウルトラアクションフィギュアよりゼットンをご紹介!
ピポポポポポ……ゼットォン……
〇キャラクター解説
身長:60m 体重:3万t(この辺りのスペックは作品によって多少異なることもある) 別名:宇宙恐竜
ウルトラマン最終回「さらばウルトラマン」で初登場した、ゼットン星人が連れてきた怪獣。ウルトラマンに完勝した(当個体はその後科特隊の無重力弾によって死亡)ことからウルトラ怪獣最強の一角として知られ、以降のシリーズでも同族や強化個体、ゼットンを意識した怪獣などがボス・中ボスクラスで登場することとなった。
頭部から放つ白色光線や一兆度の火球、八つ裂き光輪を砕いてしまう光波バリア、テレポーテーション能力を有する。
〇玩具解説
2023年6月3日発売。同時発売物は特になし。
ボーナスパーツとしてスペシウム光線・ウルトラスラッシュのエフェクトパーツが付属し、同シリーズのウルトラヒーローに装着することができる。
プロポーション
元々このシリーズはプロポーションが良好なのだが、加えて塗装の省略も少ないためかなり見栄えがいい。
目立つのは後頭部のネジ穴くらいか。
なお甲羅の突起も本来は銀塗装されているのだが、玩具ではさすがに省略されている。カメラのフラッシュを焚くとまあまあそれっぽく見えるよね。
サイズはこれまでのUAFと同じく、フィギュアーツと同等。
上写真は「S.H.Figuarts ゼットン 一兆度の火球Ver.」、下写真は「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンタイガ」「ウルトラマン(真骨彫製法)」(+S.H.Figuartsブラザーズマント)との比較。
体形の解釈は割と近年のゼットン寄り(「ウルトラマンX」登場個体が近い?)。
頭部
特にクリアパーツなどは施されていない。
デザイン上仕方ないが首は回らない。
首回りの外皮が干渉するが、肩は横や前に水平に上げられる。
上腕ロールと手首ロールがあり、肘は90度曲がる。
背面から改めて見ても、塗装や造形がしっかりしているのが分かる。
開脚幅は合わせて90度行かないくらい。足首はボールジョイント。
きわめて接地性が高い……というほどではないが、割と安定する。
太腿は前方90度挙上でき、膝も90度強曲がるので片膝立ちも出来てしまう。
大腿ロールこそないがかなりよく動く。
そんなわけで格闘の強いゼットンもできる。
光波バリアだったりゼットンシャッターだったり。さすがにこちらのエフェクトは大掛かりになるから付属せず。適当に大きめのコップとかで再現できないかな。
光線エフェクト
UAFほぼ共通規格の指が二本ずつ可動する手にはめ込んでスペシウム光線やウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)を再現できるエフェクトパーツ。
多分スペシウム光線は「ウルトラマン降着時Ver.(シン・ウルトラマン)」、ウルトラスラッシュは「にせウルトラマン(シン・ウルトラマン)」に付属していたもののリカラー。
本当はスラッシュエフェクトの装着の向きが上下逆だったり……
もっと深く掌に届くまで差し込むのが本来の装着の仕方っぽいが、個体差なのか押し込みづらい。
UAFなら大抵は装着できる(さすがにベリアルみたいなのは無理だろうけど)他、リング部分の余裕さえあれば割となんにでも使える汎用性の高さが強み。
……とは言え本来の仕様外の使い方をしているので真似する時は自己責任でお願いします。
これが本当のマリン・スペシウム光線っしゅ!
というわけでUAFゼットンでした!
フィギュアーツのノーマルゼットンは買い逃していて一兆度の火球Ver.しか購入していなかったので、ちょうどいいと思って今回購入したのですが、プロポーションの解釈はこちらの方が好みだったりします。
最近だとこのシリーズもオプションを同梱するケースが増えていますしウルトラ怪獣のアクションフィギュア化も進んでいるので、今後にも期待が持てますね。
……次ゴモラ!? 結構ボリュームあるよ!?